セールスレター書き方講座 売れる文章を書くコツを徹底解説 -19ページ目

ドラクエに学ぶビジネス成功法則

前々々々々々々々々々々回くらいに予告した通り
ビジネスの成功法則について少々お話させていただこうと思います☆

うん、有言実行ってとっても大事ですよね♪

さて、「思いっきり放置してたじゃねえか!」と言う的確なツッコミは部屋の隅に押しやっておくとして、

優が今までお会いしてきたビジネスマンの方々で、成功している方としていない方を分けるものについて。

成功している人は必ず“そこ”に120%全力を注いでいるけれども、成功していない人は必ず手を抜いていると思う事があります。

それは何かと言えば「お客さんとのファーストコンタクト」です。

フロントエンド商品販売でも、無料レポートの配布でも、メルマガでも、その媒体が何であれ同じ事ですが、とにかく、
お客さんとのはじめて接触を持つ時です。

ビジネスで成功している人は必ずと言って良いほど、このファーストコンタクト時に「ここまでするか!?」というくらい全力でお客さんを満足させ、感動させます。

なぜなら、そうやって「え!!タダなのに そんな事までしてくれるの!!?」とお客さんを感動させ、自分のファンにしてしまうことで、その後のビジネス展開がもの凄く楽になるからなんですね。

例えば、一年ほど前に日本を代表する国民的ゲームである「ドラクエシリーズ」の最新作「ドラクエ9」が発売されたのはご周知の通りです。

まあ、実際にプレイされた方も多いのではと思いますが・・・ぶっちゃけこの「ドラクエ9」、既存ユーザーの評価はすこぶる悪かったです。

曰わく「ぼうけんの書(セーブ)が1つってありえねぇ!」 
曰わく「ガングロ妖精が雰囲気をぶち壊してる!!」 
曰わく「戦闘のテンポが悪い!」 
曰わく「ストーリーが単調で浅い!」 
曰わく「キャラメイクのパーツ少ない!」
曰わく…etc,etc


…まあ、評判は散々だったワケです。

しかし、ここでアマゾンとかのレビューをよく見てみると非常に面白い批判コメントが見受けられます。

実際に見ていただくのが一番ですが、まあ、「10(次回作)もこんなのだったらドラクエ買うの止める」とか「10に期待する」などのコメントを見つけられるハズです。

何が面白いって、ここまで期待はずれだと批判しているにもかかわらず、“既に次回作を買うことが前提となっているって事ですね。

スクエニの販売戦略はさておき、普通に考えたら、ここまでユーザー(お客さん)の期待を裏切ったら、“次回作”なんて有り得ないハズなんです。

「こんなクソみてーなモン二度と買わねーよ!」と、ユーザーに見放されるのが普通です。

にも関わらず、興味深いことに ドラクエユーザー達はドラクエ10が出たら買うつもりでいるのです。

では、何故こんな事が起こるのかと言えば、それはスクエニが、ユーザーとのファーストコンタクト時…おそらく、多くの場合はドラクエ1の時…に、ユーザーを感動させてファンにしてしまっていたからです。

はじめてドラクエをやったときを思い出して見てください。

楽しくて楽しくて、時間を忘れ、宿題なんかそっちのけで、
母親にしかられるのも構わずに夢中になって遊んだハズです。

その時点で、既に“ドラクエ=楽しいものだ”という等式がユーザーの心の中に確固として確立してしまったんですね。

9で一度くらいつまらない思いをしても、“9は”楽しくなかったけど“ドラクエ自体は”楽しいものだと、ドラクエシリーズへの想いは冷めず、「10に期待!」となったワケです。

もし仮に、ドラクエ1が「微妙…」とか「ん~まあ、つまらなくは無かった」程度の作品だったら、国民的ゲームの地位はおろか、シリーズが9作品も作られることは無かったでしょう。


で、これは、どんなビジネスにも言える事なんです。

ファーストコンタクトの時に全力で感動させ、「アナタ=信頼できる人、スゴイ人」であり、「アナタの商品=素晴らしいもの」という等式をお客さんの心の中に確立させてしまえば、

