新築するにあたって絶対につけたかった設備がこれ


パナソニックの雨水貯留タンク「レインセラー」です。

このタンクひとつで、雨水をおよそ200リットル溜めておくことができます。

200リットルというと、一般的なバスタブに7割がた水が入っているのと同じぐらいの量ですね

飲み水としては利用できません(まあ最悪どうしようもなければ、沸かしたり濾過したりして飲むことはできるのかもしれません)が、断水中にトイレを流すなど、災害に備える溜め水として考えています。

冬の間は、お風呂あがりにはお湯を落とさず、翌日、お風呂に入る前にお湯を落としてバスタブを洗い、新しいお湯を張る、という運用をすれば200リットル近い水は用意できます。
が、この暑さでは、さすがにお湯は貼らずにシャワーで済ますことが多くなっていますので、レインセラーにお水が溜まっているというのは安心かな、と思っています。


レインセラーは、屋根に降った雨を集めます。
屋根から、雨樋を通って下水へと流れ落ちていく途中で配管を分岐させて、タンクの中に雨水を流し込みます。

↓これが、雨樋の分岐部分。
タンクに向かって配管が伸びているのが見えますね。

タンクの蓋を開けてみると、
梅雨が明けで10日ほど。
連日30度を超える暑い日が続いていますが、水はほぼタンクいっぱいに溜まっていました。

この状態でさらに雨水が流れ込むと、タンク内の右手奥に見えている排水口から、あふれた雨水が流れ出していく仕組みになっています。


流れ出た水は、タンクの配管を裏側を通って、

元の竪樋へと戻っていきます。
雨が降ると、中のお水も入れ替わる仕組みです。
まあ、どこまでちゃんと入れ替わってるかはわかりませんがニヤリ



200リットルの水が入っているということは、200キロ以上の重量物が建っているということなので、地震の時にも転倒することがないよう、↑の写真でもお分かりのとおり、しっかりと土間コンクリートにチェーンで固定してあります。

少し水が汚れていたので、消毒剤を投入して蓋を元に戻しました。

ちなみに水を使うときには、正面足元にあるコックをひねればOKウインク



勢いよく水が出てきます。


この水に頼るような災害は経験したくはありませんが、いざという時の備えがある、というのは、精神衛生上とてもよろしいかな、と思っています。
満足度の高い設備でしたね。



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◆建築士夫婦おすすめ品

 

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設置は工務店さんなどにお願いするとして(コンクリートにアンカーをとってしっかりと固定する必要があるので、部材は施主支給してみてはいかがでしょうか?

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