情報収集の難しさをどう克服するのか・・まとめ | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 これまで、以下のような記事を掲載してきました。


  気がついてみれば・・
  出版社の本質はどこにあるのでしょうか
  専門医の論理的な矛盾・・片頭痛医療の”七不思議”


 以上のように、現状がどのようであれ、これを批判したり製薬会社のあり方を論評してはならないことになっています。
 そして、学会の専門家の申されることは全て正しく、これをとやかく考えることは許されないことになっています。
 そして、頭痛専門医の目〇澤 〇先生の申されるように「学会で認められれば一般の人たちに語って良いこととなる」ということです。


 ということは、私達は、”一方通行”の知識しか得られないことを意味しています。


 しかし、これまで述べてきましたように、現実の「慢性頭痛でお悩みの方々」はどうなるのでしょうか。現状は、以下で説明致しました。


  蔑ろにされる片頭痛患者さん・・
    片頭痛中心の頭痛医療・・混迷を深める頭痛医療
    トリプタン製剤による「薬剤乱用頭痛」がなぜ増加したのでしょうか
  なぜ、頭痛研究は進展しないのでしょうか


 ここで述べましたように、私達は、専門家の方々の考え方に問題があると考えなくてはなりません。
 専門家と一般の医師の考え方の根本的な相違点は、「慢性頭痛」をどのように考えるかだけの相違でしかありません。このような考えの根拠となることは以下で述べました。


  私達は、今後、どうすればよいのでしょうか
  薬を使わない治療法・・食生活の重要性を信じない
  薬を使わない治療法・・食生活の重要性を信じない その2
  日本人は”薬好き”って本当?


 結局、”片頭痛が治らない”と言っているのは専門家だけのことであり、”なぜ、治らない”と言い張るのかは、これまでもクドクドと述べてきました。
 このことは、専門家がいかに真剣に、片頭痛研究に取り組んでいなかったかを証明しているようなものです。
 自分が、片頭痛になればよく理解されるはずでありながら、残念ながら、片頭痛を経験していないが故に、”雑念”が入って「真相究明」に至らないだけのことです。


 専門家以外の一般の方々は、治そうという意志・執念を持って、真剣勝負で、血の滲むような努力と創意工夫をされ、すべて克服されてきた事実を忘れてはなりません。これは、専門家の比ではなかったはずです。


 さらに、大手の出版社から出される片頭痛の一般的な啓蒙書は、体制を擁護し、製薬会社を守るためにあるものと考えなくてはなりません。
 すなわち、片頭痛には、トリプタン製剤を勧め、片頭痛は”不治の病”として、「脳過敏」の対処法を述べ、頭痛解消法を姑息的に説明することでしかなくなってきます。
 これまで、片頭痛を根治させる書籍が頭痛の専門家から出版されたでしようか。すべて、一生、お付き合いしましょうということだけです。
  このように考えれば、頭痛専門医の目〇澤 〇先生の申されるように「学会で認められれば一般の人たちに語って良いこととなるでしょう」ということが理解されるはずです。


  「慢性頭痛」をどのように考えるかだけのことでありながら、専門家は、こうしたことを考えることもなく、自分で話を”ややこしく”し、自分で迷路に嵌り込んで、治るべきものを治らなくしていることは、まさに皮肉としか言えないようです。これは故意で行っているのでしょうか?


 この慢性頭痛を東洋医学でいう”未病”と考えることは、頭痛だけでなく、疲れやすい、胃腸の調子がよくない、身体が冷える、身体がだるい、疲れがとれない、よくめまいを起こす、肩こりがひどい、食欲がない、よく眠れない、頭が重い、足がつる、耳鳴りがする、夢をよくみる、喉のつかえ、むくみやすい、風邪をひきやすい、顔色が悪い、気分が落ち込む・すぐれない、活力がでない、元気がでない、何となく調子が悪い、寝起きが悪い、等々といったような「体調不良」に共通した考え方であり、現代病全般に共通したものです。


