戦略備蓄倍増
NY原油は大幅反発
本日は午後に発表された戦略備蓄原油積み増しのニュースが
全てといっても過言ではないだろう。20年後には現在の
6億 9,100万バレルから倍以上の15億バレルに増やすという計画。
まだ計画の段階とはいえ久しぶりの大きな材料といっても良さそうだ。
ここまでOPECの減産やロシアの欧州向け輸送停止など、
強気材料といえば供給側のものが多かったが、
需給側でこうした目立つものが出てきた意味は大きい。
ボドマンエネルギー長官はこの計画を受け、春から日量10万バレルの
ペースで積み増しを開始するとの意向を示しているが、
これは911テロ以降、2005年まで続いた積み増しペースにほぼ匹敵する。
この間に相場は10ドル台後半から70ドルまで上昇した。別の見方をすれば、
米国の需要見通しが今後20年に渡って日量10万バレル引き上げられたのに等しい。
また、米国がこうした計画を発表すれば、日本や欧州がこれに続く
可能性も高いだろう。中国が積み増しを開始、インドや他のアジア諸国に
とっても備蓄積み増しは重要問題だ。新興国に加え既に保有している国も一斉に
積み増しを増やす方向に動けば、いくら供給を増やしても追いつかないのは明白だ。
もっとも、こうした材料はあくまでも中長期的なもの、発表があったからといって、
いきなり2ドルも値が動くのは行き過ぎだ。ここまでの下げで割安感が高まり、
皆がチャンスをうかがっていたところにニュースが飛び込んできたため、
一気に買い戻しが膨らんだのだろう。相場はきっかけさえあれば
いつでも大きく反発する力があることを、改めて示したということだ。
まだまだ相場が上下に振れる可能性は高いが、
60ドル台回復はかなり近くなってきたのではないか。
本日は午後に発表された戦略備蓄原油積み増しのニュースが
全てといっても過言ではないだろう。20年後には現在の
6億 9,100万バレルから倍以上の15億バレルに増やすという計画。
まだ計画の段階とはいえ久しぶりの大きな材料といっても良さそうだ。
ここまでOPECの減産やロシアの欧州向け輸送停止など、
強気材料といえば供給側のものが多かったが、
需給側でこうした目立つものが出てきた意味は大きい。
ボドマンエネルギー長官はこの計画を受け、春から日量10万バレルの
ペースで積み増しを開始するとの意向を示しているが、
これは911テロ以降、2005年まで続いた積み増しペースにほぼ匹敵する。
この間に相場は10ドル台後半から70ドルまで上昇した。別の見方をすれば、
米国の需要見通しが今後20年に渡って日量10万バレル引き上げられたのに等しい。
また、米国がこうした計画を発表すれば、日本や欧州がこれに続く
可能性も高いだろう。中国が積み増しを開始、インドや他のアジア諸国に
とっても備蓄積み増しは重要問題だ。新興国に加え既に保有している国も一斉に
積み増しを増やす方向に動けば、いくら供給を増やしても追いつかないのは明白だ。
もっとも、こうした材料はあくまでも中長期的なもの、発表があったからといって、
いきなり2ドルも値が動くのは行き過ぎだ。ここまでの下げで割安感が高まり、
皆がチャンスをうかがっていたところにニュースが飛び込んできたため、
一気に買い戻しが膨らんだのだろう。相場はきっかけさえあれば
いつでも大きく反発する力があることを、改めて示したということだ。
まだまだ相場が上下に振れる可能性は高いが、
60ドル台回復はかなり近くなってきたのではないか。
金は何についていくのか
NY金は小幅反落。前半の上昇を維持できず、
取引後半に手仕舞い売りが膨らんだ。
先週後半同様、原油の値動きを追いかける展開。
消費してもこの世から消えてなくならない金は、需給バランス以外の
要因に左右されることが多い。今は原油についていっているが、
その対象もコロコロと変わってしまうのであまりあれこれと意味を
考えても仕方ない。考えている間に対象が変わってしまうのがオチだ。
それにしても相場は前半の上昇局面でこそ640ドルの大台を回復したが、
その後はぴたりと買いの勢いがなくなってしまった。
この水準では割安感もなくなっており、何か材料が出てこない限り
相場を今以上に大きく押し上げることは難しいだろう。
中長期的なトレンドは依然として上向きだが、
しばらく この水準でじたばたとするのではないだろうか。
取引後半に手仕舞い売りが膨らんだ。
先週後半同様、原油の値動きを追いかける展開。
消費してもこの世から消えてなくならない金は、需給バランス以外の
要因に左右されることが多い。今は原油についていっているが、
その対象もコロコロと変わってしまうのであまりあれこれと意味を
考えても仕方ない。考えている間に対象が変わってしまうのがオチだ。
それにしても相場は前半の上昇局面でこそ640ドルの大台を回復したが、
その後はぴたりと買いの勢いがなくなってしまった。
この水準では割安感もなくなっており、何か材料が出てこない限り
相場を今以上に大きく押し上げることは難しいだろう。
中長期的なトレンドは依然として上向きだが、
しばらく この水準でじたばたとするのではないだろうか。
原油大幅安
NY原油は大幅反落。弱気の在庫統計を受け売りが膨らみ、
一時50ドルの大台を割り込む場面も見られた
在庫統計では原油が677万バレル、ガソリンが349万バレルの
大幅積み増し。製油所稼働率が3.53ポイントも一気に下がったことを
考えれば原油の積み増しはむしろ当然で、強気に作用していた
可能性もある。しかし、これだけ稼働率が下がったにもかかわらず、
ガソリンが大幅積み増しになったことが大きい。需要の低迷が主な
原因と思われるが、寒波で全米各地の交通が麻痺していることも
影響しているのかもしれない。
一方、本日はほとんど注目されることもなかったが、稼働率の
大幅低下は中長期的に問題が大きい。先週は製油所の小規模な
トラブルがいくつかニュースに載っていたが、その影響だろうか。
定期点検が本格化する以前からこういう低迷が続くようだと、今後の
需給に問題が出てくる可能性も高い。本日は市場心理が大きく弱気に
傾いているだけにこのような結果になったが、状況が違えば稼働率の
低下だけで十分な買い材料になることは、覚えておいた方が良い。
一時50ドルの大台を割り込む場面も見られた
在庫統計では原油が677万バレル、ガソリンが349万バレルの
大幅積み増し。製油所稼働率が3.53ポイントも一気に下がったことを
考えれば原油の積み増しはむしろ当然で、強気に作用していた
可能性もある。しかし、これだけ稼働率が下がったにもかかわらず、
ガソリンが大幅積み増しになったことが大きい。需要の低迷が主な
原因と思われるが、寒波で全米各地の交通が麻痺していることも
影響しているのかもしれない。
一方、本日はほとんど注目されることもなかったが、稼働率の
大幅低下は中長期的に問題が大きい。先週は製油所の小規模な
トラブルがいくつかニュースに載っていたが、その影響だろうか。
定期点検が本格化する以前からこういう低迷が続くようだと、今後の
需給に問題が出てくる可能性も高い。本日は市場心理が大きく弱気に
傾いているだけにこのような結果になったが、状況が違えば稼働率の
低下だけで十分な買い材料になることは、覚えておいた方が良い。