狼藉者も島送り?  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
   
   
いやぁ~、今日の『水戸黄門』は、みんな大活躍だったね。
かつての『ライオン丸、ケンザン!』で獅子丸(変身前の役)やってた人も出てたね。
あの人は一回分のドラマの台本を隅から隅まで
相手の台詞まで、ぜんぶ暗記して
現場のカット撮りの時間やタイミングがどうあろうと
どこからどう攻めてもスムーズに、つなぎあわせのいい芝居をこなせる役者さん。
やっぱりねぇ、カネもらってる限りは素人じゃないんだから 
撮影技術の職人肌や相手の芝居の上手・下手がどうあろうとも
自分に与えられた仕事には感謝して 責任もって最期まで取り組まないとだよな。
そういう俺はというと、今日の午前中、朝の9時前だったか…
蔵元の仕事で蒸し米を蔵の仕込みタンクへ運んでる最中、(最中…モナカが喰いたい。)
階段で足を滑らせて右の足首を挫いた。
痛い。まだちょっとだけな。
午前中で仕事をあがらせてもらえる日 は要注意…だな。
明日も午前中で帰っても午後の仕事の手は足りるらしい。
あさっては、また朝5時前に出勤して
ヤブタ式に搾った酒の酒粕を剥がすことになってる。
基本的に、本醸造とかレギュラー酒(普通の2級酒)を秋から仕込んで
吟醸と大吟醸の酒が徐々に仕込まれ、
季節的に気温の低下にあわせて純米酒とかを仕込んでゆく。
なんでも順序、取り決めってもんがあって、
どんなことでも突然に出来あがるってことは…
この世にない。
全国数千万団体の宗教法人登録者のうち、俗に言う新興宗教の類いで
「ある日、突然、●からのお告げが…」
という、決して正しくはない他人の生き方に、
20世紀後半の日本人の多くが騙しに騙されてた。
んまぁ、霊媒師も八卦の占い稼業の方々も
それはそれでマジメに生きて、立派に生計を立てておられる方も多いと思うけど
「バブル崩壊」なんて言葉も騒ぎも、そのうちに入ってるようなもんだろ。
経済じゃぁな!リストとか穴リストとか、
てきとおぉに勉強しただけのどっかの経営コンサルタント先生様とか…
ああゆうのも、いっときは「教祖様」あつかいみてぇなもんで 
「誰でも一生のうち、15分間だけ世界で有名になれる」
ってことを The Smiths のモリッシーが歌ったのと同じようなもんだな。
しかも、日本という小さな国の社会の枠組みの中だけで。
その人たちの言葉や考えが果たして、
それ以降の世の中に役に立ってきたのかどうかというと
かえって迷惑をかけてる場合もある…な。否応にして。
黒船さんが来航したのは、いつだったのか? 
文部科学省が推奨、奨励して
全国の義務教育現場に配布される『捏造・歴史教科書』では
今の時代はもう、だぁれもチョンマゲ姿でもないのに
慶応までの世の中を西暦の年号に合わせて詳しく教え、勉強させてるつもりでいる。
なぜか、江戸時代までの狭い範囲だけを詳しく…。お受験も大事でしょうけど。
  
