認知症予防に知っておくべきこと | 「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

どんな優れた手技を施しても再発を繰り返す、厄介な腰痛、股関節痛、その他の原因不明の症状は何が原因なのか?またどうやってその原因を絞り込み、対処していくのか…? 難解な理論や高度な手技では解決出来ないそのワケなどをつらつらと書いております。

当ブログでは、おススメの認知症対策として紹介している記事を毎回の記事の下に貼っております。

 

これらは予防はもちろんのこと、ある程度進行した症状であっても、いくばくかの改善が期待出来るのではないかと個人的に判断したものですが、今回は予防的な意味合いメインで誰もが知っておくべきと判断した内容です。

 

 

つい先日、いわゆる「脳トレ」的なものは、認知症対策には効果が見込めないという記事をネットで見ました。(配信元などは未確認でして、またそれほどじっくり読んだわけでもありませんが)

 

しかし実際の話として、音読の効能などについて多数の著作を発表されている東北大学教授の川島隆太教授によると、高齢者施設に入居されている、既に認知症を発症されている方々に音読や簡単な算数の問題を解いて頂くという実験によって劇的な効果が確認されているという事実があるわけなので、認知症は今後の先進医療の発展を待つしかないというわけではありません。(もちろん程度によりますが)

 

実は最近この川島先生の著作を2冊続けて読む機会があったのですが、その中でも特に印象に残ったことを簡単にまとめておきます。

 

 

本を読むだけで脳は若返る(PHP親書)

 

 

 

 

スマホ依存が脳を傷つける(宝島社親書)

 

 

1.タブレットやスマホを長時間使うほど学生の成績が明らかに下がることが、多くの検証で明らかになっている

 

※勉強そのものに活用している場合も同じ(記憶に残りにくい)

 

2.オンラインでの会話や会議は、例えその会話が盛り上がって参加者が談笑していたとしても、脳の前頭前野は反応していない(簡単に言うなら、脳がボーっとしている状態)

 

 

この、普通に会話が盛り上がっているにもかかわらず脳の大切な部分が反応していない、ということを簡単に言いますと、「脳の中枢の機能が、人間相手の会話だとはみなしていない(!)」ということになります。

 

上記の内容については、なぜそのようなことになってしまうのかということについても書かれていますので、是非とも実際に手に取ってご確認下さい。それでもなくても高齢化が進むこの国で、若年層を含む全ての世代がスマホとタブレット、そしてオンラインでの仕事ばかりになったら、今すぐではなくとも、いつかそのツケが国全体に回ってくる可能性が高いのではないでしょうか?

 

認知症はご本人だけではなく、否応なしに周りの人達を巻き込んでしまうのですから、仮に直接的な関りがないとしても、巡り巡って日常生活や仕事の上で何らかの負担が生じてくることが考えられます。

 

大げさな話でも何でもなく、認知症は一国の運命すら左右しかねない問題であるわけです。

 

 

 

ただし一応ここでお断りしておきますが、川島先生はスマホなどの使用を完全にストップせよという非現実的な主張をされているわけではなく、その危険性を知った上で適度な時間の使用を心掛けるべきと書かれているだけです。どう考えても、自宅での勉強だけならまだともかく、仕事のやり方を自分だけ変えることは出来ないという方が大半なのですから。

 

ですので、極力毎日、少しずつでも本を声に出して読むだとか、または語学の勉強をされる場合には、せめて半分は紙の辞書を使ってみたり、ペンを使って筆写で暗記するなどといった時間を意図的に設けるといった工夫をしてみるべきでしょう。

 

 

デジタル機器は大変便利なものであり、私自身も色々と恩恵にあずかってはいますが、完全に頼りっきりになるのは避けた方が良さそうです。特に身近な高齢の方が毎日長時間、勉強のつもりでYouTubeをご覧になっているという方は、時間を制限するだとか、動画を見ながらペンでメモをとるといった作業を加えるように言って頂ければと思います。

 

もし仮に「そんなことあるかい!色々勉強になって知識も増えとる!」などと言われたら、こう言い返して下さい。

 

「動画は長時間見ててもそんなに疲れへんやろ?それは自分で思ってるより脳を使ってない証拠なんやで!」

 

 

最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。

 

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