ソーシャルメディアマーケティングを取り入れる | 藤村正宏のエクスマブログ

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滅亡するか? 繁栄するか?


子供の頃から恐竜が好きでした。
だから、大人になってスピルバーグの「ジュラシックパーク」を見たときには、そうとう驚き、ワクワクしました。
恐竜のクローンを作り出す。
そんなことができたら、すごいなぁって思いましたよ。
本当に生きている恐竜が目の前で見られたら、素晴らしい。
あんなテーマパークがあったら、絶対に行きたいと思った。
Tレックスや、プレシオザウルス、トリケラトプス・・・。
動いている恐竜、見たいです。
素晴らしいけど、映画の中では、傲慢になった人間が「進化」をコントロールした結果、大変な事が起きます。
やっぱり自然の摂理に逆らうことはできないっていうテーマがベース。
絶滅した恐竜を復活させるというのは、やはりやってはいけないことなのでしょう。


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さてさて、地球の歴史のなかで、恐竜がどうして滅亡したのかというのは、多くの説があります。
聞いていて一番説得力がある説が、隕石説です。
巨大な隕石がユカタン半島に落ちて、あっという間に気候が変化し、その気候の変化に対応できなくて、恐竜は絶滅してしまった。
そしてわずかに生き残った恐竜の仲間は、その後鳥に進化した。
これが今一番有力な学説です。
「そうか、そういうわけだったんだ」
その話を聞いた時、恐竜好きだったボクは妙に納得してしまいました。
一気に地球環境が変化した。
その変化についていけなかった。
滅亡・・・。


環境の変化がつづき、それに順応できないモノが絶滅していく。
いわゆる「自然淘汰」しながら進化したという、ダーウィンの進化論もカンタンに言うとこういうことです。
地球上をくまなく支配していて、どんな種よりも強かった恐竜が、地球の歴史からすると「あっという間」に絶滅してしまった。
だからダーウィンは言っているんですね。
「生き残れるのは、最も強い者でも、最も賢い者でもなく『変化』できる者」だって。


それと同じ事が、今、ビジネスの世界でも起こっているわけです。
環境が変わったのに変化できない。
ソーシャルメディア型のビジネスにしていかなければ、淘汰されるってことです。
思ったように売れない。
思ったような集客ができない。
それは、変われない人や会社が、あまりにも多いからなんです。
ソーシャルメディアやスマホに代表される「革命」によって、経済活動は劇的に変わりました。
ところが、その変化というのが、なかなか実感できない。


日本の歴史上、大変革は今まででもありましたね。
「明治維新」
「太平洋戦争」
今回の変革はもしかするとそれ以上の変革かもしれない。
明治維新や太平洋戦争の敗戦など、今まで日本人が体験した大変革は、目に見える部分で劇的な変化がわかりました。
だからみんな懸命に対応していこうとした。
ソーシャルメディアによる大変革というのは、実はものすごくインパクトがあるにも拘わらず、目に見えない部分が多いわけです。
昨日までちょんまげで、着物を着ていた人が、今日は髪を短くして洋服を着ている。
あるいは、東京の街が見渡すかぎり焼け野原になって、食べるものもない。
そういう目に見える変化が少ない。
だから自分の身に何が起こっているのか気づかないんです。
これってコワイですよね。
自分の今置かれている状態がわからない。
まるで半死人です。
日本の経済を見ていると、こういう「半死人」状態のような会社や個人が多くて非常にコワイ。


「早く来すぎてしまった未来に、対応できない組織やシステムが出てきて、淘汰が始まる」と1970年に「未来の衝撃」で未来学者アルビン・トフラーが予言したとおりです。
ソーシャルメディア、スマートホン、クラウドの登場は、15世紀に印刷技術が発明されたの時に世界に影響を与えたのと同じくらい、いやそれ以上のインパクトがあるのです。
淘汰されないために、ソーシャルメディアマーケティング を取り入れましょう。