17世紀頃の日本では狭い国土の中で誰が天下を獲れるのかをみんなで騒いで 
人間の命が、まるで将棋かチェスのコマみてぇな扱いにされてた。
18世紀~19世紀には、そういうことも(表面的には)ようやく落ち着いて 
やがて、学問を重んじたり、平等とか権利を先立てた脳味噌での勝負が盛んになってきた。
それでも、19世紀ってのは、血を流す争いの場所が自分たちの国の中だけにとどまらず 
一部を除いて世界中が戦争をやってた。
大砲や機関銃、戦艦ゼロ戦 など、みんなで一部の権力に騙されながらも
武器・弾薬を作る軍事産業も盛んだった時代。日本にもそういう時期があった。
ざまぁみろの敗戦の夜が明けて、あらゆる企業が平和産業へ乗り換えても
世界は未だ、共産主義と資本主義の対立で
1950年の朝鮮戦争や1960年代からのベトナム戦争には
「円」を「ドル」のサブマネーみてぇな恰好にしたかったのか?
他国の先進諸国におけるレーダーやミサイルの開発に手を貸していた日本企業もある。
1980年代は欧米やオーストラリアでも盛んに核兵器の実験もやってたよ。
今の38度線の北側がやってることなんてのは
あの時代の海域汚染や
ネバタの空気を吸って癌で早死にした数々のウエスタン俳優陣を想えば大したことじゃない。
C・イーストウッド監督だけは、ナポリタンのウエスタンだったので助かった!当時の制作費の都合上か?
そして20世紀末、湾岸戦争に何十億ドルというカネを差し出した日本政府は
当時の大統領だった方の息子さんにも
21世紀初頭に、またもや何十億ドルという侵略攻撃支援をやってる。
時代遅れの赤組思想の連中の騙り…には、もう誰も耳も貸さないような時代、
20世紀末の日本は、「やれ、破れ被れのバブル」だの「やれオウムだのセキセイインコ」だの 
情報という武装と抗争の中で未だに、
明治・大正・昭和の常識やシキタリに振り回されて生きてる人が多い。
「ああ、こんなアホなこと、もうやってられねぇよ。自分には合わない!」
そう素直に気づいた人も少しだけ増えてきた今日。
こっから先は、自分たちで決めて前へ進んでかなきゃいかない時代になってきた。
誰かが用意したようなレールに乗っけられているだけでは
自分の命が何のためにある…あったのかが判らない。
富国強兵の戦争時代に喰うことさえ事欠いた体験のある爺さんも婆さんも
キリスト教徒でもない人にクリスマスケーキを売らされ、買わされてきた。
孫の俺も喰った。贅沢にも生クリームで口のまわりをベタベタにして喰った。
毎年のように。
かつては2月と9月に売れなかったチョコレートも
バレンタインDAYを商売に結びつけた青木さんという人により 
キツネ目の似顔絵男に振り回された江・森・明治の時代の人たちも救われたね。
あの頃から、テレビの黄門様には絶妙なタイミングで登場する忍者の活躍もあった。
…なるほど、ああゆうふうに判りやすく物語を綴るなら、
巷のジジババも喜んで、プロレス中継にも熱中するわけだ。
ジャイアント馬場さんも漫画の『タイガーマスク』にまで登場して
かつての長島監督も王選手も哲治さんも金田投手も播本さんも
『巨人の星』に出演してたよ。
実在の人物がテレビのアニメにも出てくるんだから、そのむかし、
雑誌『少年クラブ』の表紙に出ていたお相撲さんが誰であろうと
その雑誌広告に「風邪の予防に健康マスク」の宣伝が出てりゃぁ、
みんな欲しくなるギブMe千代子Lateだよな。
混血ならまだしも純正の日本人なのにハロウインにうつつをぬかした親の世代には
明治からのシキタリとしての年末に年賀状を書いてから
正月の初詣へ寒い中でむく際には、神社と仏閣の区別もない。
赤い色以外のダルマにしても、どんなお札にしても、
シャモジや三本の矢にしても、一年後には
「どうも、お世話になりました!」
ってことで、すべてキレイに焼き払わないと、神に縋った意味がない。
(但し、生きている人間がホトケの世話になることはない。だから仏事は別としてな。)
オー、ノー、陀! ショーイチロー! 今日も遣わせてもらいます!…一部改変してますが。)
盆や彼岸、お中元もお歳暮も、屋号で売り買いする時代も終わり 
今は通信産業の中心にいる曾孫の世代も
自分自身が、どうしてどのようになって今日の世の中に存在するのか? 
少子化と高齢化の現実の中、四百四病の病より貧乏ほど辛いことはない
カネのなる樹に鐘の鳴らぬ寺。
教会の鐘が聞こえるかい? 天使の賛美歌は聞こえる買い? 
大都会。そんな痛みに傷ついた街に、ホントの君は、なぜ死んでぇ~しまったのぉ~

    (甲斐バンド『ポップコーンをほうばっての歌詞より引用
1985年 までなら、なんとか建て直しもできた、医療も教育も経済も政治も宗教も、
最早、この国では、西洋文化と日本文化が、
女子高生が編み出す“合体メニュー”のようになってる。
「プリンに醤油をかけるとウニの味がする! 
バナナにマヨネーズをかけるとメロンになる!」 だったよな。)
「そんなバカな?! 」
「んじゃぁ、食べてみてよ。」
「う~ん、これは大発見! ロマネコの尾も白い!」
ヨーロッパの味に似せたワインと発泡酒も売れる! 
米糠から作った合成酒も売れる! 
アッタマいいねぇ、日本人は! 
んで、こっから先、どこへ行くの? 
   
