年末からチェックをしていて、ずっと気になっていた映画。大体、このところのPIXARモノは(モンスターズ・インク、ニモと)ずっと見続けている。連休の真ん中、五嶋みどりのコンサートの後、友人と新宿の映画館へ・・。

映画館は、連休なのに公開日からだいぶ日が経っていたせいか、空いてました。前のほうは、ほとんどガラガラ。真ん中では、親子が子供をぐずらせているままだし。。空いている映画館は、なんでもアリなんですねえ。

肝心のストーリーは、予想以上の面白さっ!です。デフォルメしたキャラクタは、動くとさらに、躍動感あふれて楽しく見せてくれたし、なんといってもストーリーがいい!ディズニーアニメは、お約束で絶対ヒーローが勝つんだけど、今回のヒーローのお父さんが、ほどほどに頼りなくていいんじゃないでしょうか?その分、妻と子供が大活躍だし、ここで終わりか?というエンディングも引き伸ばした感があって、見ごたえたっぷり。


ヒーロー仲間が残酷に殺されちゃうシーンがあるんだけど、今までディズニーアニメにはそういう展開はなかったのが、新鮮だった。友人とも見終わったあとに話して「子供にもある程度は、現実を知らせることも重要なんだね。」と勝手に解釈をしてしめくくったりして・・


と、3連休の終わりを締めくくる素敵な映画だったカモ。
まだ見てない方は、是非映画館で見てください。やっぱり音と映像の迫力は、劇場ならではで、感動も違うと思いますよ。

Mr.インクレディブル 公式HP
http://www.disney.co.jp/incredible/
3連休は、芝居・映画・コンサートと、かなり盛り沢山のイベント続き。1日に2回記事を書くのも、どうかと思ったが、感動がまだ続いているうちに書いてしまおう!
(注;記事を書いたのは、10日です)

五嶋みどりさんの演奏会は2回目。今回も前回と引き続きオペラシティのコンサートホールである。しかも9列目のど真ん中。オペラシティの友の会になった甲斐がありました。。
みどりさんの演奏は、音がひとつもズレがないほど精巧で繊細。いわゆる天才肌の演奏家なのだが、ここ数年の日本や海外での子供たちへの音楽を普及させる活動を通して、表現に幅が加わってきているようなきがする。
また最近では、さほどメジャーでない現代曲にも果敢にチャレンジしている様子。

張り詰めた緊張感あふれる音も出せるし、やさしい情感に満ち溢れた音色も出せる・・そんなすばらしいアーティストになったみどりさんは、毎回聴くたびに、驚きを与えてくれる尊敬すべき演奏家である。


今回は、R・マクドナルドさん(ピアニスト)との共演。アルバムも、何枚か出しているパートナー。

前半は、ベートーベンのスプリングソナタとヤナーチェクのバイオリン・ソナタ
後半は、ドビュッシーとブラームスのバイオリン・ソナタ


ベートーベンは、曲名の通り、軽やかに楽しげに。ヤナーチェクは、大胆に力強くと対照的な曲の展開を魅せてくれました。特に、ベートーベン。先月発表会で、生徒の一人が弾いたのですが、やはりみどりさんが弾くと当たり前だけど、全然違った味付けになる。すごく繊細な曲であることが判明・・。


後半は、ドビュッシーとブラームスのそれぞれ聞き応えのある2曲。ドビュッシーにおいては、楽章ごとに展開が明るくなったり、やや幻想的になったりと曲調がめまぐるしく変わる。最後のブラームスは、一本のバイオリンから出ている音とは思えない迫力で聞かせてくれた。(細かい解説ができなくてすみません。)

残念だったのは、会場の構造のせいか、バイオリンの音がピアノにかき消されたことが度々あったこと。小さなピチカートは、殆ど聞こえなかった。。あとピアニストのペダルを踏む音が、舞台に響いて、時に耳障り。
オペラといってる割には、音の聞こえが悪いでござるよ~>オペラシティさん。
オーケストラが載ったらどう、聞こえるのかな。このホール。
(やはり音の聞こえ方では、サントリーホールが、一番良い!)