その後リリースするバックエンド商品が非常に楽に売れます。

ドラクエ9のように、お客さんを裏切るモノを売ってしまっても許してもらえるホドに。


たまに、「最初から100%出してしまったら後から売るものがなくなる。だから何を出すか出さないかを分けるべき
とか言っている人もいますが、これは見当はずれです。

中途半端なモノをファーストコンタクトで出してしまえば、
お客さんに「その程度の人」と思われてしまい、次の商品を欲しいと思わせる事も出来ませんから。

まあ、確かに「最初100%出したら、後に何売れば良いの?」という不安を持つ方がいるのも当然かもしれませんが…

正直、頭を使って考えればアイディアはいくらでもあるはずです。

結果を出せてないお客さんを対象に、実際に合ってコンサルしても良いでしょうし、実践塾みたいな会員製ビジネスをしても良いでしょう。

もちろん、「自分は天才だから、手を抜いてもお客さんを感動させるくらい朝飯前DA☆ZE!」って方は別に出し惜しみしてても構いませんが…

普通は全力で、100%どころか120%自分の力を振り絞ってお客さんとのファーストコンタクトに挑むべきでしょう。



ではでは、今回はこの辺で♪

ドリカムに学ぶ“伝わる”事の意味とは?

伝わりさえすれば、文法がちょっとくらい間違っててもOKですニャン♪

とか前回に言うモノだから、中々納得できず、心の中にもやもやしたモノを抱えられた方もいらっしゃるのではないかと思う今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか?

本記事と前回の記事はワンセットですので、まだ前回をお読みで無い方は お先に「この文章っておかしくないですか? 」をお読みいただくと本記事の理解も深まりますよ♪

たぶん!

…コホン。さて前回、「伝わればOK」とか「伝わることが大事」とかなんとか連呼していたワケですが、じゃあ、そもそも
“伝わる”って何よ?ってな事をお話していきます。

“伝われば”OKって事は“伝わらなければ何やってもダメ”ってことですから、ここは確実に押さえてくださいネ☆

ではでは、早速 結論から申しますと、

伝わる”とは「自分の頭の中のイメージと同じイメージを相手の頭の中にも湧かせる事」です。

例えば、「ブレーキランプ5回点滅させようが」という前回の記事文 に対して、薩摩おごじょ・ゆ~き 様が、「ア・イ・シ・テ・ルのサイン(笑)」というドンピシャに正確なコメントをくださいました☆

まあ、当然ドリカムの未来予想図Ⅱネタなワケですが、優がブレーキランプと書いたのは、正にこの「アイシテルのサイン」が言いたかったからなんですね。

そして、正にその通りのコメントを頂けたのは、

優がイメージしていたのと同じ曲、同じメロディ、同じフレーズをゆ~き様もイメージした

からこそですよね?

つまりはこれが“伝わる”と言うことです。

優が言いたかったことがゆ~き様に“伝わった”のです。

いや~無駄な一文を入れてまで仕込んだネタが無駄にならずにすみました♪

ゆ~き様、本当にありがとうございました☆


さて、“伝わる”についてご理解いただけた上で、ここからが“伝わる”事の問題というか難点なのですが、

人は、その人が生きている環境によって使う言葉も違うし、生きてきた経験によってイメージしやすい・しにくいの違いがでてくるのです。

前回の記事を読んでいただいた方の中には、もしかしたら「未来予想図Ⅱを知らない人」もいたかも知れません。

そのような方は、前回のブレーキランプネタを読んでも
「…は?ブレーキランプが何?」ってな感じでしょう。

要は、未来予想図Ⅱを知らない人には“伝わらなかった”のです。

さらに、未来予想図Ⅱを知っている人でも、「あ~懐かしい!スゴク好きだった!!」と鮮明にイメージ出来るひともいれば「あ~、あったねそんな曲」くらいのおぼろげなイメージの方もいるでしょう。