   朝の食卓。
   「おお、今なんじ? あ、もう7時すぎてるじゃねぇかよ…」通勤前の人
   「お父さん、またニュースで『てんのこえ』とか言ってたよ。
   いまテレビで言ってたんだよ」 俺の子供 / 一龍6歳、男
   「ああ、テレビでな。テレビで言ってるだけろ。
   『天の声』なんか誰も聞こえてやしねぇよ、今の世の中では。
   テレビなんてのは全部、大人の造った嘘だ。信用すんな。
   仕事へ行ってくるよ。じゃぁね。いってきます。」 
   「いってらっしゃい」 今日の一龍
   「ダンゴ、贈賄、団子、談合、だんご義兄弟。チャンチャラ
    いちばん上は役人、ヤクニン。いちばん下は職人、ショクニン。
    まんなかは変な入札、ニュウサツ。だんご義侠代、オーレ!」鼻歌

   
もう、黒船が来航した時期とは違う。
なぜか
江戸時代までの狭い範囲だけの歴史の断片を詳しく教え込む戦後教育の中では 
人々の頭は狂う寸前のように、必要以上の知識・学識でいっぱいになってる。
「あなたは何の宗派ですか?」とある外国人から最近の日本人への質問
そんなことさえ、もうどうでもよくなるほど にまで 
自分の親の七光りも、
誰の手も借りずに狡賢くも一代で財産を築き上げた成功者風の人も、
墓場までカネを持っていこうと言わんばかりに
この国の黄色人種は欧米にも恥を晒しながら 
16世紀からの一部の白人思想の支配下 にある。
ところが、
神の姿に似せて造られた人間。その肉体と心について、
これまで、ありとあらゆる宗教や学問・学識、経済の思想が
その時々の時代に合わせて、人間に好き勝手なことを言わせてきた。
人間の魂は自由意志と感情で構成される。
この地球上、自然界に、人間が創られ、人間の姿かたちとして現れ、
その人類が出来た跡になってからでは、何を言っても、もう遅い。
我々は既に創造された結果でしかない。ある一定の取り決めにおいて。
だからこそ、出来上がってしまったあとからの何者による束縛を受けても、
受け入れさせられようとも、決して人は自由にはならない。
人々が自由解放へ進むことの根本はここにある。…詳しくは後日。)
んまぁ、自由意志と感情で構成される人間の魂の内訳については
いずれまた、それなりの道理を基本的に説明するけど 今まだ編集中です!
こういうことは、何かの思想哲学の学問とか宗教とか
最近まで流行っていて廃れてきた本屋さんの一角に設けらてるような
精神世界コーナーの類いと区別をつけなきゃなんないよな。
他人の経験した事実や考察なんてのは、どうだっていいんだ。
   
自分は何なのか? 
   
ここが大切だ。
自分は何か? 
酒蔵の階段で足を滑らせ、
そのしなやかでない足取りの脚首を挫いた俺は、
なんなのか? 
   
円谷プロの企画で『快獣ブースカ』ちゅう、ジャリ番があったんだけど
昭和のヴァージョンとは別に、ブースカ 平成の世の、現代ヴァージョンがあった。
その撮影場所の拠点は、ほとんどが向ヶ丘遊園地の敷地内で行われてた。
俺も、その現場へなんべんも足を運んだ。朝も早くから…。
京王線と小田急線を乗り換えて改札を抜けると
駅から遊園地まで伸びるモノレールの線路が道路や河川を跨いでた。
まるで戦後昭和に頑張った世代の人たちの夢のように
錆びついたレールは、現代の街並みに不釣合いに感じた。
あの時代(高度経済成長期)の人たちは
日本という狭い国土の中に、コニーアイランドのような街を造りたかったのか? 
次の世代、自分自分の子供たちに夢をたくして…。   
今はどうだ? 
何が変った? 
無我夢中で突き進んでみた道やレールやトンネルは 
そこが本当に突き進むべき道だったのか? 
途中、何も危険信号や標識はなかったかい? 
神様も一緒に入場券を買って楽しかったか? 
   