今回、もうひとつ現代曲だけを集めたプログラムが別日程で用意されている。(セット券で購入済み)みどりさんは、この手の音楽も自分なりに噛み砕き、独自の表現をするのが得意な方なので、どのように料理をするのか、とても楽しみである。

また、このブログで報告することにする。


五嶋みどり 公式HP
高校時代の友人Kに誘われて、「猫のホテル」という劇団の公演に行ってきた。場所はスズナリ@下北沢。久々の小劇場だし、有名なスズナリという芝居小屋も初めてだったので、かなり楽しみだった。
「猫のホテル」は、小劇団の中でもかなりキャリアが長いベテランぞろいの俳優さんがいる劇団。一度観たことがあるが、昔懐かしい「昭和の大衆演芸的」なノリがある不思議なトーンをかもし出すトコだなあという印象がある。

友人Kは、ちょっと前まで女優をやっていて、結婚を機にあっさりと芝居をやめてしまった。かなりもったいない。この劇団猫ホテのメンバーで森田ガンツさんという俳優さんが、昔彼女と、共演した仲なのだ。カナリ個性的なガンツさんは、結構CMなんかでも起用されている人。今はどんな演技をしてるのか?これも気になるポイント・・


まったく内容も調べなかったのだが、観終わった後にほんわりとした感じが残ったいいお芝居だった。
ストーリーは、父親は違うが、同じ母親から生まれた2人の男が、自分の母親「葉子」を探す旅に出る。彼女はなぜ自分たちを捨てたのか?どんな人生を生きていたのか・・?
舞台は、その葉子が夫婦漫談師のお手伝いさんとして働いていた時代にタイムスリップ。そこでの、沢山の人の絡み絡まった人間関係が主として展開していく。売れない漫談師、博打打ち、家出少年など、どうしようもない人生を送っている人たちの情けないけど、笑いや人同士の情けでどうにか生きている生活ぷりが面白い。
葉子は、その妙な変人たちとかかわっていく一方で、何かしっくりこない自分を感じはじめたそんな中、ある日大きな事件に巻き込まれる・・・。

その母親葉子役は、時々テレビドラマでもみかける「大人計画」の猫背椿さん。ぜんぜん美人じゃないんだけど、演技力なのかな?妙に色っぽくて、私たちをグッと挽きつける。さすがだ。
肝心のガンツさんは、嫌味な芸能プロデューサー役、出番が短かったが、相変わらずハイトーンボイスは、健在。でも、ちょっとインパクトは薄かったかも。。

とまあ、久々の演劇鑑賞は、また映画と違った「生」の演技体験が出来て楽しかった。また、面白そうなのがあれば、行ってみたい。

猫のホテル 公式ホームページ

遅ればせながら、おめでとうございます!
そして、自分のブログ「純喫茶★ロイヤル」オメデトウ。
既に3日、経ったしまったよ。オイ。

今年は、雪のせいか静かなお正月だったような気がします。
家で、テレビ観てるかバイオリンを弾くくらいしか思い当たらなかったような・・。まったりと過ごす正月の空気、いいのやら悪いやら。私にはどうもむずがゆい。なんでだろう?

2日、ようやく会社のAさんと映画の約束を取り付け、家を脱出。
前から気になっていたカンフーハッスル@吉祥寺バウスシアター
小さな映画館で、100人も入ってしまったら、既に満席。85番目に整理券をもらった私たちは、後ろの席をかろうじてGET。座ったら前の席のおじさんのハゲ頭がミョーに光って気になったのだが、暗くなれば大丈夫だよね!ってことで我慢。

ストーリーは、時代・場所よくわからない中国のとある場所?
ちょっと昔の魔都「上海」と「香港」をミックスさせたような近未来&カオス都市?
ぽいかも。。そこで、のさばるギャングの一味と汚い豚小屋?屋敷のカンフーの達人たちのバトル。です。
一言でいっちゃうと。

同じ監督が撮った「少林サッカー」を見てないのだが、CGでカンフーアクションをこれでもかっ!というほど、派手に見せてます。人も何十メートル吹っ飛ぶし、地面にも拳がめり込む。まさにCMでの「ありえなねー!!」です。
日本のアニメのドラゴンボールぽい、感じといえば伝わるかも。(触発されてるのかな)

とてもテンポが早くて面白かったのでしょうが、私は・・寝てしまいました。。
不覚にも。映画館で寝たのは「X-メン2」以来。
隣のAさんにも「すーすー言っていたよ」とあきれられる始末。
ちっ!気づかれないと思っていたのに。。


とまあ、途中で寝たせいか、単純なあらすじにもついていけなくなり、
「なんで、こいつら、戦ってるの?」と思ってるうちに終わってしまったのである。

もう一回DVDでたら、みるかな~・


トヨタのマークXのCMで、バックに流れている曲。車が疾走する映像とピッタリあっていて、ストリングスとサラ・ブライトマンのコーラスが丁度入り始めるところでCMの映像は終わってしまう。。残念!

