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そう頻繁にではないのですが、時々、コメントやメッセージで、「間取りを見て欲しい」というご相談をいただくことがあります。

ブログをやっていればこそのご相談だと思いますし、せっかくであればぜひお役に立ちたいとも思うのですが、申し訳ないと思いつつ、実はすべてお断りしています。

理由はふたつ。

1.間取り相談をお請けするには、時間的にも立場的にも制約がある

2.私は、間取り相談に向いていない設計者ニヤニヤなんです


間取り相談というのは、間取りだけを見て「こうした方がいい」「ああした方がいい」と言えるものではないと私は思っています。

どんな設計者であっても、間取りを作るにあたっては、みなさんの家族構成やお好み、新しい家での生活に思い描くことや希望を聞き取り、また、土地や周辺の環境を観察し、さらに、その土地や建物にかかってくる法令上の制約をチェックしています。

元の設計者も、そうした準備を経て間取りを作っているはずで、その間取りをチェックするのであれば、私も、元の設計者と同等以上の情報を入手しなければ、適切なアドバイスをすることができないといえるでしょう。

パッと図面を見て、「これおかしくないか?」と思ったり「こうすればもっと収納取れるのに」と思ったとしても、実はそこには何か事情があってそうなっているかもしれないんですよね。

お施主さんの希望がこうで、土地の環境がこうで、法的な規制だからこうなっている、という深い理解なしに、上辺だけを見て浅いアドバイスをしても、それはお施主さんのためにならない可能性もありますし、元の設計者に対しても失礼だと思うのです。

かといって、元々の設計者と同等の情報を集めるとなると、それはもう自分で設計するときの初期段階と同じレベルのお仕事をする、ということになります。
となると、残念ながらボランティアでやらせていただくレベルは超えてしまうゲッソリ、と言わざるを得ません。

きちんと費用をいただいて、プロの仕事として間取り相談をお請けするということも考えられますが、ところがところが、そこは悲しいサラリーマン笑い泣き
私が勤めている会社は、今現在まだ副業禁止規定がありますので、費用を頂戴して間取り相談を御請けすることができません。

もし仮に副業が解禁されたとしても、んーどうでしょう? 
私が「労力に見合う」と思う金額を負担してまで、間取り相談を頼んでくださる方がいらっしゃるとは思えませんねニヤニヤ


これが、私が間取り相談をおうけしない、1つ目の理由です。


2つ目の理由、「私が、間取り相談に向いた設計者ではないから」

えーっとですねニヤニヤ

誤解を恐れずに言うとですね滝汗

みなさん怒らないで欲しいんですけどね滝汗ゲローニヤニヤ



ごく一部の例外を除いて、私がたいていの間取りを見ると

「これだったら、ゼロから考え直した方がいい間取りができるんじゃね?ニヤニヤ

と思えてしまうんですよ。


ちょっと動線いじるとか、収納の取り方変えて使いやすくするとか、そういうレベルじゃ気が済まなくなっちゃうんですよ。

このお施主さんが本当に望んでいることって何?と(もとの設計者さんが聞き出せていないレベルまで)根掘り葉掘りお話を聞きたくなったり。
建物の配置からカタチから、光の取り入れ方、風の通し方、家事動線の作り方、窓から見える風景、家族の過ごし方、個室の作り方、などなど・・・全部ゼロから考え直したくなっちゃうんですよね。

その結果、相談してくださった方自身が「え?そこまでは求めてないんですけども真顔」と、一番困ることになっても・・・ねえ?


そんなこんなで、間取り相談はお請けしていないのです。


もし万が一、間取りが全部ひっくり返ってもいいし、設計料満額払っても構わない、という覚悟で相談してくださる方がいらっしゃったら、会社に副業解禁を談判してみましょうかね?ウインク


 

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