と、そんなアホなことを考えながら、向ヶ丘遊園の改札を抜けた俺は
駅の左手の横断歩道を渡る手前、
歩道と路上が段差になってるところがあったんだけど
そこでケツマヅイテ足を挫いたことがある。
今日と同じく、右足。
痛かったよぉ~。靴の中の足が、1.2倍にふくれあがって
足首の筋肉から爪先まで全体が熱をもった状態。
そのまんま、ブースカの撮影現場へ行ったけど。
右足を引きずり歩く俺を見た黒崎さん黄昏の芸能ブローカー とは別のマネージャー)は 
   
   「南くん、どうしたの?」
   「…イテェ。どこが バリアーフリーの世の中だ! くそっ。」
   「んまたぁ、わけのわからないコト言って…。」
   「大丈夫?」
   「え? コレ? 天中殺。」
   「ええ? なんのこと?」 (視界不良な会話も好きな
黒崎さん
   「いや、大丈夫じゃないっス。ダメです。走れません。
   怪獣が出現しても逃げ遅れます…。おぉイテ。」
   「大丈夫!今日はウルトラマンじゃないから!」
   「ああ、そうですね。ブースカは追っかけてきませんね。」
   
今日と同じような雨の降る日曜日だった。
…一応、あそこも東京…の片隅で。
   
   
   
   
   
   
    kouba2006june

   
   
   一龍へ…
   
ディズニーランド以外のレジャー施設でも何処でも
今なら喜んでくれるよな。…たぶん。
酒づくりの仕事、一段落して、春になってからな。

   
   
   
   
   今日の一曲。 …ルー・リードの曲ではない。)
   
   
     12月の街  by Tetsuya Itami  
   
   
   
   
   
   
   今日の追伸。 
   
…比べては申し訳ありませんが
ドラマ『水戸黄門』シリーズで息の長い女優さんを想うと
決して「登場しすぎ」ではないです。
愛のない欲望の街角では、インターネットのアクセス数も当てになりません。)
むしろ、1980年以降、世が世であったなら、おそらく、
その登場回数は、ジョンピール・セッションにまで至っていたはずです。
年末に派手に演る桑田さんや日本武道館で約束を果たす長渕さんも
それもそれでスゴイとは思いますが 
俺の中では今日も、街が泣いてたまま時代は変らない。
“年老いたスリル”に辿るまでには
余裕ないようで余裕のあった作詞作曲生活で 
巷のプロがプロとして作れない歌をつくってきた実績の数々…と思います。
俺も聴いてみたいです。
代償の半分の清算は既に誰にも越えることはできないと思います。
歌は世につれ人を釣る時代も、やがて終わり、ホンモノだけが生き残る…
そう信じて、ラララ、みゅーじくアンダーヘアー。
このキーボードを独り撃つ部屋では、いつも燃えてつづけています。

「狼藉者め! ひっとらえいっ!」
てなことで、島流しに遭ったような暮らしぶりではありますが…。
   
マーキーの夜
あの光る才能という印籠の前に 
そこへ詰めかけた大勢のファンが平伏しますように。
ご注意! カホンのお二人がスケさんカクさんというわけではありません。)
   
業界人よ、取材 へ行け! (実費でな 。)
今なら、あなた方がホンモノを伝えようとする心を蘇らせるチャンス! 
そこでまず、自分自身が、
生きてるって言ってみろ! いけね、これは ちがう人の歌だったですね。)
   
       from バンソウコウ男。
   
   
   
   
   読者のみなさんへ。
   
いつも読んでくれてありがとう! 
最近…というか、ここ数日は、コメント欄の対応を怠っておりますが、
よくありがちな「忙しいので…(略)」というような言い訳がましいこととは
別に
忙しいなら、はじめからやるなっ!
単に、精神的な部分で、他のブログへの訪問と
コメント欄へのお返事を控えているだけです。
…狼藉者なため。
都会での市中引き回しの末、討ち首獄門は免れましたが 
既に(家族もろとも)
孤島 へ送られているため、
もうオシラスはありませんが、
そのうち、勢いの男も復活すると思います。
みなさんはどうか、
ええじゃないか運動とかは踊らないで ください。
…踊らされて足を挫くのも大変だし。 (…たとえば)
少なくとも、今日ここへ初めて訪れた方も含め、
読者の方々は。

   
   
   
   
じゃぁな。
   
   
   
   
 偽コニーアイランドベビーから孤島のアイランドキッズの親になった今日。 …う~ん、イマイチ。