紫外線と老眼の関係
冬から春、そして初夏へと続くこの季節は
眼にあたえる紫外線程悪いものはありません。
UVケア対策は、髪の毛やお肌だけが必要な訳では
ありません。
そもそも、紫外線とは???
太陽光線の中で波長が短いものを総称して紫外線と呼ばれています。
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」と波長によって
その作用が違います。
でも、一般的にこれらをひっくるめて『UV』と呼びます。
紫外線には、ビタミンDを作り出すなど体にとって必要なものですが
・ 皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させる。
皮膚の弾性を失わせ老化を促進する。
細胞の物質交代の進行に関係しており、細胞の機能を活性化させる。
(これがシミやソバカスと言ったメラニン色素を増やすこと)
・ 8月が1年のうちで最も強く、曇りの日でも晴れの日の
50%ほどの量が降り注いでいるといわれています。
浴びすぎると目の病気の原因になってしまいます。
(タンパク質を変形させる→ 凝固)
『水晶体の成分』でも書きましたが
水晶体を作っているのは、タンパク質です。
太陽光線が当たったいる場所は、ポカポカと温かいですし
温かいを通りこすと「ヒリヒリ」して「日焼け」を起こします。
夏の海水浴で背中が日焼けして「ヒリヒリ」するのは
紫外線で、皮膚が焼けてしまったからです。
それと同じことが眼の中(水晶体)で起きています。
例えば、
あなたは目玉焼きを作ったことはありますか?
たまごの成分は『水分』と『タンパク質』です。
アツアツになったフライパンにたまごを割っていれると
どうなりますかね・・・
そう、美味しそうな目玉焼きの出来上がりですね。
水晶体にもこれと同じことが起きているのです。
つまり、紫外線は、水晶体(タンパク質)を
目玉焼きにしようとしている、と言うことです。
なので、これからの時期は
お肌のUVケアと同時に目ん玉のUVケアも大切です。