以前、このブログで、海外旅行のノウハウ ~自由旅行のおすすめ~について書いたが、これからは、僕が実際に経験してきた今までの海外旅行の、おもしろ体験やお得な行き方、見どころ満載な観光地などを、より具体的に報告・紹介していこうと思う。
そこでまず、僕の<海外旅行遍歴>を書き出してみる。まずは、子供ができる前までの遍歴①を。
◇「バンコク日本人学校派遣」 ※26歳から3年間
このバンコク日本人学校派遣が初めての海外渡航であると共に、音楽教師としての基盤となり、新しい人生への転機となった。30年以上前のバンコクは、ある意味、日本の昔を見るようで、自分の変遷とともにタイの変遷を一緒に体験できたことも幸運であった。
◆「インド・ネパール旅行14日間」 ※27歳の3月
僕の初の海外旅行となったこの旅は、二人の先輩教師に荷物持ちとして連れていかれた、非常に長く過酷なものであった。貧乏旅行になれた先輩たちでさえ途中で熱を出すほどきつく、14日間で使った費用は飛行機代込みでなんと7万円ぽっきり。これにより「二度と海外旅行などするもんか」と固く心に決めたのだった・・・。
◆「北京旅行4日間」 ※29歳の3月
帰国時に先輩教師一家と共に寄ってきたこの旅行、あの天安門事件のわずか二ヶ月前のことであった。その天安門で役人から罰金を請求されるなどいくつかの体験もした。
◆「バンコク帰郷14日間」 ※30歳の8月
第3回タイ日こども友好キャンプのタイ語の話せるスタッフとして、また名古屋少年少女合唱団が“バンコク演奏旅行”で、私のアレンジしたタイソングを歌ってくれるので、第二の人生の原点であるバンコクへ里帰り。この旅行ではいろんな方に招待していただき、14日間で夕食を自分のお金で食べたのはたった2食というありがたい旅だった。
◆「香港3日間」(あえて旅行とは書かない→理由は上記バンコク帰郷記事を参照) ※同上
上記旅行の後、帰りの飛行機がとれないまま、バンコクにノービザでいられる14日間が過ぎてしまい、とりあえず香港に出国。翌々日の便がとれたはいいが無理矢理放り出された香港で、英語恐怖症の僕は‥‥。
◆「バンコク旅行6日間」 ※31歳8月
同僚3人を連れて二度目の里帰り。“観光旅行”ではなかった在タイ中に、行ったことはあるが興味のなかったバンコクの観光地を、はじめて真剣に調べ案内した。この時も、たくさんの知り合いにお世話になった。
◆「グアム学年旅行4日間」 ※32歳3月
中3の学年の先生方と卒業打ち上げ旅行。おいしいものを食べ、銃を撃ったり闘鶏を見たりと楽しんだが、他の人が企画して連れていってもらった旅行は国内旅行とあまり変わらず、楽しくても思い出は少ない?
◇未来の奥さん「フランス演奏旅行15日間」 ※高校1年8月(僕は33歳)
高校の部活には中学のような緊張感がなく、彼女は名古屋青少年オーケストラのオーディションを受け、入ってすぐの夏休みには、フランスの演奏旅行を体験。この模様はNHKで放送された。
◆「マレーシア・シンガポール・バンコク旅行6日間」 ※34歳8月
同僚3人と共に、初めてフルタイムツアーという旅行。マレー鉄道に乗りマレーシア縦断。シンガポールからバンコクへ飛ぶ。
◆「サイパン旅行4日間」 ※35歳3月
これもグアムと同じで、同僚の友人数家族についていき、おいしいものを食べ楽しかったが、スリルも冒険もない大名旅行であった。台風で出発が一日遅れたが料金は割引ならず最悪‥‥。
◆「バンコク旅行6日間」 ※37歳12月
久々にバンコクへ里帰り。二コ上の先輩と2人の女子大生を連れて。連日朝から夜12時過ぎまでバンコクやその周辺地を、いろんな乗り物を使ってめいっぱい連れて歩きまわった。忘れたと思っていたタイ語もタクシーに乗ったら自然と出てきた充実の6日間。
◆「ハネムーンinアメリカ9日間」 ※38歳8~9月
ハネムーンなので、英語コンプレックスの僕も、意を決してアメリカへ。ラスベガス&グランドキャニオン&ユニバーサルスタジオ&ディズニーランドなどを歩きまわったが、バンコクほど体力の持たなかった僕は最終日には歩けなくなってしまった。するとディズニーの世界で元気いっぱいの奥さんは泣き出し、僕は老体にムチ打ち、最後まで歩き続けた。
◆「ソウル旅行3日間」 ※38歳3月
奥さんとの入籍一周年記念にと近場へ旅行。垢擦りエステ体験や等身大以上のゴリラのヌイグルミを買ったり、3日目のフリータイムは地下鉄に乗ってロッテワールドへ。
◆「タイ4大王朝の旅7日間」 ※39歳8月
一回目のタイ旅行でバンコクとタイ料理を気に入ってくれた奥さんに、タイをもっと知ってもらおうと、チェンマイ&スコタイ&アユタヤ&バンコクの歴代王朝を巡る旅(フルタイム観光ツアー)に。象に乗ったり、いかだで川下りしたり、クルージングしたり、ショーを見たり、タイ式マッサージに行ったりと、内容の濃いツアーだった。
◆「バンコク&カンチャナブリ旅行5日間」 ※40歳8月
奥さんと共に、独身のN先生を連れて出かけた。これがきっかけで、N先生が家族を持ってからは、毎年一緒に旅行をする貴重な“仲間”となった。バイクタクシーや、住んでいるときには知らなかった運河ボートなど、庶民の交通機関をふんだんに使った。
◆「香港旅行4日間」 ※41歳3月
中3担任だったため夏は行けずに、学年末の旅行となり、奥さんと近場へ。前回の香港での屈辱を晴らす旅行となった。
◆「プーケット&バンコク旅行7日間」 ※43歳7月
教師の虎の穴「附属小」時代に、こっそり出かけたプーケット。リッチにリゾートを満喫した。この2年後にスマトラ沖地震により、プーケットは壊滅的な津波被害を受け、僕らの楽しんだリゾートホテルも波に飲み込まれて廃業に・・・。
◆「ソウル職員旅行3日間」 ※44歳8月
附属小には3年目年次が職員旅行を企画し、全員を接待するという“掟”があった。そこで初の海外を企画した。だが実際は旅行社を通していたし、当日はツアコン同行だったので、あまり記憶にない。板門店や垢すりエステに行った。
※この年、祝息子誕生。今後は幼い子供を連れどうやって海外旅行を楽しむかってことを極めていくことになる。<遍歴②へ続く>