
私はかなりのセッカチだ。
だから
呪文のように
短気は損気だと
呟く。
待ちに待った本は
涙ぐましい忍耐で
未だ開いてはいない。
どうしても
どうしても
開きたくなると
他の本で気をそらす。
其の実
脇にある
若さがキラッキラしている
ぶうにゃんが
気になって
気になって
仕方がない。
でもなんとか
今日も表紙だけを眺めて
昼休みを過ごした。
勿論
大好きなオヤツには
手を付けていない。
今日は
琥珀糖だ。
涼しげで可愛らしくて
是非是非
ぶうにゃんにも
お召し上がり頂きたい。
が!
オヤツに
沢庵と梅干しとお茶を
御所望なさるのだから
お好みではないだろうか。
今我が家のお菓子箱には
甘いものが多い。
茨城土産の
ぬれ煎餅くらいが
塩っぱい系だ。
ぶうにゃんになら
喜んでお裾分けするけど
(ケチ!一袋差し上げなさい)
今頃はドイツで
バウムクーヘンを
お口になさっておいでかも。
ぶうにゃんの頭の上の空は
青く澄んで
高く広がっていますか?
ぶうにゃんが
お健やかで
幸せでありますように。