皆さま、おはようございます!
今朝は弘南線の終点である、こちらの駅をいっちゃいますよ。
![f02175/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/e9/8f/j/o0560042013223200365.jpg?caw=800)
弘南鉄道弘南線・黒石(くろいし)駅です!
最初に言っておきますね。
黒石駅を楽しむのでしたら予め、駅の歴史を知っておいた方が吉。
その方が絶対に楽しめますから。
黒石駅と聞いて国鉄黒石線の黒石駅を思い浮かべた方は、
自分と同じ、もしくはそれ以上の世代の方かと思います。
かつてここには現在の、弘南線の黒石駅の他に、
国鉄線の黒石駅が存在しておりました。
![f02170/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/13/00/j/o0560041413223199634.jpg?caw=800)
上の画像は昭和50年に撮影された航空写真で、
赤〇が現在の黒石駅、緑〇が国鉄線の黒石駅です。
この当時、弘南線側は「弘南黒石駅」と呼ばれてましたっけ。
国鉄黒石線は大正元年に開通した軽便線が起源の路線で、
川部駅‐黒石駅間を結ぶ
わずか6,6キロのミニ路線として知られてましたが、
第1次特定地方交通線として廃止が承認されたことから、
昭和59年、弘南鉄道に転換(弘南鉄道黒石線へ)され、
駅も弘南黒石駅の構内に移設されたのですよ。
![f02171/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/5f/12/j/o0560044913223199633.jpg?caw=800)
新たに設けられた連絡線(上の画像の赤線部分)によって
統合された弘南黒石駅は、昭和61年に黒石駅に改称、
そのまま活躍を続けるかと思いきや、平成10年に廃止が決定。
黒石線はバス転換され姿を消したのでした。
そしてこちらが現在の黒石駅です。
![f02172/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/89/c8/j/o0560039313223199635.jpg?caw=800)
どうです?ワクワクしてきましたでしょ?
過去の歴史の遺構探しが黒石駅探訪の醍醐味なのです。
…その前に、現在の黒石駅の様子をチェックしますぞ。
![f02174/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/cf/e4/j/o0560042013223200364.jpg?caw=800)
こちらが生協を併設した現在の黒石駅です。
写真はかつて国鉄黒石駅に面していた北口で、
バスターミナルもこの面にありました。
そしてこちらが南口。
![f02173/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/75/ce/j/o0560041313223200363.jpg?caw=800)
住宅地に面し、ひっそりした感じの出口でしたけど、
弘南線電車の、こんな姿も楽しめるので、鉄道ファンは必見ですよ。
![e11042/東北ローカル線パス旅](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/19/aru-king/7d/56/j/o0560042013118243970.jpg?caw=800)
黒石駅は生協と直通してますので買い物にも便利。
とても安かったので、お弁当や刺身、お酒を大量に買い込んで、
ホテルでひとり宴会をしちゃいましたよ。
う~ん、淋しかったわ。
![f02177/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/e7/3b/j/o0560042013223201146.jpg?caw=800)
生協の入り口ではサトちゃんが出迎えてくれます。
黒石駅のホームは頭端式で、その先に改札口があります。
![f02176/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/b1/68/j/o0560042013223201145.jpg?caw=800)
なお、改札が始まるのは列車の発車5分前から。
駅ホームの景色をゆっくり撮影するのでしたら下車時がおススメです。
![f02178/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/5f/b0/j/o0560042013223201147.jpg?caw=800)
黒石駅は列車の本数が多いので気兼ねなく待てますけど、
地方での駅巡りで直前改札の駅にぶち当たると、
ホント涙が出てきちゃいます。
入場券を買っても発車直前まで構内に入れない駅、
東北は意外と多いんですから。
それではさっそく黒石駅の構内にイン。
![f0217a/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/bb/b7/j/o0560042013223201798.jpg?caw=800)
![f0217b/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/9b/a9/j/o0560042013223201800.jpg?caw=800)
黒石駅は島式ホーム1面2線構造で、他に2本の電留線があります。
午前中に編成を増結した列車が設定されているようで、
そのための編成が留置されているっぽく。
![f02179/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/64/17/j/o0560042013223201799.jpg?caw=800)
こちらは元・東急の7000系電車ですけど、
弘南鉄道といい福島交通といい、
地方私鉄に愛されている形式ですよね。
実は黒石駅にはもう1本、島式ホームがありまして、
こちらが廃止になった黒石線のホームだったんですよ。
![f0217c/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/fb/46/j/o0560042013223202467.jpg?caw=800)
![f0217d/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/bc/2b/j/o0560042013223202466.jpg?caw=800)
そして、その奥に見える白い建物が、
黒石線の気動車を収容していた検修庫です。
黒石線が廃止されても残っていたんですね。
![f0217e/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/8d/1d/j/o0560042013223202468.jpg?caw=800)
なお、この検修庫に収まっていた車両たちですが…
![e11071/弘南線・田んぼアート駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20141105/20/aru-king/fa/b6/j/o0560042013120391550.jpg?caw=800)
平成10年の路線廃止後も、
田んぼアート駅のこの奥に見える橋の麓に留置されていたそうです。
一昨年、平成25年秋に解体されてしまったそうですが…
見たかった!
