- ジュセリーノの予言/テレビ東京「史上最強の預言者ジュセリーノ 未来を変える5つの警告」製作班
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長周期地震動で高層ビルが倒填
近年、都心部にオフィスビルやタワーマンションなどの高層ビルが'次々と建てられている。
そうした高層ビルは'高度な耐震構造を備えており、たとえ大地震が来ても安心だと思う人がいるかもしれない。
だが'最新の高層ビルでさえ倒壊の危険性はある。
「長周期地震動」という地震の波が襲ってきた場合、超高層ビルが耐力を失って'ポキリと折れてしまう危険性があるというのだ。
1985年9月に起きた「メキシコ地震」は'マグニチュード8.1.
このとき、耐震構造を持っているはずの高層ビルが、いくつも倒壊している。
その原因が'「長周期地震動」だった。
長周期地震動では'一軒家や低層の建物が倒壊することがなくてもう高層ビルが次々と倒壊してしまうという事態を引き起こすかもしれないのだ。
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阪神・淡路大震災では'高層ビルの倒壊はなかった。
なぜなら、直下型地震だったために、長周期地震動が起きなかったからだ。
長周期地震動は'海底を震源とする地震のように'震源が深-'都心部から距離がある場合に現れる。
通常の地震波は'速い速度で短い周期の振動が伝わってくるが'長周期地震動はゆっ-りと長い周期で揺れが伝わってくる。
その振動が'高層ビルの揺れの周期と一致すると'共振現象を起こしてさらに大きな力が発生してしまうのだ。
その力は'従来の耐震構造が想定していたものを超えているという。
実は、この現象は最近の日本でも起きている。
「新潟中越地震」の際に'東京都心の高層ビルのエレベーターでケーブルが切れるという現象が起きた。
そのビルは耐震構造だったものの,この長周期地震動によって被害を受けたものだった。
こうした地域や建物は'やがて起きるであろう大地震の際に'大きな被害を受ける可能性がある。
無闇に恐れてパニックを起こすべきではないが'地震をあなどってはいけないのだ。
むしろ、政府や自治体を含めて十分な対策を検討し、各個人でいざというときに防災の知識と準備を進めておく必要がある。
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