元ネタは1年前の以下過去記事からだが、ちょっとした安全対策とケチケチ行動が仇となり、通信速度で損をしていたことがつい先ほど判明した。
上記過去記事に書いた通り、かなり昔に支給された auひかり提供のホームゲートウェイ PA-BL900HW のDHCP上限64が不満だったのと、もう機器がかなり時代遅れとなっていると感じたため、KDDIのサポート窓口にホームゲートウェイ交換を申し込んだ。
申し込み2日後に受領し、ホームゲートウェイ交換前後の速度を比較(ASUS WiFiルーターにPCからWiFi接続)した。
以下は単純にホームゲートウェイを新旧入れ替えただけで他の配線等はそのまま流用した結果で、約1.3倍の速度改善が見られた。
・以下は変更前のPA-BL900HWで下り68MBps
・以下は変更後のHGW-BL1500HMで90Mbps
ホームゲートウェイはWiFi未契約のため、有線接続でELECOMルーターでDHCPサーバーをさせ、そこ経由で有線接続でASUSルーターにWiFi接続させた結果だ。
純粋にホームゲートウェイの記録ではないが、その後の接続環境は交換前と共通で約1.3倍の通信速度改善となった。
ここまでは昨日の話。
ここからが本記事編集の1Hほど前の話。
新しいホームゲートウェイに付属していたLANケーブルに交換するようにとの注意書きが気になっていたため、今までのLANケーブル規格が古いかもしれないと思い、交換した。
以下は、サージ対策経由をやめ、新しいLANケーブルに交換後の結果だ。
今まで、いかに無駄な通信ロスを見過ごしていたかと、ショックだ。
尚、数年前にサージ対策のタップ経由とした際も、サージ対応LAN経由の有無で速度比較をしてほとんど速度に変化がないことを確認した覚えがあるのだが、もしかしたら古い規格のケーブルを使っていて気付かなかったのかもしれない。
LANケーブルは外観だけでは新旧規格の区別がつかないのが難点だ。
親戚の家でも同様の改善の可能性が考えられるが、LANケーブルを総入れ替えするとなると大仕事になるので迷っている。
今まで高機能なWiFiルーターにいくら投資しても、思うような効果が見られなかったのは当然だった。
外部に繋がる通信の大本に原因(旧規格のケーブルとサージ対策)があったのだから。
こういうのをボトルネックというのだろう。
それにしても、今まで何年間無駄な通信ロスをしていたのだろうか?
[2024.1.9追記]
回線速度低下となっている箇所を調べるため、何か所も張り巡らしてあるLANケーブルやハブの速度をPC(Let's note)のLANポートに接続して実測して回った。
数ヶ所に配置してあるハブの大半がGbit 非対応であることが分かったが、防犯カメラ用に設置してあるPoE給電ハブは高価なので買い替えるつもりはない。
別棟に設置してあるデスクトップPCの速度計測をしたところ、線の繋ぎ変えで通信速度が改善した。