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毎日毎日あじーですね![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
リビングから高窓を見上げたら、「ザ・夏」と言わんばかりに綺麗な入道雲が見えました。 この高窓には、庇が付いているので、春分から秋分まで、室内に直射日光が入ることはありません。 (皆さんに理科の時間に習ったと思いますが)冬至のお日様は、一番高く上がる南中時でも、地面との角度は31.6度にしかなりません。
よく晴れた日のリビング。ちょうどお昼頃の写真ですが、全く陽が入っていないのがご覧いただけますね
ちなみに真冬のリビングはこんな感じ↓
リビングの一番北側の壁にも日が当たるんですよ。
一方、一年で最も太陽が高い夏至の前後では、太陽と地面がなす角は78.4度
にもなります。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
適切な長さの軒を出しておくと、この差を利用して冬は日差しをたっぷり取り込み、夏は日射を遮断する家を作ることができます![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
暖房負荷、冷房負荷をそれぞれ減らすことにもつながりますので、設計段階でぜひ検討しておきたいところ、です。
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日差し、日当たりのお話をすると、どうしても南側の窓からの日差しに話が偏りがちです。
東西面の窓については、朝日で目が覚めてしまいそう、とか、西日がきつそう、とか、まだ話題になるのですが、北向きの窓については意外と皆さん気にされません。
まあ、もともと北向きに大きな窓をつける家が少ない、ということもあるんでしょうが![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
我が家では、建物の北側にも結構大きな窓がついています。
これは、画家さんや彫刻家さんのアトリエでよくやられる明かりの取り方に学んだもの。
北側の窓って、実はとっても明るいんですよ。
画家や彫刻家は、南や東西の窓から直射日光が差し込んで、強い影ができるとかえって作品作りがしにくいため、作品制作のアトリエには、北向きに大きな窓をつけることが多いのです。
2階のリビングダイニングにも、北側に大きめの窓をつけています。
南北に抜け感があることで、より広がり感があるのではないかと思っています。
お隣とのお見合いの問題があるので、あえて北庭を設けてシマトネリコを植えたり、ウッドブラインドを下げるなどの配慮をしています。
その北側の窓、夏至を挟んでしばらくのあいだ、夕方になるとこんな光景が見られました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200813/11/yumetotochabi/a6/7c/j/o1080081014803398941.jpg?caw=800)
夕陽がさしてきているの、わかりますか?
ウッドブラインドの影がうつってとても綺麗です。
西隣、北隣の建物との位置関係で、ちょうど西日が落ちる位置が開いているみたいです。
都内で建物が密集しているので、太陽高度が低い朝日、夕陽がさしてくることはないだろうと思っていたので(実際、朝日は北窓からは差し込んできません)、ちょっと驚きました。
都市部の戸建て住宅ではあまり気にする必要はないかもしれませんが、周りが開けている土地や、高層マンションなどでは、夏に北側の窓からさしてくる陽が、室内の温熱環境に影響することもあるようです。
明るさをとるには非常に役立つ北窓ですが、一応、日射対策もできるように計画しておくとよいと思いますよ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
◆建築士夫婦おすすめ品
北窓にはeeblind.comさんで制作していただいたウッドブラインドを入れています。
ウッドブラインドは、インテリアの一部にもなりますし、差し込む日の影がとても綺麗だったりするのでおすすめですよ
ウッドブラインドといえば「NANIK(ナニック)」
価格は張りますが、閉じたときの木目の美しさは他の追随を許しません。
有名どころの製品でいえば、TOSOもおすすめです。
NANIKと並べてしまうと見劣りする中国製、韓国製のウッドブラインドも、単体で見ると立派に見えます。
我が家のキッチン北窓についているウッドブラインドは、実は格安の韓国製だったりします。
コストを抑えるなら、そういった商品も検討してもいいかもしれないですね。
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