セールスレター書き方講座 売れる文章を書くコツを徹底解説 -20ページ目

自己紹介は“口”ではなく“雰囲気”で語りましょう。

セールスレターにおける自己紹介と言うと、どんなのを
イメージされるでしょうか?

まあ、人それぞれ多種多様な自己紹介があると思います。

しかし、優が「ちょっとコレは止めた方が良いな」と思う
のが学歴や職歴、実績をひたすら書いている自己紹介
です。

「いやいや、自己紹介ってそういうもんだろ?」と思うかもしれませんが、セールスレターにおいてコレは致命的です。

何故なら、お客さんはアナタ(販売者)の事なんて興味なければ関係もないからです

例えば、アナタが今このブログを読んでいるのは、「セールスレターについて何か有用な情報があるかも知れない」と思ったからであって、「優さんってどんな人なのか知りたい!」と“優自身”に興味を持ったからでは無いですよね?

ここで、ブログに「私は○○大学を卒業し…」とか「☆☆という本の著者で…」とか自分語りが延々と書いてあったら、もう読むの止めますよね?

セールスレターでも、お客さんは「有用な情報はないか?」とか「悩みを解決したい!」と思って来ているので、延々と自己紹介してしまうと、「興味ないや」と読むのをやめてしまいます。

希に、わざわざ枠で囲っていたり、サブキャッチ(小見出しみたいなの)をつけて自己紹介専用の段落を作っている
レターがありますが…これはもう最高に最悪です。

別に知りたくないし、何か自慢話を聞かされているみたいで気分悪いと思います。

販売者が主張したい事だけを言って読む側の気持ちを全く考えていない典型ですね。


しかし、だからと言ってコチラが何者であるかを全く述べずに、イキナリ本題に入るのも失礼ですし、“信用”の観点からも問題です。

では、優はセールスレターで自己紹介をどう書いているか?と言うと、

新規客相手の場合は、
「はじめまして。
(会社名や肩書き)(クライアントさんの
名字)です。」

既存客相手の場合は、
「こんにちは。
(クライアントさんの名字)です。」

と書いてます。



……

………ええ、以上です☆


「マテ!ブランディングには自己開示が必要だし、実績を伝えないと中々信用してもらえないだろ!!」と思ってくださった方、ありがとうございます。話が早くて助かります。

確かに、自分について教えてあげるのはブランディングにおいて重要ですし、実績があるなら それも教えてあげるべきです。(学歴や職歴はいりません)

要は、伝え方の問題です。最初の方にまとめて書いても
ダメって事です。

では、どうやって自分についてや実績についてお客さんに伝えれば良いか?と言うと、

「文章全体の雰囲気や例題のネタ選考、ストーリーなどで“さりげなく”伝える」です。

例えば、優はこのブログの最初の記事にて軽く自己紹介 してます。

しかし、名乗っているだけで その記事中はもちろん、その後の記事においても、自分の事について驚くほど何も語っていませんね。

学歴職歴はもちろん、年齢や性別、どんな実績があるのかも、自分の顔写真も公開していません。優という名前すら、本名とも ただのニックネームとも明言してません。

ハッキリと自分について明言しているのはコピーライターであるってことだけでしょうか?

では、読者様から見て、優という人間像が全く想像できないか?と言うと そんなことは無いと思います。

むしろ、読者様はある程度明確に優という人間像を思い描いてくださっているのではないでしょうか?

おそらく、「だいたい30代くらいの男性で、真面目と言うよりは唯の変態 ちょっとおちゃらけた人」
…ってとこでしょうか?

優が自分について何も語っていなとは言っても、優の普段の記事を2~3記事読んでいただければ“真面目な人”とはまず思わないでしょう。

さらに、

テンテンちゃんにあられもない事しやがって! 」とか言って、「子どもっぽいところがある奴だな」 とか、20年以上も前のネタを平気で使っている事から、「まあ、若くても30代くらいだな」 ってのが想像つきますよね。

いえ、実際は(9引いて四捨五入すれば)まだ20歳ですけどね!

