元帥の
アンダンテ・スピアナート
華麗なる大ポロネーズ


特にポロネーズは
息吐く隙 もない。


以前
ノブ君の公演で
アンコールの演奏中に
ピアノの弦が切れたことが
あったそうだ。


構造上
中音か高音ならば
複数本のピアノ線があるので
そのまま弾けるらしい。


だとしても

線も切れよ
指も折れよ
とばかりに
豪快に力強くかき鳴らす
若かりしぶうにゃんを見ながら
心臓の高鳴りが
止まらない。


特に
地響きのような
重低音は
握りしめた指が
痛くなりそうだ。


この大好きな動画は
4分ほどが過ぎると
ぶうにゃんのピアノに
聴き惚れてしまい
確実に3回は
リピートする。


高音は高音で
綺羅びやかな音が
連なっている。


私はピアノの演奏経験がない。
だから
音楽の本質的な素晴らしさや
技術の高さや巧みさは
解らない。

只々
只管に
好きなんである。


だから
理由は無い。


とにかく
大好きだ。


29 歳の
眩しいくらいの
若さ弾ける演奏が
今ならどんなだろうと
想像するだけで
胸がいっぱいになる。



元帥様
素敵な曲を
遺してくださって
ありがとうございます。

ぶうにゃん
ピアニストに
なってくださって
本当に
ありがとうございます。


しかし……
暑い日が続く
秋は
何処で道草を食って
いるのでしょうか?

秋の風景は
見当たらないのに。