そんなことで、黒石駅の魅力は
1回のブログではとても書ききれませんので、次回に続きます。
(続きはこちらです)
【まったり駅探訪】弘南鉄道弘南線・黒石駅に行ってきました。(後編)
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
弘南鉄道弘南線
弘前駅(平成26年11月3日)
弘前東高前駅(平成28年8月11日)
運動公園前駅(平成25年10月20日)
新里駅(平成25年10月20日)
館田駅(平成28年8月11日)
平賀駅(平成25年10月20日)
柏農高校前駅(平成26年11月2日)
津軽尾上駅(平成26年11月2日)
尾上高校前駅(平成26年11月2日)
田んぼアート駅(平成26年11月2日)
田舎館駅(平成28年8月11日)
境松駅(平成26年11月2日)
黒石駅(平成26年11月3日)前編 ・後編
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今朝は弘南線の終点である、こちらの駅をいっちゃいますよ。
![f02175/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/e9/8f/j/o0560042013223200365.jpg?caw=800)
弘南鉄道弘南線・黒石(くろいし)駅です!
最初に言っておきますね。
黒石駅を楽しむのでしたら予め、駅の歴史を知っておいた方が吉。
その方が絶対に楽しめますから。
黒石駅と聞いて国鉄黒石線の黒石駅を思い浮かべた方は、
自分と同じ、もしくはそれ以上の世代の方かと思います。
かつてここには現在の、弘南線の黒石駅の他に、
国鉄線の黒石駅が存在しておりました。
![f02170/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/13/00/j/o0560041413223199634.jpg?caw=800)
上の画像は昭和50年に撮影された航空写真で、
赤〇が現在の黒石駅、緑〇が国鉄線の黒石駅です。
この当時、弘南線側は「弘南黒石駅」と呼ばれてましたっけ。
国鉄黒石線は大正元年に開通した軽便線が起源の路線で、
川部駅‐黒石駅間を結ぶ
わずか6,6キロのミニ路線として知られてましたが、
第1次特定地方交通線として廃止が承認されたことから、
昭和59年、弘南鉄道に転換(弘南鉄道黒石線へ)され、
駅も弘南黒石駅の構内に移設されたのですよ。
![f02171/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/5f/12/j/o0560044913223199633.jpg?caw=800)
新たに設けられた連絡線(上の画像の赤線部分)によって
統合された弘南黒石駅は、昭和61年に黒石駅に改称、
そのまま活躍を続けるかと思いきや、平成10年に廃止が決定。
黒石線はバス転換され姿を消したのでした。
そしてこちらが現在の黒石駅です。
![f02172/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/89/c8/j/o0560039313223199635.jpg?caw=800)
どうです?ワクワクしてきましたでしょ?