…それはともかく、

このように、文章全体の雰囲気や例題のネタ選定などによって“お客さんを飽きさせることなく”自分がどんな人間であるかを教えてあげる事が出来ます。

まあ、このブログは今のところビジネス目的でもないし、あまり戦略的に文章を考えて書いているワケではないので
“素晴らしい実例”とまではいきませんが…

読んでいただければ考え方くらいは分かっていただけると思いますので、アナタのセールスレターに応用してみてください。


また実績に関しては、ストーリーの中でさりげなく語るのが良いでしょう。

例えば、「以前に30万の化粧品を売ったとき、学歴や実績をひたすら説明する自己紹介から、今回ご説明したような自己紹介に変えたら 成約率が5%だったのが13%まで上がりましたので、効果は折り紙付きですよ☆」

等と、ストーリーの中で“さりげなく”実績を語った方が、

「30万の化粧品を販売し、成約率10%を達成!」などと、ただ実績を主張するよりも、自然とお客さんの頭の中に入っていきます。



ではでは、是非試してみてくださいネ☆

今回はこの辺で♪



PS:優にメッセージや質問を送って下さった方、
お返事が遅れておりまして申し訳ありません。

いただいたメッセージはニヤニヤしながら、
全部キチンと読ませていただいてます。

返信までもうしばらくお待ち下さいませm( __ __ )m

アナタを惑わす異性の ホ・ン・ネ ♡

セールスレターの成約率は、リサーチで決まる。一番有効なリサーチ方法は、実際にお客さんと話してみることだ。

と、以前にリサーチの重要性 についてお話しました。

が、実はこの「リサーチ」、やり方を間違えると何の効果もなくなってしまいます。

どう間違うといけないかと言うと、“お客さんに、「今どんな問題を抱えているか?」とか「どんな基準でモノを買うか」とか「どんな事を知りたいか」とかを直接聞いても
ダメ”
と言うことです。

「イヤイヤ、それを聞かないで何を聞くんだよ!」

と思うかもしれませんが、実際問題、そうやって得られたリサーチ結果をセールスレターに反映させても、
大した成約率はでません。

何故なら、大抵の場合、お客さんは自分の本当の心理…まあ、いわゆる“本音”を把握していないからです。

例えば、女の子に「ねぇねぇ、どんな男が好きなの?」と聞くと、結構な確立で「優しい人が好き♡」とか「頼りになる人♡」とかいう返事が返ってきますね。

でも、そーゆー女に限って “どめすてぃっく” で
“ばいおれんす”な男と付き合ってたりします。

…どう考えても優しくも頼りがいもないだろと。

でもこれは、別にその女の子が嘘をついているとか言うワケではなく、本人が、「自分が人を好きになる理由は他にあって、好きになった人に優しくして欲しいのだ」という本心を把握出来ていないだけだと思うんですよ。

「好きになった人に優しくして欲しい」という本心を「優しい人が好き」だと誤解しているんですね。

だから「優しい人が好き」という言葉を真に受けた男が撃沈していくワケですが…それはともかく、

このように、人間というのは、自分の本心・本音なんてほとんど理解していないものです。

理解していない人に聞いたってまともな答えが返ってくる
ワケないですよね。

ついでに言えば、仮にお客さんが自分の“本音”を把握していたとしても、素直に教えてくれるとは限りません。

このようなアンケート形式の質問で得られるのは立前の回答だけでしょう。

では、どうするか?というと、基本的にはコチラで見抜いてあげるしかありません。

具体策としては、「商品の販売者とお客さん」ではなく、個人的に親交を深めることで、何気ない会話の中に本音の部分が見え隠れしたりします。

もしくはお客さんどうしの交流の場を設けてあげて、そこで好き勝手話してもらことで本音の部分が出てきたりします。

あとは、ひたすら数をこなすことですね。出来るだけ たくさんのお客さんとお話してみてください。お客さんの根底にある共通の心理や傾向性などが見えてくるハズです。

アナタのターゲットとなるお客さんは、いつ、どんな時、どんな事に苦しんでいるのか?

それをどうしてあげたらお金を惜しまず払ってしまうのか?

何と言われたらコチラの話を聞かずにいられなくなるのか?

難しいでしょうが、頑張って探ってみてください。

そのポジティブ思考ってネガティブじゃないですか?

成功哲学などでポジティブシンキングやプラス思考と言う
モノがよく語られます。

が、・・・アレってネガティブじゃないですか?