このメロディが気になっていたので、結局PCで調べて買ってしまいました。
なんか、聴いたことがあると思ったら、
ちょっと前にニュースステーションで使われていたみたい。

CDは、特別版なのか、有名なA whiter Shade of paleとカップリングになっていてそれぞれが5つもリミックス違いで入ってるのは、やや食傷気味ですが、
ATBがアレンジのトランスモードの曲もいくつかあるので楽しめます。
一番聴きやすいのは、Radio edit(1&6曲め)。


でも、この人、一切何歳なんだろうという疑問が。
HPをみたら1960~芸暦があるらしい。。
外見は、なんかお姫様ちっくで年齢不詳というか、コワイ。

サラ・ブライトマン オフィシャルHP
会社の隣に座っているT君から1ヶ月も、借りっぱになっているDVDをようやく昨夜、観る。
久々に早く帰れた平日の夜。。気づけば、この数ヶ月帰ってくる時間は深夜で、とっても映画を観る余裕はなかった。
ちょっとウレシイ。

ましてや、「ニュー・シネマ・パラダイス」。
気持ちに余裕が無いと、まったく楽しめない作品である。
かなり、昔にビデオかテレビで観た記憶があるんだけど、細かいところはほとんど忘れてたので、有名な音楽に浸りながらもう一度一人でゆっくり観るのはなかなか、オツなもの。。

最後のシーン(トトが遺品であるラブシーンを集めたフィルムを一人で観る場面)は、ボロボロ涙が止まらなかったが、テイッシュでず~と鼻をかんでも気にしない。フフ。これは家で見るからなんですよ。

とにかくこの映画は、名画といわれるだけあって、俳優の演技力はいうまでもなくストーリーがやっぱりいいです。テーマが映画そのもの、なんだけど映画というものを通して人々に一瞬でも「夢」をみさせてくれるすばらしいモノと、表現されているところ。時代や国は違っても、映画が与えてくれる感動はいつでも一緒だなと感じた。。月並みな感想ですみません。

映画のシーンを観て思ったのは、外国人は映画を観てもかなりウルサイものだなということ。笑。ブーイングとか、当たり前?なのか。(今でもイタリアはそう?)
確かに、たまに映画に行くと、一人で外国人とか笑ったり、一言いったりと。ま、みんなで盛り上がれていいんだけど、私はやっぱり静かにみていたいな。。と。
最近、映画の席を座るときは、結構注意してたりするんです。


この映画「完全版」で最後に恋人エレナと30年後に再会するシーンがあるらしいんだけど。どうなんでしょう?
思い出は思い出として、綺麗なままに。というのが通例なんだろうけど。あえてそこまで、ストーリーに入れようとした監督の意図がもっと知りたいかも。


タイトル: ニュー・シネマ・パラダイス
前回は、私のボディガード体験を書いてしまったので。。
今回はマジメに、映画の感想を書くことに。

見終わった後の一言、、「どっと疲れた」につきます。
なぜなら。。前半は、ピタ(天才子役)との交流がメインで、ちょっと「レオン」を連想させる雰囲気だったのに。後半は、主人公の凄まじい復讐劇に終始したからです。かなり、敵役を痛い目にあわせつづけるわけです。デンゼル・ワシントン様がっ。

彼のイメージは、「フィラデルフィラ」や「ボーン・コレクター」というインテリ役が板につくのですが、今回は無愛想なマッチョな男。しかもちょっと汚れ系。う~ん。。演技は上手いのだけど、クラブに侵入するための今風なファッションコーディネートでも、なんかキレイにまとまってしまうのは、しょうがないか。。(長袖Tシャツ姿も、カッコいいんですけどね)
芯からの汚れ役は、ちょっと難しいのかもしれない。

