若い二人
動画サイトでぶうにゃんが住む大国に美人ヴァイオリニストが渡りインタビューをしながら競演した番組を見た。画質が、さもン十年前…といったものでしたが大学生でありながら落ち着いた様子で我が国のキャンパスとは違うように見えたけどこれは音楽大学ならではなんだろうか?今更ながらあの番組は来日直前だったのか…と、思う。この時ぶうにゃんは全くの自然体だったらしく拗ねたりおどけたりしてまりこさんをしてあどけなくてかわいいと言わせている。番組の最初の方で女の子達が座っているベンチにスタスタと歩み寄り何やら話しかけていたけどそれがとても自然でコンクールの控室でのピリピリしたところは無く普通の優しい青年に映ったそうだ。その後二人は一緒に弾くことになるんだけどピアノの前に座り機関銃のように流れ出る音はどこにでもいる優しい青年ではなく強烈な個性を放ち誰にもそれを邪魔させないという強い意志を感じそうだ。その後来日したぶうにゃんと若い日本のぶうにゃんファンを見て真に芸術家を育てる良い聴衆にはなり得ていないことをチクリと書いている。あれから40年近く経ってはいるけどファンとピアニストの健全な距離と在り方をこれからも忘れずに応援したいなあと思ったお気楽ミーハーの私。大阪公演が近づいてきた。ピアニストを育てる賢い先輩ファンに学ばせていただこう。