何か嫌な事があっても「ツイてる!」とかいってみたり、
失敗しても「成功の母なのだ!」と思い直してみたり。

物事を前向きに捉えようとする姿勢は素晴らしいとは思いますが・・・正直、実践している人をみると「あ~無理してるな。」と思います。

人間なんて本質的にはネガティブな生き物です。

何故なら、常に障害や危険を想定する事が生きていくために必要な事だからです。

そこをあえて「ポジティブに行こう!」というのは…要は、
自分の本来の気持ちや感情を否定しているって事ですから、それってネガティブなのでは?

と、優はいつも疑問に思います。

そんな無理ばかりしているから目標を達成出来ず、途中でリタイアしていく人が多いのではないでしょうか?

…いえ、だからと言って、
ネガティブ思考万歳!」とか「俺は宇宙一のネガティブだぜ!!」とか世界の中心で叫ぶつもりはありませんよ。

ネガティブ思考に陥ってしまうのは、やはり良くありません。

では、優はいつもどう考えているかというと、

①自分のありのままの感情を認める
②自分の感情に従うとどうなるのか考える
③決断する


というプロセスを意識して考えております。

①まずは自分に嘘をつかず、ありのままの感情を認めてあげる事です。

例えば「仕事をやりたくない」と思ったなら、「ああ、自分はやりたくないって思ってるな」と全て認めて受け入れてあげるのです。

みんな、ここで自分に嘘をついて「いや、俺はやるんだ!」とか思い直すから、結果的にやる気が磨耗してリタイアしていくハメになるのです。

で、ここからがポイントなのですが、認めたら、その感情がどこから来るモノなのか2段階考えてみましょう。


仕事をやりたくない!それは何故か?を考えるのが1段階目

・まだ納期まで時間があるからだ ・疲れているからだ 
・もう少で打ち合わせがあるから少し休んでおかないと…

まあ、それなりにもっともらしい理由が出てくると思います。で、さらにもう1段階深く理由を考えます。


納期まで時間がある。では、何故納期まで時間があるとやりたくないのか?を考えるのが2段階目

もちろん1段階目で出てきた理由全てに対して考えてください。

ここまで考えると、大抵、自分の「やりたくない」という感情は全部自分のわがままやエゴによるモノだと気付かされるでしょう。

もし、まだもっともらしい理由がでてきても、取りあえずそれはそれでOKです。次に進みましょう。


②次は、自分のわがままを優先した場合、どうなるのか考えてみましょう。

仕事をやりたくない、めんどくさい。じゃあやらない♪…するとどうなるか?

まあ、人様に迷惑かけるし、信用を失うし、今後仕事をもらえなくなるかもしれないし、お金が稼げなくなるし、女の子と遊ぶのにもお金が…ゲホゲホ。

…コホン。

イロイロ出てくるでしょうからイロイロ考えてください。
たぶん、ロクな事にはならないと思います。

③決断する。

①で、自分の感情が取るに足らないワガママであると分かった。
②で、やらないとロクな事にならないのがわかった。

…それがわかると、自然と「ああ、もうやるしかないな」と思えるようになります。

また、①で、2段階目でも もっともらしい理由が出てきた場合は、②を考えてから、どちらを選ぶか考えましょう。

やらない事のもっともらしい理由があって、やらなくても大した事にならないのなら、無理にやる必要もないでしょう。


ポジティブシンキングとの一番の違いは、「自分の感情が納得するかどうか」ですね。

「やりたくない!」という感情に目を背け、「やるのだ!」と
理性で感情に無理強いするのがポジティブシンキング。

「やりたくない!」という感情を認め、それでも「やらなければならない」と感情が納得してくれるようにするのが
上記の方法です。

まあ、「絶対に優の考えの方が優れている!」なんて傲慢な事は言いませんので、ご自身に合った方を選ぶなり、自己流の思考法を開発するなりしていただければと思います。


PS: ☆和☆HAPPYメーカー☆ゆっき⇒☆

プレゼントありがとうございました!

学びの多い、とても役に立つ記事の数々は
優も大変参考にさせていただいております♪

あのレベルの記事を書くのはとても大変でしょが、
今後とも拝見させていただきますので、
よろしくお願いいたします☆