愛用の靴 ワークマン「建さんⅡ」(その2)補修して長く履く
以前7月に掲載しました写真の靴は今もまだおろしておらず、その時点で既に1回シューズドクター(セメダイン製)で底(ソール)を補修し履いてたものを今もまだ使っています。4月頃から履いていたと思うので半年以上履いています。以前のペースだと数か月で寿命でしたが、これだけ長く履けているのはコロナの影響で(必要以上に出歩かないため)、歩く量が格段に減ったからだと思います。以前はハローワークへの往復など平日はほぼ毎日(移動距離だけで)1日12km程度歩いていました。
先日、今履いている靴の3回目か4回目の補修をしてシューズドクターを使いきりました。盛り付けた補修部分も磨り減るため、本来のゴムのソールが見えて穴が開きそうになる前に繰り返し盛り付けて使用してきました。同じ靴を続けて履かずに履き替えるのが長持ちのコツだと言われますが、その点はまだ試せていません。また、今回は、周囲の帯状のゴムのうち踵の部分に大きな割れができたため、そこもシューズドクターを塗って補修しました(以前は親指の付け根あたりの位置も少し補修)。→(写真参照 私は、この程度の外観なら気にしません)。
前回のこの「建さんⅡ」の記事は、最近も少しだけですが、おそらく検索ワードによりアクセスがあるようで、私の記事がこの製品へのプラスの評価につながっているのかマイナスの評価につながってしまうのか、心配なところです(今見返すと文章も写真もかなり下手なためと、貧乏人の靴だと思われてしまわないかという点です。靴の良い点を見て判断してください。)。リベンジというか、記事の改良の意図も兼ねて今回の記事を書きました。
一般的な感覚からすると、前回の記事に書いた2か月程度(平日に毎日12km程度以上歩行の場合)という「建さんⅡ」の耐用寿命は短いと感じるかもしれません。そこで、少し他の例と比較してみます。ポイントは期間ではなく総歩行距離で考える点です。
まず、以前の使用状況から、寿命となった総歩行距離は、おおよそですが、5(日/週)*4.2(週/月)*12(km/日)*2(月)=504kmくらいということになります。シューズドクターによる補修が上手くいけばさらに寿命は延びます。
これに対してランニングシューズについて一つの目安があったので比較してみます。歩行と走行では違いますし、パフォーマンスを保っているかという問題はありますが、以下(参考)のALPEN GROUP MAGAZINEの記事にある、「ミッドソールが薄くて」軽いレース用シューズの寿命としての走行距離300kmと見劣りしないように思います。ミッドソールとは、衝撃吸収や足裏の保護用で、地面と接するアウトソールとインソールの中間のクッション性のある肉厚の部分です。「建さんⅡ」にはそもそもミッドソールに相当する部分が薄いどころか無いというかアウトソールがその機能を兼ねているようで、しかもそんなに厚い訳ではありません(ランニングシューズという訳ではないのでその形をしていません)。
ランナーのレース用シューズという高級なものとの比較ですから十分健闘しているのではないでしょうか。靴の寿命とは別の話ですが、「建さんⅡ」のクッション性の無さがきつい場合に、インソールで多少はクッション性を付与できるのかどうか一度試してみようかと思います。
もう一つ靴の寿命とは別に、前回の記事で書きましたが、薄いソールで足、脚の骨に歩行による衝撃が伝わることにより「若さの維持」が期待できるかもしれないということがあります(あくまで想像ですが)。
改めて、私はこの靴は良かったと思っているのですが、いかがでしょうか。
(参考)
ALPEN GROUP MAGAZINE running2020.05.07「ランニングシューズの寿命は? 買い替え時期の目安や寿命を延ばす方法もご紹介」https://media.alpen-group.jp/media/detail/running_200507_01.html
の記事からの抜粋です。↓
【トレーニングシューズ】
ミッドソールとアウトソールの両方が厚めに作られており、クッション性が高く体への負担が少ないタイプです。このタイプのシューズは800~1,000kmが走行距離の目安とされています。
【トレーニング・レース兼用シューズ】
ミッドソールがやや薄めでアウトソールは厚めと、バランスが良くトレーニングにもレースにも使えるタイプです。おおよそ500~700kmが走行距離の目安とされています。
【レース用シューズ】
ミッドソールが薄く、軽量であることを第一に作られているのがレース用シューズです。軽量であるため300km前後が寿命の目安になるなど、耐久性は他のシューズに劣ります。
【経年劣化にも注意】
ランニングシューズが経年劣化する目安は購入から3、4年程度と言われているので、それを寿命の目安にすることもできます。
とあります。
↓写真2020/11/12
↓写真2020/11/4
(前回の「建さんⅡ」の記事)
以前(7月)の記事を一部修正編集し再掲します。
https://ameblo.jp/yamagara-hiyodori-gesang/entry-12609920202.html
