本日の注目WEB&記事 NO,2
■本日の注目WEB
本日、紹介するのは「WIRE06.com」 (ワイアーゼロシックス)です。この「WIRE06」とは今年で八回目になる横浜アリーナで9月2日に開催されるテクノ中心の国内最大レイヴです。国内だけではなく海外からも多くのアーティストが参加するため毎回注目されている大規模なイベントになっています。その公式ページになっています。
・良かったところ
まず見た目が面白いです。毎年違った感じのデザインになっており、毎回トップのロゴなどに動きが付いているので興味をそそられます。そして一年に一回の開催なのですが開催時期の数ヶ月前からの情報更新、今までに開催された年ごとの写真が豊富に掲載されておりイベントのページなのに時期に関係なく楽しめます。実際、会場で写真を取る機会はあまりないと思われるので行ったことのある人は必見です。
・物足りなかったところ
イベントについての説明がかなり薄いです。おそらく初めて見る人は辛うじて音楽のイベントと確認できるぐらいです。視聴は出来ますがそのアーティスト情報もまた別に調べなければいけないことになります。イベント自体は楽しかったのでもっと初めての人も入りやすいWEBになればもっと良いのでは、と思いました。
・気になった理由
自分も行ったことのあるイベントだったのとイベント内に使われる映像が面白かったのでで調べてみました。
「WIRE06.com」 www.wire06.com/front/index.html
■本日の注目記事
「遊び心」こそ発見の基礎 日本経済新聞 科学24
胃潰瘍の原因のヘリコバクター・ピロリ菌を発見して昨年ノーベル生理学医学賞を受賞した西オーストラリア大学(パース)のバリー・マーシャル教授は、自分の体を実験台にして研究成果をあげた。革新的な発明・発見を遂げるための研究者の要件とは何か。同教授に聞いた。-ヘリコバクター・ピロリ菌に注目した理由は?「もともと細菌が何者なのか、どうやって過酷な胃の中の環境で生存するのかを知りたかっただけだ。潰瘍治療の研究計画はなかった。そこに内視鏡の技術が急速に発達し、医療への応用につながった。新技術が科学に〝意味〟を与えた」「科学者は常に新技術の利用を念頭に置くべきだ。同時にハイテク企業は現在の事業領域の外の基礎研究分野にも目を配る必要がある」-ノーベル賞受賞で何が変わったか。「企業との対話が増え、新技術に接する機会が増えた。日本との関係も密になり、訪日すると秋葉原の電気街に必ず足を運ぶ。ロボット専門店はアイデアの宝庫だ。アイボが欲しくてたまらなかった。高くて手が出なかったが」-少年時代は?「機械いじりや電気工作、化学実験が大好きだった。私の最初の発明は輪ゴムのピストルだ。花火やモールース信号にも熱中した」 「日本人の精神性はこうした遊び感覚に優れていると思う。日本の研究者の多くは革新的な発想の才がある。問題は基礎研究への資金の流れの乏しさ。そして研究者の英語での発信力かもしれない」-研究とは何か。「つまるところ、おもちゃ遊びだ。バネが自然にくねくねと階段を下りる玩具がある。私の高校時代には物理学の教室に貴重な〝教材〟とし鉦座していた。私の目には〝最高のおもちゃ〟としか映らなかった」「最近はカンガルーが庭を荒らして困るので、自宅に約十台のカメラを付けて、画像を研究室で監視している。なかなか楽しいが、見ているだけで追い払うことができないのが実は問題だ」
・この記事について
話や記事だけを聞くと複雑そうに感じるノーベル賞受賞者。しかし実際はすごくシンプルな好奇心から始まっていることを知り少し身近に感じられました。一見、遠回りに感じる基礎研究の大切さも「遊び心」を思い出させてくれるのであれば私は研究者ではないですが違った形で取り入れ、忘れないようになりたいという気持ちになりました。
製作 10:30~12:40