彼よりも今回、ビックリしたのは、かつて一斉風靡したミッキー・ロークが胡散臭い弁護士役で、出演していたこと。お久しぶりの登場です。
太ったせいなのか、いささか顔はむくんでいてちょっとヤバイ。昔あれだけセクシーだ、なんだと騒がれていた頃の面影は全くといってありません。ハイ。

とかく、この映画では子役のダコタ・ファニングが取り上げられていますが、私はミッキー?(こんな呼び方しないか)をはじめ脇役に注目することをオススメする。
メキシコの警察の汚職を摘発するのに躍起になっている女性記者役のレイチェル・ティコティン。迫力ある、ラテンおばさんパワー炸裂してますが、昔個の人は「トータル・リコール」でシュワちゃんの相手役をした美女です。
(映画ではわからず、パンフで解明したのは言うまでもありません・・)
あと、メキシコ市警の警部役のおじさん(みるからにイタリア系ですが)もキュートでかわいい人です。中南米の警察ってこんなにいいから加減の人多そうなので、絶対捕まりたくないですね・・。

まだ、映画を見ていない人は沢山いるので、ここではネタに関することは言わないようにしました。
原作は、有名な「燃える男」というクィネルというハードボイルド&アクション小説がベースになっているそうだ。私も彼の小説で「ブラック・ホーン」を読んだことがある。確かに、起承転結盛りだくさんの展開でした。
映画も2時間ちょっと、かなり長い展開ですが、息をつかせないところは、さすがハリウッド映画。勢いで最後まで見せてくれますよ。(細かいところは追えてないけど)

年末にぜひ、楽しめる映画としてお勧めです。

映画「マイ・ボディガード}公式HP
友人Yが、なんと「ボディガード」付の鑑賞券が当たったので、一緒に行ってほしいとのお願いをされた。
・・・なんじゃ、それ?って感じだが、要は映画のストーリーが、まさに「ボディガード」の話だからといって、今回の配給先の松竹が、お客にボディガード(日本だと、護衛?)をつけて映画館に連れて行ってくれるというプロモを打ったというわけで、友人はその貴重な当選者の1名なワケ。

当日、友人の家まで迎えに来るというから、ちょっと早めに行って待っていると。
ドアを「ピ~ンポン~♪」お!!マジで来たよ~!
(主演がデンゼル・ワシントンだからまさか黒人かも?!)
と期待をしたら・・。

オールバック&銀縁メガネのがっしりとした体格の人がベンツSクラスで登場!!
しかも運転手と2名体制(彼らは日本人。。ちょっと残念。。)
でも、若いし、車のドアとかさっと回って開けてくれたりとなんとも、スマートな方です。許しますっ。笑。

内装は全て革張りのリッチな高級車に乗って、高速を駆け上り一気に銀座のマリオンへ・・。なんとも、心地がいいですね~。でも車の中は彼ら2名はあまりしゃべらないので、こういう待遇になれない私たちは却って恐縮・・。やはり平民ですね。。笑。
ボディガード「時間が早いので・・どこか寄りますか?買い物とか食事とか・・」
私「あ、いえ・・。どうしよう」
ボディガード「なんでしたら、私は目立たないところに、座って待っていますので
希望があれば、なんなりとお申し付けを」
私「ちょっとお茶したいので喫茶店でもいこうかな。。」

ちょっとあなた!そんな格好ではどこでも目立ちますからっ!!("波田陽区"風に言ってみます)
と言いたい気持ちをグッとこらえ、マリオン脇のビルの喫茶店に入ったのだが、そこは可愛いパフェやケーキが並ぶかわいらしいカフェ。でも、彼は一人で奥の席でコーヒーを飲んでいたようだ。(さすがプロ・・しっかり視界からは外れない)

マリオン前に着くと、松竹担当者がいきなり現れ、写真・ビデオを撮られる。まるで芸能人のよう?周りの人たちは、とかく変な目で見るし、相変わらず彼がびしっとついてくるしで、とっても妙な映画館入り。

とまあ、私たちが映画館のシートに着くまで、見張る?いや連れて来る時点で彼のミッションは終了・・。最後にまで「私は、暗くなったら居なくなりますので。。」と一言で立ち去るのだが、「お疲れ様です」と振り向いたら・・
もう彼は居なかった?!あれ?

