糖尿病対策補足編 | 「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

どんな優れた手技を施しても再発を繰り返す、厄介な腰痛、股関節痛、その他の原因不明の症状は何が原因なのか?またどうやってその原因を絞り込み、対処していくのか…? 難解な理論や高度な手技では解決出来ないそのワケなどをつらつらと書いております。

またまた久しぶりの記事になります。

 

実は去年の11月に全治3か月レベルの大けがを患いまして・・・ということは特に関係がなく、単に「これは何が何でも記事にしておかなければ!」という気持ちが全く湧かなかっただけのことなのですが。

 

それはともかく、今回は糖尿病対策に関する補足的な内容になります。(以前に書いた糖尿病に関する記事はこちらから)

 

 

さて、私個人の糖尿病に関しては、その原因は割とハッキリしているように思います。

 

親父が糖尿病でしたから、体質的に発症しやすいということはあったかと思いますが、やはりメインの要因としては生活習慣が挙げられるでしょう。

 

特に就職してからの20代後半からの数年間は酷いものでして、早朝に(食欲は全く無いのに)無理やり朝食を掻き込み、夜は毎晩22時近くにドカ食いという日が続きました。

 

今の知識があればもっと考えただろうとは思いますが、当時の私としては、そういう食生活でないと体力がもたなかった(と、思い込んでいた)のです。

 

糖尿病に関しては、体質的な要因もさることながら、基本的には普段の食生活が肝心になってきます。が、実は現時点でまだそれほど大切だとは認識されていない要因として、睡眠の問題が挙げられます。

 

 

熟睡者  クリスティアン・ベネディクト  ミンナ・トゥーンベリエル著(サンマーク出版)

 

こちらでは睡眠の時間と質が身体にどれほど大きな影響を与えるかについて詳しく書かれておりますが、実は睡眠不足やその深さ、また眠る時間帯まで含めて、糖尿病の発症に大きくかかわっているとのことです。もっと早く書いてほしかったですね。

 

 

先ほど私の20代の状況について少し触れましたが、今思えば当時の睡眠時間は毎日平均5時間ぐらいだったように思います。確かに毎日眠い目をこすりながら朝食を摂っていたように思うのですが、今と比べれば体力的にはまだまだ余裕があり、幸か不幸か、特に睡眠不足を感じてはいませんでした。

 

その後の治療院勤務時代はともかくとして、退職後は時間こそ確保できていましたが、ある時徹夜を繰り返してホームページを作っていた頃から、すっかり夜型になっていたのも良くなかったのでしょう。

 

まあ全ては後の祭りというわけであって、今これをお読みのあなたにとって少しでも参考になればそれでヨシということにしておきます(涙)

 

 

ではこの睡眠の問題が、実際に私の場合どれほどの割合で糖尿病の発症に関与していたのか?ということですが、当然のことながら、正確なことは分かりません。

 

で、こういう時に私が使うのが(怪しさ満点の)筋反射テストなのですが、おおよそ2割の影響という反応でした。

 

こういった場合の精度についてはなんとも言いようがないですし、話半分以下で受け止めてもらえばいいのですが、私個人の(根拠のない)実感としては、まあそんなものかなというところです。(例えばここで40%などいう反応があれば、ちょっと信じられないというのが本音ですし、ここでも書いていなかったでしょう)

 

 

そしてもうひとつ。

 

糖尿病の発症には幾つかの要因がかかわっているわけですが、そのメインは食生活(栄養分の過不足)の問題であり、それは多くの場合、糖質などの過剰摂取が問題視されるわけですが、不足という問題も実はあります。

 

例えば糖分を血中から細胞に取り込む際にはインスリンが必要になるわけですが、そのインスリンは何も無いところから勝手に生成されるわけではありません。やはり必要な栄養分があって初めて体内で作られるわけです。

 

・・・という細かいことは置いときまして、こちらも筋反射テストで「糖尿病の発症にかかわっていた栄養分」についてチェックしてみましたところ、「塩分の不足」と出ました。

 

 

この検査結果が正確であるという前提で書きますが、どのような機序において塩分がもっと必要だったのかというと、それは自分にはよく分かりません。

 

以前の記事で書いたように、私は天然塩を溶かした水を極力毎日飲んでいるわけですが、それはとりあえず血糖値をある程度下げる働きをしているだけであって、現時点で完治しているわけではありません。

 

ただ、これもあくまでも私個人の感覚としてではありますが、この結果は多少なりとも腑に落ちるものではありました。

 

 

理由は二つあります。

 

これまでも何度か書いてきたことではありますが、筋反射テストはよほど習熟していない限り「自分の予想や期待が出やすい」検査法であり、その検査時において私自身はビタミン類の不足を漠然と予想していたということ。

 

そしてこれは治療院勤務時にとあるスタッフがある方を筋反射テストでチェックしていたときに聞こえてきたことなのですが、彼はその方に「膵臓のミネラル不足」を指摘していたのです。

 

※糖尿病に関する記事の中で既に触れていますので、ここではクドクド書きませんが、現在日本で多くの方が塩だと思っているものは塩化ナトリウム99%の「塩もどき」のまがい物でしかありません。(高血圧=塩分の過剰摂取だと思っている方は前述の記事を熟読して下さい)

 

実際のところ、例えば30年ぐらい前から天然の塩をしっかり摂っていれば発症が100%防げたのかどうかまでは、何とも言えません。

 

しかし「塩分過剰摂取が高血圧の主原因である」という一般的な認識により、以前の私を含めて多くの人が塩不足であるということは間違いないだろうと思っています。

 

 

 

さて今回の記事を書いて一つ思うのは、日本から糖尿病患者は当分の間減らないだろうなということです。

 

日本の社会人全員が、ある日突然8時から17時きっかりの勤務体制になり、また同時に全ての接待が禁止され、糖分過剰のあらゆるスイーツや酒類などが禁止されるなどということはあり得ません。また昔ほどの影響力は無いとは言え、テレビで食に関する番組だらけという状況は今後も続くでしょう。

 

ただ・・・

 

確かに病気にならないに越したことはありませんが、病気にならないことだけを目的として生きるというのも無理がありますし、そんな生活は実に味気ないです。また人それぞれ環境も条件も異なりますから、結局は無理なく「出来る範囲で」取り組める対策を、各自で取り入れるしかありません。

 

 

ということで、どれだけ実際に有益かつ有用性のある記事を書けるか難しいところではありますが、さすがにここしばらく間が空きすぎが続いておりますので、今後はあまり深く考えすぎず、何気なく思ったことなどもあれこれ書いていこうかなと思います。

 

 

最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。

 

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