物を知らない私

普段のピアニストのお姿は
如何ばかりかと
思うのですが
こんな感じ?


広々とした洋館の
一番奥まったお部屋


常に
一分の隙もない
お洋服を御召になり
足下は
磨き上げられた革靴。


物憂げな横顔と
大きな窓に
たっぶりとしたドレープの
カーテン。


影がある。

自然光なのか 
照明なのか判然としない。



でも
このモノクロームの世界が
なんともよく似合う。


ピアノに預けた
腰の位置の高さよ。


こうして見ると
靴はそれなりに大きい。


キャプションには
国営放送局スタジオで
YAMAHAのピアノを使用しての
録画撮り

とある。

記事は
小山女史


コンクールの時の印象を
少し距離を置いた所から
見たまま書いている。


コンクールでの
前評判と
噂に違わぬ
自由な演奏


年齢は
小山女史の方が
少しお姉さんだけど
感じたままを表現できるのが
魅力だと語っている。


フムフム
ぶうにゃんの昔の演奏を
今聴いても
いつも新しく感じるのは
そのせいか……と
なんとなく思った。



楽譜には
ピアニストの感性を
刺激するエネルギーが
あるんだなあと
又ひとつ
ピアニストを御尊敬
申し上げた。


ただの
ハンサムではない
ピアニスト
ぶうにゃん。


これからも
ぶうにゃんのピアノを
聴きたい!
と又思った。


そして
一歩進んで
他のピアニストさんの
渾身の演奏も
聴いてみたくなりました。



はてさて
何方の演奏が
私の琴線に触れるのだろう。