映画の話を書こうとしたら、今日現れたボディガードの方がインパクトあって、ネタ的にはこちらのほうが面白いのでここまで書いちゃいました。

明日、映画の感想を書くことにしよ!

追記:なんと!ベンツの車の窓に警察庁のキャラ「ピーポくん」がぶら下がっていた。彼は、元警察官なのかな~。とちょっと思ってしまった。


12月5日、NHKホールに葉加瀬太郎のコンサートに行ってきた。(1週間、BLOGに書くのが遅れてしまった・・・)
開始時刻ぎりぎりに到着したので、既に席は超満員。私たちの席は、3階の相当後ろだったが、勿論一杯。改めて、人気の凄さ(イマージュのツアーを毎年やっている)を実感!
前座で、葉加瀬と同じレーベル「HATS」からデビューしたアーティスト「功刀丈弘」がアイリッシュフィドル(アイルランドの民謡をベースにした奏法)を演奏した。パーカッションとギターのトリオ形式でシンプルだが、アイリッシュ特有のリズミカルで、哀愁漂う音色は美しい。
(MCで彼は、葉加瀬太郎と同じ高校だったらしい。合宿でハカセは、彼からアイリッシュの演奏法をマスターしたとか。)
その後、舞台は、真打登場!!
新しいアルバム「What a Day」の1番目の曲、Preludeで始まる。CDの始まり方と同じ。今回は予習もしていたので、わかって嬉しい。
その後、「エヴァーラスティング・ドリーム」「青の洞窟」など、新曲を中心にステージは展開。「エトピリカ」や「情熱大陸」などのおなじみの曲がかかると、観客はノリノリで、ロックのコンサートのような雰囲気。BONDさながら、葉加瀬も軽妙なステップで踊りまくる。びっくりしたのは、チェロも楽器を持ち上げておなかの上に載せて弾いていたこと!
とにかく、クラシック系、ラテン系、ヒーリング系、エスニック系などあらゆるジャンルの曲を飽きさせずに聞かせるところは、さすが!です。
途中のMCも、軽快で、彼はまさしく「エンターテナー」。

今までCDでしか聞いたことがなかったが、生で聴くとやっぱりいいかも。前に座っているおばさんなんかは、一緒に来ていた娘を差し置いて一人で立ち上がってしまうほどのエキサイトぶり。熱狂的なファンもいるみたい。
とにもかくにも、楽しめた美味しいコンサートでした!!

去年この映画を観たのだが、周りの観客があまりにも号泣していた人が多かった。自分も泣きたいのに、隣の人の鼻を啜る音で感動が半減・・という苦い?記憶がある映画ともいえる。

「北京ヴァイオリン」中国の田舎出身の天才バイオリニストである息子チュンと、彼の才能をなんとか認めさせようと奔走する父親の物語。 この映画では、親子の愛情がメインテーマで、感動要素がとても多いのだが、音楽のあり方や厳しい現実にも触れている。
映画の中で、父親がより高名な先生につこうとしてあの手この手をつくしたり、学校のコンクールで優勝するのは金持ちの子供であったり・・。
中国でも、お金や人脈がないと才能があっても芸術面で成功出来ないのは、他の国と同様。中国人の国民性かもしれないが、ストレートな欲望や感情表現もそれを加速させているような気もしてくる。

監督チェン・カイコー自身がチュンを指導する教授役で、出演するのだが、彼はチュンに言う。

「君の音楽には魂がある」(技術に長けている、ライバル役の女の子と比較をして)

「私は技術は教えられるが、感情は教えられない」

こういう言葉にも、監督の芸術感、音楽への深い思い入れが現れているような気がする。(現代の音楽界への批判もややこめて)最後にライバルの女の子とチュンを交互に、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を弾くシーンを見せているが、明らかに人々を感動させるのは、チュンの音楽であるということを証明している。

と、ストーリーだけでなく音楽も丸々と楽しめる作品です。まだ見てない方はぜひビデオ・DVDで見てください。

ちなみに、英語版タイトルは「TOGETHER」。DVDでは英語の予告編が入っているのだが、日本語のものと比較するのも結構面白い。日本は感情に訴える、US版ではストーリー重視でこの作品をPRしていた。

タイトル: 北京ヴァイオリン 特別プレミアム版