 ただ、頭痛の専門家だけが何故だか、このように考えないだけのことです。
 このように単純に考えれば済むはずでありながら、”偏った・極めて特殊な・独特な考え方”しかされないのが、頭痛の専門家なのです。
 どうしてこのようになってしまったのかは、頭痛の専門家は、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者の作成された「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な”教義・教典”とされるからです。

 こういったことから、トリプタン製薬メーカーの不利益な考え方は絶対にされることは、あり得ないということです。
 こうした事実を覆い隠すために、大手の出版社は、体制を擁護し、製薬会社のために存在し、頭痛専門医の目〇澤 〇先生の申されるように「学会で認められれば一般の人たちに語って良いこととなるでしょう」ということになります。


 このようにして、私達は、一生、トリプタン製剤のお世話になりましょう、ということです。
 薬好きのひとであれば、これでよいかもしれませんが、すべての方々が薬好きとは限りません。中には、トリプタン製剤を飲んでおれば、片頭痛が治ってしまうと信じておられる方もおられるかもしれません。
 こうした方々にとっては、まさに悲劇でしかなく、飲んでも・飲んでも、逆に、片頭痛が増悪してくる場合も当然あります。
 しかし、専門家の方々は、なぜ、このように、逆に、片頭痛が増悪してくるのかということを説明すらしてくれることはありません。
 実際には、治せるはずのものを、このようにトリプタン製剤だけで対処させて、”悲劇のどん底”へ陥れるようなことは、絶対あってはならないことです。


 このようなことは、頭痛領域だけに限られたことではありません。
 パニック障害・うつ状態・うつ病・不眠症などの心療内科疾患、さらに生活習慣病の糖尿病・高脂血症・痛風、そしてガン治療・認知症治療にも共通していえることです。
 こうしたすべての現代病とされるものに対して、薬だけを飲んでおればすべてが解決する・病気が治るといった風潮があることを忘れてはなりません。
 薬を服用すると同時に、生活習慣の問題点を改善・是正していくことが必須になっています。専門家は、こうしたことを教える務めがあるはずです。このような指導を全く行うことがなく、専門家として怠慢としか言えないはずです。
 それ以上に、このような現代病にならないように常日頃から、「健康的な生活」を送るようにして、予防していくことが重要になってきます。
 このように、慢性頭痛とくに片頭痛だけに限ったことではありません。

 このように考えれば、頭痛領域の専門家は、こうした予防といったことすら考えに至らない現状からすれば、果たして、専門家と言えるのか甚だ疑わしいことになります。

 このような極めて重要なことができないということは、これまでの論理に問題があるはずでありながら、一切、反省の意志さえみられません。


 こういったことから、出版社が”あてにならない”ことから、頭痛専門医の目〇澤 〇先生からは、「ブログは、一般の患者さんたちも見ることが出来るものであり、自分が主張していることを何でも書けばよいと言うものでもありません。学会で認められれば一般の人たちに語って良いこととなるでしょう」と批判されようとも、命ある限りはこのブログで訴えていくしかありません。
 専門家の方々の考え方は、絶対に変わることはあり得ないことです。このあたりは、厳粛に反省しなくてはならないはずでありながら・・


 このようにすることによって、一人でも、片頭痛へ移行することがなくなり、さらに片頭痛そのものが改善に導かれれば、何も問題がないはずであり、現に片頭痛は未だ”未病”の段階にあり、治らないはずはありません。それも、日常的に感じる極く軽度の頭痛の段階の早期から対処すべきことは言うまでもありません。対処が遅れれば、それだけ苦労を強いられということです。

 

 さらに付け加えれば、専門家はこのような”日常的に感じる極く軽度の頭痛さらに緊張型頭痛を全く無視し、このような段階の頭痛を放置させたことによって、片頭痛を醸成・熟成させてきた事実は何を意味しているのかを、私達は虚心坦懐に見つめ直すことによって、これまでの専門家の考えとは一体何だったのかを考えなくてはなりません。

 これでも、専門家の考え方が正しいとでも言われるのでしょうか。

 

 こういったことから、一方通行の情報だけでは、極めて問題があることを認識しておく必要があります。

 このような謂わば、一方通行の偏った考え方をされる専門家に誰がストップをかければよいというのでしょうか。