片頭痛の正しい知識を・・ | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 最近「脳過敏症候群」という新しい病気が注目されはじめています。
 このように、ネット上では「脳過敏症候群」が持て囃されています。そして、このような考え方が、あたかも真実であるかのごとく述べられています。
 こういったことから、「片頭痛の正しい知識」が求められています。
 このような「脳過敏症候群」を提唱される方々は、「脳過敏」が生まれつき備わったものとされて、果たして「脳過敏」とは一体、どのようなものなのかが明確にされません。
 こうしたことから、これまで以下のような記事を掲載してきました。


  未だに、ネット上で幅をきかす脳過敏症候群
    
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12281301551.html


  デパケンとミトコンドリア
   
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12283371687.html

 

 

 こうした「脳過敏症候群」が提唱されてから、日本全国の高齢者のめまい・耳鳴りで悩まれる方々がトリプタン製剤を求めて医療機関に殺到され一時は社会問題にまで発展し、2012年8月には、学会のホームページには異例のコメントが発表されましたが、このコメントも患者団体の抗議により削除されてしまいました。
 
   https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda/37396972.html?__ysp=44CM44CO6ISz6YGO5pWP55eH5YCZ576k44CP44Gr6Zai44GZ44KL6aCt55eb5a2m5Lya44Kz44Oh44Oz44OI44CN


 ということは、学会自体が容認される考え方ではなかったということです。にも関わらず、依然として現在でもネット上では広く流布している状態にあります。
 以前、こうした珍説に対して、目〇澤通信を開設される専門医に投稿した際に、私のブログに対して、「ブログは、一般の患者さんたちも見ることが出来るものです。従って、ご自分が主張していることを何でも書けばよいと言うものでもありません。学会が認められれば一般の人たちに語って良いこととなるでしょう」と非難されました。
 こうしたことから、以下の記事で異論を呈しました。


  情報収集の難しさをどう克服するのか
   
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12266778073.html


 結局、学会が容認されなくても、学会発表さえあれば、関係なくネット上で公開し、さらに一般啓蒙書として出版さえすれば、正論として容認されるようです。しかし、ここにはある条件が存在します。それは製薬メーカーに損害を与えないことです。
 ところが、このような「脳過敏症候群」という珍説は、トリプタン製薬メーカーが聞けば泣いて喜ぶようなものです。こういったことから、学会の容認の有無はともかく、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者には持て囃され、国際学会でもチヤホヤされることになっています。こういったことから、ネット上では、未だに、幅をきかせているのが実情です。
 私のように、正面をきって反論される方はどなたもおられず、ネット上ではひたすら賞賛されています。こういったことから、救われないのは、片頭痛患者さんだけのようです。


  蔑ろにされる片頭痛患者さん・・
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12262451711.html


 そして、どうして、このようになってしまったのかを以下で明確にしました。


    片頭痛中心の頭痛医療・・混迷を深める頭痛医療
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12263430814.html


    トリプタン製剤による「薬剤乱用頭痛」がなぜ増加したのでしょうか
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12264045857.html


  なぜ、頭痛研究は進展しないのでしょうか
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12264310387.html

 

 そして、なぜ、片頭痛が治らないのかについて、以下で明らかにしました。


  トリプタンは片頭痛の特効薬???
   
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12283084982.html


  西洋医学は、頭痛診療に役立つのか
 
  http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12284254397.html

 

  片頭痛がなぜ治らないのか?
   http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12284535633.html

 

 

 こういったことから、片頭痛とはどのように考えるべきかを明らかにしました。


  片頭痛とミトコンドリア その20 
   
http://ameblo.jp/yoyamono/page-4.html

 

 

 これに対して、現在、専門家が片頭痛をどのように考えているのかを、以下で明確にするとともに、どのように考えるべきかを明らかにしました。


  片頭痛は「病気」です、それも「脳の病気」です???
   http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12287329605.html

 

   片頭痛は予防するのが原則です
    
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12288263453.html


 結局のところ、諸悪の根源は、専門家がトリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成した「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)としたことにあります。トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成したものであることから、製薬メーカーの利益が最優先されることになり、現実の慢性頭痛で苦しまれる方々の安寧は二の次になってしまうことは当然のことでしかありません。
 私達が忘れてならないことは、「人が罹るあらゆる病気の90%は活性酸素が関与していると謂われることから、片頭痛もミトコンドリアの機能低下による頭痛(後天性ミトコンドリア病)である」ということです。
 生身の人間が感じる頭痛を、人為的な分類である「国際頭痛分類 第3版β版」を基に考えるようでは問題があり、少なくとも、自然科学を扱う学問の世界に、「絶対的な基準」が設けられること自体、不条理そのものであることは誰でも理解されることです。
 ということは、「臨床頭痛学」の領域では、「国際頭痛分類第3版」は、謂わばカルト宗教の”教義・教典”としての役割を果たすことになっています。
 このようなカルトの世界(学会)では、「人が罹るあらゆる病気の90%は活性酸素が関与している」と謂われようとも、徹底的に排除される宿命にあります。発表そのものが時間の無駄であり、ブログの世界が最も手っ取り早い手段であり、1人でも救われれば、それでヨシと考えるしかないようです。
 ということは、いかに学会でこのような発表を行おうとも四面楚歌でしかなく、既にこのような実情を認識される方々は諦めて反論すらしないことになっています。
 こういったことから、学会の場では、当たり障りのない、枝葉末節の研究発表しか行われないことは例年示されていることです。
  このようなカルトの世界にするのではなく、あくまでも”生物学の基本に基づいて論ずるべきです。生物学の基本はミトコンドリアにあります。私達の体を構成するミトコンドリアの観点から、生体現象・頭痛は論ずるべきです。

 しかし、このようなことを専門家に求めること自体無駄なことであり、ということは私達自身が独自に考えていかなくてはなりません。


 こういったことから、「片頭痛の正しい知識」とは、それぞれの立場によってまったく異なるということです。
 専門家は、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成した「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)とすることによって、製薬メーカーの利益が最優先されることになり、現実の慢性頭痛で苦しまれる方々の安寧は二の次になってしまうことは当然のことでしかありません。

 製薬メーカーに気に入られれば、「正しい知識」ということでしかないということです。
 これが果たして、真の学問であるのかは甚だ疑問になってきます。

 このようにまさに憂うべく時代にあるようです。


 ということで、「片頭痛の正しい知識」とは一体何なのでしょうか?


 このことから、「片頭痛の正しい知識」が明確にされない限りは、治るべきものが治らないということです。

 このことは、これまでの専門家がしてきたことで、明確にされています。「脳過敏症候群」も然りです。

 こういったことから、私達自身が賢明にならなくてはなりません。


   
  ミトコンドリアとは
     
http://taku1902.jp/sub532.pdf

  
  従来の「臨床頭痛学」とは
      
http://taku1902.jp/sub534.pdf


  これでよいのか 片頭痛医療 改訂版
     
http://taku1902.jp/sub512.pdf

 

  脳過敏症候群
      
http://ameblo.jp/yoyamono/themeentrylist-10086046581.html