音楽 | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

フェルトのほほえみうさぎの指人形
(2015/01/20 制作)


映画は月に3本に留めようとか思ってた決意はどこへやら、ショウジですショウジ

今月、確実に7本は観ます。倍以上じゃん…

というわけで感想行きます!


『音楽』

◎原作◎
未読(大橋裕之「音楽 完全版」)

◎あらすじ◎
無味乾燥な生活を送っている高校生がバンドを始める。
アニメーション作品です。

◎観に行くきっかけ◎
なんとなく面白そうだなと思って。



感想をひとことで言いますと


演奏シーンのビリビリ感がすべて


本作では無気力な高校生が音楽を奏でる楽しさに目覚めるのですが

音楽の楽しさや心が震える感じが演奏シーンに現れていて、その表現が素晴らしかったです。

アニメーションで音楽そのものを視覚化するのに、これ以上の表現は今のところない気がしました。

私は主人公のバンド「古武術」ではなく

元々いるフォークソングのバンド「古美術」の森田がお気に入りで

彼が内に秘めたマグマを演奏で爆発させるシーンは観ていて気持ちが良かったです。

古武術の太田が森田の家に行ってCDを借りるシーンなんかも

友達になる瞬間!みたいな感じが温かくて好きだったなあ。




ふと思ったのですが

世の中には常に音楽がないと生きていけない人と、そうでもない人に二分される気がします。

私は割と後者で、全く音楽を聴かない時期があって、それは音楽がなくても心が健康な時。

逆にやたらめったら音楽を聴いている時期は音楽がないとしんどい時。

あと、たくさんのアーティストや楽曲に触れなくても、お気に入りのアーティストと

アーティスト自体には特に思い入れはないけれどピンポイントで好きな楽曲

これがあれば満足なタイプですね。

好きなアーティストと好きな曲を繰り返し聴く感じなので、あまり新しい血は入らないかも。

それで思ったのは、私が音楽を特効薬として使っていることに照らし合わせると

常に音楽がそばにないと生きていけない人は

そうでもない人に比べて繊細な人なのかもしれないな、ということです。

私は小・中・高専・社会に出てからと

人間関係において書き尽くせないほど多種多様な躓きがありました。

結果的にメンタルがかなり鍛えられて

転んでから立ち上がるまでのスピードが段々と早くなった気がします。

それはたぶん、自分なりにこうすれば立ち上がれるという術を身に着けたから。

最近もちょっと転ぶことがあったのですが、2人の友人に肩を貸してもらったのと (多謝!!)

スガシカオさんの弾き語りライブに行ったことで立ち上がることが出来ました。

そう、最後の最後に音楽が効きました。

このタイミングに当たる日のチケットを偶然取っていた過去の自分を褒めたいw

私は人の心を癒したり救うことが出来る音楽を届けられる人を心底尊敬していますし

私もものづくりをしている端くれとしてこうでありたいと思いました。



私的2020年映画ランキング。

★★★はぜひ劇場で!★★はDVDでどうぞ、という基準になっております。

今年は例年に増して試写会が当たらないなあ…


映画に感動しているうさぎの指人形
「良い映画観たなあ」  ★★★相当


ジョジョ・ラビット (シネフロ)
フォードvsフェラーリ(試写会@ユナイテッドシネマ札幌)


微笑んでいるうさぎの指人形
「面白かった」  ★★相当


37セカンズ      (試写会@プラザ2・5)
パラサイト 半地下の家族(ユナイテッドシネマ札幌)
少女は夜明けに夢をみる(シアターキノ)
音楽         (ユナイテッドシネマ札幌)
ボーダー 二つの世界  (シネフロ)
ラストレター     (試写会@共済ホール)


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主人公役の坂本慎太郎に「バンド飽きた」って言わせてたのが一番面白かったです。
ただ彼に歌わせなかったのはちょっと残念だったなあ…