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先週の日曜日にアリゾナとユタの国境にあるペイジ（Page, AZ)にオーガニックブルーベリー農園のマキヤの素敵なご夫妻をご案内しました。
前々回「アンテロープキャニオン」の冬の時期に注意した方が良いことをお伝えしました。。
お気に入りのショット
アンテロープキャニオンは、現在2つの大きなツアーがあります（他にもありますがこちらの２箇所が有名なツアーです）。
アッパー・アンテロープキャニオン (Upper Antelope Canyon)
と
ロウアー・アンテロープキャニオン (Lower Antelope Canyon)
です。
今回はお客様のご希望で両方のツアーに参加して来ました。
２つのツアーを両方参加したい場合、お勧めは最初にアッパーのツアーに参加すること。
と言うのも、アッパーのツアーは大抵の場合、現地までは車での移動があります。
その為にスケジュールはしっかりと管理されているみたいで、時間通りに解散します。
そうすると、ロウアーのツアーは大体その３０－４５分位後にチェックイン出来るように計算すれば、スケジュール管理をしやすく、行動もしやすいと感じました。
そうすれば、ツアーの後にホースシューベンドへ行っても余裕で回れるはずです。
ロウアーを先に行ってからにする場合は、少し時間が遅れると想定してアッパーのツアーの予約を入れると良いです。
ロウアーは非常に人気が高く、多い時はチェックイン後でも１時間位入り口で待つこともあります。（学校がお休みに入る１０月第一週目の週末や、６月７月の週末などは混む可能性大です）
※お客様には顔出しＯＫと許可を頂いております。ロウアー・アンテロープキャニオンにて。
アリゾナは場所によって気候が全く違います。
フェニックス周辺は砂漠気候で、夏は暑く乾燥していますが、モンスーンがあります。
セドナはフィニックスエリアに似ていますが、夏の温度差は５～１０度位低く、乾燥気味。
セドナから１時間北に上がったフラッグスタッフは高原気候で、夏は比較的涼しく爽やかで非常に過ごしやすく、避暑で訪れる人も多いです。
アンテロープキャニオンのあるペイジ(Page, AZ)はセドナやフェニックス同様に夏は暑く、乾燥していますが、実は７，８，９月はモンスーンの時期でもあります。
モンスーンとは雨季の事。
この雨が正直半端なくて、降る時は容赦なく降ります
注意して頂きたいのは、ペイジに雨が降っていなくても近辺で降っていると、アンテロープキャニオンのツアーが閉鎖されることがあります。
それは鉄砲水が発生する率が非常に高いからです。
この鉄砲水に巻き込まれ、アンテロープキャニオンで１０数名の命が消えた歴史がありますので、この時期は書く会社も非常に慎重にツアーを行っています。
恐らく現地でアッパー・アンテロープキャニオンに行く途中、走行する道を見て「こんなに道幅が広いのにそんなにキャニオンに流れる水って多い訳？と思うでしょうが、想像できない位降水量は多いんです。
まず言えるのは、雨によりできた水量は非常に多くてキャニオンは完全に水の中に沈みます。
アッパーの中で撮った写真。下から見上げると流されてきた流木が上の岩に引っかかっている
真上の写真を見て頂くとわかりますが、流木が岩の間で引っかかっていますが、これは地上から５メートル以上上に引っかかっていました。
特にロウアーのツアーに参加した方はあの谷底の深さを思い出してもらえれば、どれ位降水量が高く、すごい濁流がレイクパウエルへ向かっていくか想像して頂けるのではないでしょうか。
ですので、夏に行かれる方は必ずツアー間近になったら周辺の天気予報と、ツアー会社のサイトをチェックして当日オープンしているかどうかを確認することをお薦めします。
どうぞご注意ください。
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