小笠原和葉さん(写真右)主催の、
松田仁さん(写真左)のお話会、第八回のレポートです。
☆過去のお話会レポ目次はこちらです☆
(以下、毎度の事ですが「まつかわちえフィルター」が通っておりますので、
松田さんの真意と違うかもしれない事、ご了承下さいませ)
【私】と【宇宙】のクエスト 第八回 情報
「Q:あなたは、どのようにして「時間が経った」という事を知りますか?」
何年も前なのか、数日前なのか、数分、数秒前なのか、
それらを知るセンサーは別の所にある…という話は、
前回の「時間」の所でもお話しましたが、
時間が経ったという事をどうやって知っているか…
それは、何かが違っているから、なんですね。
例えば、朝は明るかったのに、夜、真っ暗になっているから、時間が経ったんだなとか。
夏は暑かったのに、冬は寒いから、時間が経ったんだなとか。
お腹が空いてきたから、時間が経ったんだなとか。
五感を使って、「何かが違う」という事をキャッチして、時間が経ったと感じる
んです。
という事は、「違い」を意識する事の出来る「生き物」が必要になってきます。
さぁ
では、どのようにして「違う」という事をキャッチするのでしょうか。
どのようにして「同じ」という事をキャッチするのでしょうか。
「同じ事=同一」「違う事=差異」
同じ、とか、違う、を意識する=情報、です。
違いを1つ作る事=1情報、
1bit とも言います。
どうでも良いウンチクその1
情報の単位
ビット bit(b) 1,or 0(あるかないか)
バイト Byte(B) 1B(8b)(2の8乗になるので、1度に、256通りの事を処理出来る)
キロバイト (KB) 1KB=1000B
(以下省略しますが、しばらく続く情報の単位表が続いております。)
【トイレのドアをノックするという事】は、どんな情報でしょう?
トイレのドアのノック、何回しますか?
「…2回」
そうですね、だいたい2回ですね。
ノック2回を、2bitと考えましょうか。
なんで2回するんでしょう?
…1回だと、「ノイズ」として処理されてしまうかもしれないから。
(ちなみに、欧米では3回ノックするという人が多いらしいです。
分化の違いでしょうか。)
なので、2回ノックする。これを、情報の冗長化(じょちょうか)と言います。
ビット→単語→文→文章→意味→知識→文脈(コンテクスト)→文化
と、どんどん情報量が増えていきます。
ここでまたどうでも良いウンチク その2
【素粒子】について。
素粒子は、体積ゼロ、形はナシ、の情報、です。
電子とか光子とかも素粒子の1つです。
(他にもいっぱい種類あり)
物理とは、モノのことわり、です。
中国人は、モノは、気で出来ている、と思っている傾向があり
日本人は、モノは、霊的なもので出来ている、と思っている傾向がある。
情報には、形とか面積がありません。
なので「場」にも、形や面積はない………
「ものごとには、はじまりがあるはずだ」
という大きな信念がありますが
これは1つの宗教です。
だって、僕たちが経験する全ての事が、途中から始まっているから。
(しっちゃかめっちゃかなまま、続きます)