過去の歴史の遺構探しが黒石駅探訪の醍醐味なのです。
…その前に、現在の黒石駅の様子をチェックしますぞ。
![f02174/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/cf/e4/j/o0560042013223200364.jpg?caw=800)
こちらが生協を併設した現在の黒石駅です。
写真はかつて国鉄黒石駅に面していた北口で、
バスターミナルもこの面にありました。
そしてこちらが南口。
![f02173/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/75/ce/j/o0560041313223200363.jpg?caw=800)
住宅地に面し、ひっそりした感じの出口でしたけど、
弘南線電車の、こんな姿も楽しめるので、鉄道ファンは必見ですよ。
![e11042/東北ローカル線パス旅](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/19/aru-king/7d/56/j/o0560042013118243970.jpg?caw=800)
黒石駅は生協と直通してますので買い物にも便利。
とても安かったので、お弁当や刺身、お酒を大量に買い込んで、
ホテルでひとり宴会をしちゃいましたよ。
う~ん、淋しかったわ。
![f02177/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/e7/3b/j/o0560042013223201146.jpg?caw=800)
生協の入り口ではサトちゃんが出迎えてくれます。
黒石駅のホームは頭端式で、その先に改札口があります。
![f02176/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/b1/68/j/o0560042013223201145.jpg?caw=800)
なお、改札が始まるのは列車の発車5分前から。
駅ホームの景色をゆっくり撮影するのでしたら下車時がおススメです。
![f02178/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/5f/b0/j/o0560042013223201147.jpg?caw=800)
黒石駅は列車の本数が多いので気兼ねなく待てますけど、
地方での駅巡りで直前改札の駅にぶち当たると、
ホント涙が出てきちゃいます。
入場券を買っても発車直前まで構内に入れない駅、
東北は意外と多いんですから。
それではさっそく黒石駅の構内にイン。
![f0217a/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/bb/b7/j/o0560042013223201798.jpg?caw=800)
![f0217b/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/9b/a9/j/o0560042013223201800.jpg?caw=800)
黒石駅は島式ホーム1面2線構造で、他に2本の電留線があります。
午前中に編成を増結した列車が設定されているようで、
そのための編成が留置されているっぽく。
![f02179/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/64/17/j/o0560042013223201799.jpg?caw=800)
こちらは元・東急の7000系電車ですけど、
弘南鉄道といい福島交通といい、
地方私鉄に愛されている形式ですよね。
実は黒石駅にはもう1本、島式ホームがありまして、
こちらが廃止になった黒石線のホームだったんですよ。
![f0217c/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/fb/46/j/o0560042013223202467.jpg?caw=800)
![f0217d/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/bc/2b/j/o0560042013223202466.jpg?caw=800)
そして、その奥に見える白い建物が、
黒石線の気動車を収容していた検修庫です。
黒石線が廃止されても残っていたんですね。
![f0217e/弘南鉄道弘南線・黒石駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20150220/00/aru-king/8d/1d/j/o0560042013223202468.jpg?caw=800)
なお、この検修庫に収まっていた車両たちですが…
![e11071/弘南線・田んぼアート駅](https://stat.ameba.jp/user_images/20141105/20/aru-king/fa/b6/j/o0560042013120391550.jpg?caw=800)
平成10年の路線廃止後も、
田んぼアート駅のこの奥に見える橋の麓に留置されていたそうです。
一昨年、平成25年秋に解体されてしまったそうですが…
見たかった!
そんなことで、黒石駅の魅力は
1回のブログではとても書ききれませんので、次回に続きます。
(続きはこちらです)
【まったり駅探訪】弘南鉄道弘南線・黒石駅に行ってきました。(後編)
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
弘南鉄道弘南線
弘前駅(平成26年11月3日)
弘前東高前駅(平成28年8月11日)
運動公園前駅(平成25年10月20日)
新里駅(平成25年10月20日)
館田駅(平成28年8月11日)
平賀駅(平成25年10月20日)
柏農高校前駅(平成26年11月2日)
津軽尾上駅(平成26年11月2日)
尾上高校前駅(平成26年11月2日)
田んぼアート駅(平成26年11月2日)
田舎館駅(平成28年8月11日)
境松駅(平成26年11月2日)
黒石駅(平成26年11月3日)前編 ・後編
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