【帚木246-3】人わろし☆彡
こんにちはあいです。
だいぶ涼しく、夜も過ごしやすくなってきましたね♪
十五夜、つまり、中秋の名月は、旧暦の8月15日をさしますが、
だいたい、今宵くらいかな…
(●´エ`●)
【今回の古文単語】
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■【いづ方】…どちらの方面
■【~につけても】…~にしても
■【人わろし】…外聞が悪い
■【はしたなし】…体裁が悪い
■【身物語】…体験談
■【かな】…~だなあ(詠嘆の終助詞)
■【とて】…~と言って
■【うち笑ふ】…微笑む
■【おはさうず】…~ていらっしゃる
※【おはさふ】…~ていらっしゃる
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今日の古語詳解は、「人わろし」☆
では行ってみよ~♪
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「わろし 」という古語は、
「悪し」という漢字をあて、
「良くない」という、
「あし(悪し)」よりもちょっと柔らかめの意味のマイナス古語でしたよね。
「わろし」(=よくない)に、「人」がついて、
【人わろし】
これは、人が見たり聞いたりして、良くない、という意。
すなわち、「人聞きが悪い」ということです☆彡
【人悪し(ひとわろし)】形容詞(ク活用)
…外聞が悪い、体裁が悪い
(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)
「はずかしい」に比べて、
外聞や体裁に重点があります。
「人わろし」☆彡
イメージ湧きましたか??
よろしくどうぞ☆
(o^-')b
● 本日の「源氏物語」まとめ
■帚木246(原文)
「いづ方につけても、人悪ろくはしたなかりける身物語かな。」とて、うち笑ひおはさうず
自力での現代語訳が難しい場合は、
下のリンクも復習してね♪
● 本日の古語~過去記事リンク~
■いづれ■とて
あいでした
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月…イラスト訳
火…イラスト解釈
水…重要古語
木…イラスト訳
金…イラスト解釈
土…重要古語
日…アメンバー記事
この更新になるよう、努力していきます☆
σ(^_^;)
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