もしかしたら、10人いたら10人ともが違うイメージを持つかもしれません。

ま、優のくだらないネタ程度ならそれでも全然問題ないのですが、これがセールスレターともなると、そのイメージの微妙な差が成約率を分ける事になるので厄介なのです。

商品の良さや、お客さんの得を語った時、キチンと伝われば「オオ、スゴイ!」と思わせる事ができます。

しかし、伝わらなかったり、自分の意図とは違う伝わり方をしてしまうと「ふ~ん。だから?」みたいな事になります。

なので、正確に伝えるための努力をしなくてはいけません。


具体的にどうするか?というと、取りあえず3点。

①まずは自分が伝えたい事を明確にしよう。

前回、「言葉とは自分の内にある感情や思いを相手に伝えるためのツールである」とお話しました。これに今回の“伝える”事の意味を踏まえて考えると、

言葉とは、自分の内にあるイメージを表現し、相手にも同じイメージを湧かせるためのツールである」となります。

当たり前ですが、自分の内に無いモノは伝えることが出来ないのです。

アナタは誰に、何を伝えたいのですか?それを自分で明確に持ってください。


②次に、キチンと「伝えたい!」という気持ちを持とう。

自分の内のイメージが明確でも、「相手に伝えたい」という気持ちがないと伝わりません。

例えば政治家の答弁ですね。何を言いたいのか全く伝わってこないと思います。…いえ、「誤魔化したい」という気持ちは伝わってきますけど(笑) 

「伝えたい」という気持ちがないとああなるのです。


③最後、お客さん(伝えたい相手)について知る事です。

つまり リサーチ です。今までも何度もリサーチについてはお話していますが、結局最後はこれなんです。

どんな言葉を使うのか?どんな経験をしているのか?どんな表現なら“ピン!”と頭に豆電球が浮かぶのか?

近道や裏技はありません。もう、徹底的に、お客さんに成りきるくらいまで調べつくすしかないのです。


さて、今回はこんなところですがいかがでしたでしょうか?

前回、イロイロと納得出来ず疑問を持たれた方、「伝わればOK」の意味がご納得していただけたでしょうか?

ま、“伝わる”ために、文法は義務教育レベルが出来れば問題ない。それよりも、どんな言葉・どんな表現を使っていくかによって相手の理解度が変わるってことですね。


ではでは、今回はこの辺で。

この文章っておかしくないですか?

「自分の書いた文章はおかしくないか?」と、ご自身の書いた文章に不安を持たれる方がいらっしゃるようです。

例えば、文法は間違ってないか?句読点の位置は?語尾は?などなど、まあ、いろんな不安があるみたいですね。

・・・いえ、「みたいですね」とか他人事のように言ってますが、実のところ 優も文章を書くたびに「コレ公開しちゃっても恥ずかしくないかな?」とパソコンの前で頭を抱えて うなってたりします。

なので、不安に思う気持ちはよく分かります。

しかし正直な話、文章がおかしくないか?の判断なんて、自分で読んでみてキチンと意味が分かれば おかしくないし、意味不明だったり違和感があったりすれば おかしい。

・・・くらいの判断で構いません。

「そんないい加減な話があるか!」というお怒りはごもっともですが・・・

では、そもそも文章とは何のために書くのでしょう?

もっと言えば、そもそも文章を構成している“言葉”とは何でしょうか?

まあ、人それぞれの見解があるでしょうが、優としては
言葉とは、自分の内にある感情や思いを相手に伝えるためのツールである」と思っています。

当然、「文章は自分の内にある感情や思いを相手に伝えるために書く」のです。

つまり、「言いたいことが相手に伝わればOK♪」なんですね☆

「愛してるよ」って言おうが、「I love you」だろうが「我愛你」だろうが、ブレーキランプ5回点滅させようが、相手に気持ちが伝わる事が大事ですよね?

我々は、言語学者でもなければ日本語学校の先生でもありませんので、…まあ、“常識の範囲内で”という言い方になりますが、多少文法を間違えても、多少句読点の位置が変でも、あまり気にする事ないでしょう。

語尾が「~ですニャン☆」だろうと無問題です(笑)

もちろん、日本語として意味不明とか、「おかしいな、声が、遅れて、聞こえてくるぞ!?」みたいなノリで無闇に読点を乱用するのは大いに問題ですが・・・。

目安としては中学レベルの文法をしっかりマスターしていれば問題ありません。

もし、アナタが自分の書いた文章に不安があるなら、取りあえず自分で読んでみてください。自分で判断がつかないなら、誰か知り合いにでも読ませてみてください。

特に問題なく読めるし、理解できるなら心配する必要はないでしょう。



では、今回はこんなところで☆

次回は、「じゃあ、そもそも“伝わる”ってどういう事よ?」
ってな事に言及していこうかと思います。

お楽しみに!