松田さんのお話 第八回「情報」中編です。
松田さんのお話 第八回「情報」前編からの続きです。
「色のない緑の観念は獰猛に眠る」(ノーム・チョムスキー)言語学者
この文章の意味がわかりますか
(↑松田さん…いくらポカポカ陽気とは言え11月後半に半袖っ笑)
これ、文法としては正しいけど、意味は無いです。
意味を支える3つの要素は、知識、因果律、意匠(ブランド)です。
朝起きて、家の前がぐっちゃぐちゃだったら、
普通はビックリするけど、
前日の夜、台風が来ていたら
…ビックリしないですよね。
VとLが大きく印字されたバッグを持っている人に対して、
そのブランドのマークの意味が分かっていれば、意味が伝わりますよね。
でも、全然関係ないアルファベットだったら……
意味ないですよね。
【対生成・対消滅】
真空にエネルギーを与えると、粒子と反粒子が生まれる。
ただし、反粒子の方が少ない。
粒子と反粒子が出会うと、光子(エネルギー)になる。
「突然ですが、魔術の基本について」
0=(+1)+(-1)
これが基本。
ま、人間が一番エネルギーを発するのは、S E Xの時なんですが、
魔術とは、人間が意図を持って起こす、サイエンスとアートの全てです。
(ここで眠気が一気に覚める参加者たち)
1つ1つの素粒子が集まって、原子が出来る。
原子核があって、周りを電子がまわっている。
原子+原子で、分子になり…それが集まって…………やがて星が生まれる。
ダーウィンの次に、進化論に大きなインパクトを与えたのは、
リチャード・ドーキンスでしょうね。
「利己的な遺伝子」という考え方を発表しています。
遺伝子は情報である、という事に気付いていたのが凄い所。
子供には、自分の遺伝子が50%入っていますね。
で、何か危険が迫った時
子供が(動物だとして)2匹いれば、
自分が逃げても(100%)、子供を2匹(50%+50%)守っても、
自分の遺伝子は100%残ります。
でも、もし子供が10匹いたら……50%×10匹=500%?!
自分が生き残るより、子供が10匹生き残る方が、遺伝子が保存される確率が高まりますね。
(誰よりも真剣に&楽しそうに受講している主催の人とか…)
リチャード・ドーキンスが命名した概念で「ミーム」というのがあるんですが
これは、生物学の遺伝子にあたるものです。
複製され、伝達され、変異していく、情報の「モト」ですね。
情報の性質とは…
何かが流行り、広まっていく。
保存され、コピーされ、たまに突然変異しながら、広まっていく。
あるモノは長く続き、あるモノはすたれていく…
これって、生物の遺伝子がやっている事と同じなんです。
リアリティ・トランサーフィンの「振り子の法則」というのもあり、
これの「振り子」は、ミームとほぼ同じ意味です。
振り子は、共鳴する人が多いほど、大きく振れる。
しかし、振り子は、一人一人の幸せを考えてはいないので要注意。
自分を幸せにする振り子を上手に使いましょう。
(お~~、あとほんのちょっとなんですが、入りきらなかった。
もうちょっとだけ続きます)