皆さま、こんにちは！
今朝の仙台は晴れ、久しぶりに素晴らしい朝を迎えましたね。
天気予報によれば、明日からまた夏のような暑さが戻ってくるそうです。
ありゃま、涼しいを通り越して暑くなるんだ。
明後日から３泊４日で旅に出かけるのですが、
最終日の予報は雨だそうで、悪夢のフラグでなければいいのですが。
明日は女川でさんま祭りも催されますし、週末も目一杯楽しみますよ！
その前に自分は仕事でしたが…
今年の夏は北海道＆東日本パスを利用して、こちらの駅に訪れました。
弘南鉄道弘南線・田舎館（いなかだて）駅です！
実は自分、駅趣味を始めてから田舎館駅に来るのは３回目で、
初訪問は２年前のことでした。
この時は日の入り時刻が予想以上に早く、着いた時には辺りは真っ暗。
それではと、翌月再び田舎館駅に訪れたのですけど
今度は電車にカメラを忘れるというね…
一応スマホでは撮りましたけど。
田舎館駅撮影は一筋縄では行きませんのよ。
そして三度目の正直、今回は晴天の中、
カメラを肌身離さずに田舎館駅に来ることが出来ました、あっぱれ！
それにしても自分の不幸さに泣けてくる。
そこまでして田舎館駅に来たかった理由ですが、
戦後（昭和25年）に開業した駅ながら風情ある駅舎があり、
好きな駅のひとつだったからなのです。
見てくださいよ、この駅名標を。
デッカな駅名標の上に薄っすらと残る昔の駅名標。
「驛」の字だけで飯３杯はいけちゃいますよね。
そしてこの待合室っすよ、もうね涙が出ちゃいそう！
田舎館駅は昭和62年に無人駅化されたそうですけど、
大きな改装工事を受けることなく、有人駅時代の空気がプンプン漂ってますのよ。
それでは、駅舎を抜けてホームにイン。
田舎館駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム１面２線構造です。
ほとんどの列車がここで列車交換を行ってるようですね。
さてさて、田舎館駅がある田舎館村は米所として名の知れた地域。
最近では田んぼアートが全国的に有名です。
田舎館駅でも、昭和25年の開業時から昭和59年まで
お米の貨物輸送が行われてまして、
今でも当時の遺構を見ることが出来るのでした。
まずはこちら、廃止された貨物ホームからです。
右側に写るコンクリート床がそれですが、
ホームとして現役だった頃はここに大きな上屋が架けられていたみたいで。
昭和52年撮影の航空写真にその様子が写ってましたよ。
写真は貨車に荷役中のところだったようで、３両の有蓋車が写ってますね。
航空写真に写る食料倉庫群ですが、こちらは現在も見ることが出来ます。
ところでところで、
現在は統合され名称が消えた
「田舎館村農業協同組合」の看板を挙げた倉庫もあるのですけど、
果たして今でも現役なのでしょうかね？
駅前にある日通倉庫とか農協倉庫とか、最近はそんなのも気になってましたよ。
田舎館米発祥の地を記す碑、お米の存在自体知りませんでしたわ。
さてさて、来週も
田舎館駅に訪れた日のように青空が広がれば良いのですが…
食欲の秋の真っ只中、また肥えて旅から帰って来そうな予感。
弘前駅（平成２６年１１月３日）
弘前東高前駅（平成２８年８月１１日）
田舎館駅（平成２８年８月１１日）
