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前回に続きバルコニーのお話です。
↑この写真は、昨年9月に引っ越してきてすぐに撮った写真です。
バルコニーにもたっぷり陽が入って、気持ちよさそうですねー![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
バルコニーの床には、夫のこだわりで本物のウッドデッキをひいています。
使用したのは、いわゆる「南洋材」とよばれる木の代表格「イペ」
とても密度が高く、重くて硬いのが特徴です。
イペ同士を拍子木のように叩き合わせると、キンキンとまるで金属のような高い音がしたりします。
水も吸いにくく、日本の過酷な環境でも、外部のウッドデッキとして使用できる、とても丈夫な木です。
最近よく使われる、樹脂製のデッキ材と比べて、やはり本物の木ならではの質感が感じられるのは最大の魅力です。
がしかし、自然の素材ならではの残念ポイントも存在します。
それが、銀白化
です
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
現在の我が家のウッドデッキを見てみると・・
ね?
明らかに茶色みがなくなってきてるでしょ?
屋根がかかっているので、銀白化はもう少しゆっくり進むんじゃないかと予想していたのですが、思ったより早かったですね。
イペに限らず、本物の木を使ったデッキでは、この銀白化は避けられません。
レッドシダーなどの柔らかい木であれば、「ウッドスキンコート」や「キシラデコール」といった
木部の保護塗料を塗ることもできますが、イペなど南洋材には使えません(密度が高すぎてほとんど吸い込まないため)。
茶色い色味を期待して、本物の木を使ったデッキをつくると、かなり早めに期待を裏切られるかもしれません。
自然の素材の変化を楽しむ、というスタンスが必要ですね。
色が変わりにくい樹脂性のデッキ材も悪くないですが、銀白化さえ気にしなければ、イペのさらりとした足触りはやはり最高ですよ![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
◆建築士夫婦おすすめ品
ウッドデッキとしてよく使われる「イペ」材でできたお箸です。「イペ」ってどんな木?と思われたら、実際手に取ってみてもいいかも?
イペはドリルの歯が折れるくらい硬いので、DIYには向きませんが、チャレンジしたいなと思うなら・・・
イペと同じ南洋材には、セランガンバツ(バツー)やウリンなどもあります。色々比較して見てみると楽しいですよ