愛用の靴 ワークマン「建さんⅡ」
2020-07-09 18:55:37 を一部修正編集
現在、「建さんⅡ」が事実上の愛用靴になっています。定職に就けずお金がない身にはありがたいことに680円で買えて、靴底がウレタンではなくゴム製なので、薄い割に長持ちし、軽くて履き心地もまずまず、コスパがいいのです。また、靴に「建さんⅡ」という名前がついているのも(これはブランド名なのか)何ともユニークです。
既におそらく5足目くらいになっていると思いますが、平日に毎日少なくとも12km程度歩いて、2か月程度持ちます(歩き方などで個人差はあると思います)。底に穴が開いてしまう前にセメダイン製のシューズドクター(50mlで700円程度→数回分の補修に使えます)を磨り減った部分に盛りつけて補修するとさらに同じ使い方で1~2か月持ちます。また、サイドと布地に少し隙間ができたら、普通の透明なボンドで補修できます(近所の総合スーパーで売っている廉価な運動靴ではサイドの合成皮がパリパリ割れてくるので上手く直せません)。
以前長く利用していた総合スーパーで売っている1200円台(前は1000円以内だった)の廉価な運動靴が2か月でソールに穴があいて内側へ貫通したのと比較しても素晴らしいコスパです。
「だったらもっと長持ちするそれなりの価格の靴のほうがトータルで得では?」と言われてしまいそうですが、四千円、五千円という出費のハードルは高いのです。
また、価格以外にも後述のメリットも考えられます。
この靴に切り替えたのは、総合スーパーで売っている廉価な運動靴が足に合わない(おそらく幅が狭く甲も低いため爪先が1日ともたない)ブランドの靴に入れ替わってしまったことがきっかけでした。この時、試し履きの大事さに初めて気がつきました。以前はサイズ(長さ)を見て買っていれば問題なかったので惰性で買ってしまっていたのです。
その後ほかには、コーナンの1200円台の作業靴を1回使い、1つ大きいサイズで履き心地はまずまず、割と長持ちして良かったのですが、今は値段と後述のメリットも期待し「建さんⅡ」になっています。
「建さんⅡ」の見た目の印象は、甲の部分が簡素なキャンバス生地のデッキシューズ似で、底が地下足袋のゴム底のような感じです。色は黒、紺、白とありますが、私は必要に応じて塩素系漂白剤で内側を消毒することがあるため白を愛用しています。
履き心地は、軽いですし、私にとっては足に馴染みやすいです。靴底のクッション性は無いですが、慣れれば苦にならなくなりますし(長い距離歩くと多少疲れますが、運動になったということで)、むしろ、地面を捉えるような素足感覚がいいという見方もあるようです。
そして、もしかすると期待できるかもしれないこととして・・・NHKスペシャル「人体」の情報から想像すると、歩行による骨への衝撃は若さの維持に関係するかもしれず、クッション性のない靴はもしかするとそういう面ではいいのかもしれません(あくまで想像です)。同じ考え方からするとヒールの硬い靴やサンダルもいいことになりますがどうなのでしょうか。
(参考)
以前、NHKスペシャル「人体」第三集・骨(2018/1/7放送)で、骨に歩行などによる衝撃が伝わらないと、骨細胞によってスクレロスチン(骨を作り過ぎないように作用するメッセージ物質)がたくさん作られ過ぎて骨量が減ってしまうこと(若い自転車競技の選手の骨粗鬆症の例、高齢者が大腿骨を骨折して入院をきっかけに寝たきりになる例)、骨量の減少は骨芽細胞が作るオステオカルシン(記憶力、筋力、生殖力を若く保つメッセージ物質)やオステオポンチン(骨髄内の免疫細胞を維持するメッセージ物質)の減少につながり、若さの維持に影響することが紹介されました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_5.html
↓前回写真(今回補修した靴とは別のもの まだ使っていません)
↓2021/1/1追記
ありがとう「建さんⅡ」(履ききって、新しいのをおろしました)
2020年12月25日、路面が濡れた道を2kmほど歩いたら、片足の靴下がほんの少し湿った感じになりました。もう1回補修すればまだ履けそうですが、インソールのような布も剥がれているし、アウトソールの擦れて薄くなった部分が少し盛り上がり割れが入りそうでもあります。そろそろ寿命かと考えて、年も変わることだし、新しいものをおろすことにしました。ありがとう「建さんⅡ」。確か4月から履いていたのでおよそ9か月。コロナで歩く量が減ったこともありますがかなり持ちました。ブリーチ(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒して、予備として保管しておこうかと思います(貧乏性がぬけません)。ブリーチを入れて水を注ぎましたが、ほとんど水は漏れませんでした。優秀です。
↓2020/12/25(使い古したもの)
↓(使い古して補修した靴でも)水(次亜塩素酸ナトリウム希釈水)を張って漏れませんでした(インソールは剥がれました)。
↓以下は新しいほうです