12人産んだ助産師HISAKOさん、アンケートに応えてお子さんたち4回の入院体験を振り返る動画が出ていました。
過去書かれている付き添い入院を綴ったブログとの違いがひっかかります。先日まねブログとして取り上げたものです。
改めてこちら。
2021-08-19のブログ
2023‐05‐09の動画
ブログで綴られていた体験
生後2ヶ月の赤ちゃんがいるときに上の子が入院
・3食コンビニ
・シャワーも自由にできない・・・
・親族も近くにいないので食事差し入れもかなわず自力調達
・夜は狭い子どものベッドで添い寝、もしくは簡易ソファーベッドで仮眠
・授乳断念せざるを得ず乳腺炎 発熱→付き添い不可、当時の旦那さんと交代
・乳腺炎の発熱した体で下の子たちの世話ワンオペ
妊娠中に付き添い入院
・椅子がきつい
・夜中の巡回で目が覚める
動画で語られた体験
1回目 5歳(1子) 川崎病もしくはおたふく風邪疑い
留守番きょうだい 2子~生後1ヶ月の5子
元旦那さんと当時は近くに住んでいたその実家の協力あり
入れ替わり立ち替わりで付き添い
2回目 生後2か月(7子)
留守番きょうだい1子~6子
完全看護 付き添い不要
面会時間のうち 昼1~6時に通う
行くとおむつパンパン 泣いていて可哀想になる
3回目 6年生(4子)
留守番きょうだい 1~3子、5~9子
階段から落ちて脳震盪 上の子が気付き救急要請
10子出産二日目? 母子入院中の病院に担ぎ込まれる
二日間意識戻らず
4回目 1歳(11子)
留守番きょうだい おそらく 2,3,6,7,9,10子
RSウイルス
MARKさん(子の父、未入籍)が付き添い入院
午後3~8時にMARKさん用の弁当もって毎日お見舞い
保育園お迎え、お風呂など弟妹の世話は高校生(2,3子)
ブログと違うところ。
・生後1〜2ケ月の子を置いて
・上の子の付き添い入院
・近くに親戚もおらず差し入れもない
3条件を満たす入院は動画説明にはありません。
状況は1回目の入院が近いですが、動画では当時の旦那さんご実家が近くにあり、下の子たちをお願いして協力を得、乗り切ったとの話。
・妊娠中の付き添い入院
動画の説明では、妊娠しているタイミングの入院はなさそうです。
入院時点から次の子が生まれるまで、4回とも一年以上あいているのでは。
動画でお子さんの年齢、月齢を間違っているだけかもしれませんが。
びっくりしたところ。
・3回目の入院で階段から落ちた子は2日意識が戻らなかった
なのに幼児を階段と親しませる?
・4回目の入院では上の子たちに保育園のお迎えその他やってもらった
思春期、壮絶な苦しい思いをしていたという娘さんたちに?
入院1週間目に書かれていた当時のブログでは、上の子の手を借りた表現はありません。
入院中両方あったのかもしれないし、どっちが本当でも別に良いけれども、違い方はフェイクの域を超えています。テーマに合わせて都合よく曲げられる体験談は体験談ではない。
エビデンス重視をうたう専門家が、創作を自らの体験と称して語れば、それは騙しになってしまう。
もしも元旦那さんのご実家協力や、上の子動員が事実であったなら。
至るところで演出してきた「実家に頼れず一人でやりきった子だくさんカリスマスーパー助産師ママ」さん像は、元旦那さんやそのご両親、子どもでありながら親の代わりをもしてきた上のお子さんたち対して、敬意も謝意も配慮も欠いた、ひどく失礼なものだと思います。
そして、何度も「壮絶な思春期反抗期」実例として引き合いに出されている、2子さんの救急搬送と長期入院は、なぜ子どもの入院にカウントされないのか。
HISAKOさんの中で彼女は、庇護するべき子ども、という枠から外れているのか。
謎です。