冠帯かんたいは十二運星の一つで、女王様の星と形容されます。

 
 
人生の時代でいうと『成人した頃』を指します。

冠帯とは、衣冠束帯の礼装のことをいいます。

昔でいう、冠をかぶって帯をつける成人の儀式ですね。

 

人物として形容すると、成人式を迎えた若者です。

運勢としての強弱は強く、10点(12点満点中)です。

ちなみに、年月日の柱のどこかにあれば『身強みきょう』とされる流派もあります。

※身強=命式が強いとみなす

 

 

ご自分の命式を調べる場合は

こちらから(マジックワンズさんのサイトよりお借りしています)

 

 上の命式表では天干の通変星の下にあるのが十二運星ですが、冠帯はありませんね・・

 

 冠帯は成人した頃の若者でエネルギーにあふれ、活動的。そして華やかさがあり『女王様』に形容されます。女性相手の仕事も良いです。

 向上心があり、多少の困難にはめげず上昇志向も強いのですが、勢いに任せて人の言うことをあまり聞かないところがあります。

 

年柱にある場合

 年柱は成人前を表します。

 実年齢よりも上に見られやすく、子供の頃はませた(生意気な)お子さんに映るでしょう汗

 勢いに任せて動きやすいので、失敗も多いかもしれませんね。ただ、そんな失敗にはめげずに頑張っていける人です。

 

月柱にある場合

 月柱は成人~40歳くらいまでを表します。

 年代と、冠帯の意味合いが合致しているので本人としても生きやすいです。

 運勢としては伸び盛りになりますので、多少の失敗は気にせずチャレンジしていける人です。

 本人の価値観としても、『挑戦する』ことは重要になりますグー

 

日柱にある場合

 ⇒丙辰・丁未・戊辰・己未・壬戌・癸丑の人
 

 日柱は40~60歳くらいまでを表します。

 年齢の割には少し若く活動的で忙しくしている人です。

 社会的には落ち着きを求められる年代でもありますので、突っ走っていないか自分をかえりみることも大事です。

 

時柱にある場合

 冠帯は成人したばかりの若者を表す星なので、年を取っても若々しくエネルギッシュに動き回る人でしょう。

 精神的に若くても肉体的には若くはないので、口だけうるさくならないように注意しましょうね。

 

 

十二運星のエネルギー値

 

ちなみに、十二運星は次の十二種類。

①長生ちょうせい 9  ②沐浴もくよく

③冠帯かんたい10 ④建録けんろく11  

⑤帝旺ていおう12  ⑥衰すい8

⑦病びょう4 ⑧死2 ⑨墓5

⑩絶ぜつ1 ⑪胎たい3 ⑫養よう6

後ろについている数字が、それぞれのエネルギー値です。
年月日の柱全て(時柱は足さない)のエネルギー値を足して、20以上になれば『バイタリティー溢れる人』となります。
③冠帯かんたいはエネルギー値が10なので、1つ持っていれば、トータルで20以上になる可能性はわりと高いですね。
 
今回も読んでいただき、ありがとうございますピンクハート

 

 

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