帝旺ていおうは十二運星の一つで、トップの星です。

 
 
 
人生の時代でいうと『家長(45~60歳ぐらい)』を指します。

 

人物として形容すると、王様!

会社での社長など、組織においてのトップです。

運勢としての強弱は強く、12点(12点満点中)です。

ちなみに、年月日の柱のどこかにあれば『身強みきょう』とされる流派もあります。

※身強=命式が強いとみなす

 

 

ご自分の命式を調べる場合は

こちらから(マジックワンズさんのサイトよりお借りしています)

 

 上の命式表では天干の通変星の下にあるのが十二運星ですが、帝旺はないですね。

 

 帝旺を持つ人は、トップの器なので、人の下につくとその人の良さが出にくくなります。

会社でいえば社長、大きな組織でなくとも所属する組織におけるトップであること、家庭では大黒柱となります。

 通変星の『劫財』と組み合わせで持つことが比較的多いです。

 特徴としては、プライドが高く責任感が強いですし、親分肌で自分のテリトリー内での面倒見も良いです。

悪く出るとワンマンになりやすく、頑固で人の言うことを聞かない、自己主張の強さ(ワガママ)もあります。

 

 

年柱にある場合

 年柱は成人前を表します。

 実年齢よりも上に見られやすく、子供の頃は自己主張の強いお子さんでしょう。

 エネルギーを持て余してしまいますので、スポーツをする・何かに打ち込む、などして消化していくのが良いです。

 

月柱にある場合

 月柱は成人~40歳くらいまでを表します。

 年代と帝旺の世代が合致しており、矛盾を感じることなく生きやすくエネルギーの消化不良も少ないでしょう。

 運勢としては強勢で、バイタリティにあふれ、多少の無理も利きます。

 月柱は本人の性格の主たる部分ですので、ワンマンで自己主張を通し、頑固になりやすい点に注意して省みることが大事ですね。

 日本のトップでいうならば、完全に官房長官よりも総理大臣向きです。

 

 

日柱にある場合

 ⇒丙午・丁巳・戊午・己巳・壬子・癸亥の人
 

 日柱は40~60歳くらいまでを表します。

 まだ年代と帝旺の世代もほぼ合致していますが、日柱はプライベートを表しますので、どちらかといえば組織ではなく家庭内でワンマン・わがままになりやすいです。

 女性であればカカア天下の家庭?(笑)

 

時柱にある場合

 時柱は60歳以降の現役を引退する世代をさします。

 運勢が強く元気なゆえ、引退などとんでもない!なにかお役目がないとエネルギーの消化が難しくなります。

 自信があるのはわかりますが、口出ししすぎないように注意しましょう。 

 

十二運星のエネルギー値

 

ちなみに、十二運星は次の十二種類。

①長生ちょうせい 9  ②沐浴もくよく

③冠帯かんたい10 ④建録けんろく11  

⑤帝旺ていおう12  ⑥衰すい8

⑦病びょう4 ⑧死2 ⑨墓5

⑩絶ぜつ1 ⑪胎たい3 ⑫養よう6

後ろについている数字が、それぞれのエネルギー値です。
年月日の柱全て(時柱は足さない)のエネルギー値を足して、20以上になれば『バイタリティー溢れる人』となります。
⑤帝旺ていおうはエネルギー値が12なので、1つ持っていれば、トータルで20以上になる可能性はわりと高いです。
自分のエネルギー値が高いからこそ、周りに気を配ることを忘れないようにしたいですね(自戒をこめて…あせる
 
今回も読んでいただき、ありがとうございますスター

 

 

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