こんにちは!
のんたんです。
今回は減七の和音についてです!
できるだけ分かりやすく書きますね(><)
減七の和音とは?
減七の和音というのは
こういう和音のことです
(突然ざっくり説明)
↓
3種類しかありません。
この楽典の本には…
「副七の和音の中で、短3度の積み重ね(減3和音+短3度)によって生ずる七の和音を、特に減七の和音という」
と書いてあります。
わりとなんのこっちゃですね。
簡単に言うと
下から上までが減7度の和音が減七の和音です
で、
属九の和音の根音を省略すると
減七の和音になるのです。
なので楽曲分析するときは
根音を足してあげると
意味が分かることが多いです。
↑根音が隠れてる(ピンクが根音です)
属九の和音は属七の和音の仲間なので
この場合の減七の和音は
属七の和音の仲間なんですね〜
ベートーヴェンの減七の和音
減七の和音は
ベートーヴェンがすぐ使いますから
ベートーヴェンを見てみましょう
ベートーヴェンのピアノソナタ8番「悲愴」
ほら!!!すぐありました!!!
(というのは言い過ぎで、実際は他のソナタも見たけど悲愴ソナタだけすぐあった😂)
これはドッペルドミナントの根音省略です。
ドッペルドミナントとは属調の属和音
この曲はハ短調(c moll)なので
ドッペルドミナントは
レ・♯ファ・ラ・ド
で、そこに9度を足して
レ・♯ファ・ラ・ド・♭ミ
根音省略して
♯ファ・ラ・ド・♭ミ
という和音が結果的に出てきてるんですね〜。
なのでこの場面は
ドッペルドミナント→属和音
という
よくあるコード進行をしていたのでした。
減七の和音の効果は
劇的
感情の大きな揺れ
不安
安心に戻りたい
不安を煽りたいときに使います。
あと減七の和音は
いろいろな調に変換することができるので
転調したい時に使えます
まとめ
分かりやすく…と思ったのだけれど
ややこしかったですね(><)
私が伝えたかったのは
その減七の和音は
根音が
省略されているかも?
ということです!
根音を足して考えると
分かりやすいですよ〜
関連記事
![猫](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/161.png)
![イエローハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/514.png)