世が世であるならば
◯ベル堂から
発売されそうじゃありませんか!


なんというか
整ってる……。


キャプションは
『涼しい海風にあたって
 公演での疲れを癒す』


いやいや
◯ベル堂
今週の売上No.1っしょ。


場所は
富山


ボートに乗ったり
ホテルでゲームしたりして
二十歳の青年らしい
眩しい笑顔を炸裂させている。


そもそも
ぶうにゃんは
若者らしく
恋をしたりとか…
お金は無いけど
時間はたっぷりある…とか
学校帰りに皆でチョイと一杯
なんてことは
無かったかもしれない。


ゲームは
それなりに楽しそうだけど
海でどんな風に
青春を謳歌するのか
解らない風がある。


まあ
カメラが四六時中
追い回しているのだ。

そりゃ
あの娘 可愛いな
と鼻の下を伸ばすのは
憚られるだろう。

窮屈だね。

その
窮屈を
黙って受入れていたのかな。


私なら
このお写真のキャプションに
何を書き込むだろう。



ありきたりな

『戦士の休息』かな

『美形ピアニストの
 束の間の夏』かな