こんにちは
このブログで 考えております 原始仏教である ”ブッダの教え” というのは・・・
私たちの ”苦しみの原因” を ”すべて取り除く” ための 教えです。
前回の記事での 主な内容を 繰り返しますが・・・
ブッダが なぜ 弟子たちに ”定住するな!” と 説いていたのか?
つまり ”現代の私たち” も・・・
なぜ ”不動産” などを 所有しては ならないのか?・・・
その理由は 私たちが 今後も ずっと ”人間” として・・・
この ”地球上” に ”定住する” ことも・・・
私たちを ”縛りつけるもの” に なってしまうからです。
もし 私たちが ”四苦八苦” して ”自由を得た!” などと 考えても・・・
それは ”完全な自由” では ないからです。
では ブッダは 私たちに ”何を 悟らせる” つもりだったのか?
それは 私たちに ”地球だけ” での 考え方ではなく・・・
”宇宙全体” における ”正しい考え方” を するように 教えているのです。
今回の記事では その ”宇宙的な視野” について・・・
ここで 改めて 考えて参りたいと 思います。
冒頭に ご紹介した 動画は・・・
かつて このブログでも ご紹介したものですが・・・
これは 地球から ”宇宙の果て” までを 旅をして・・・
再び 地球に 戻って来るまでの過程を C Gで 表現したものです。
これは 私たちが 生きている ”宇宙の全体像” を 知る上で・・・
大変に 役立つものとして ご紹介しました。
そして ”宇宙の果て” に 到達した 場面では・・・
“蝶の羽根” のような シーンが 登場します。
これは 無数の “銀河の集合体” によって・・・
まるで 光り輝く “蝶の羽根” のように 見えますが・・・
同時に ”暗闇の部分” が あるわけです。
しかし この ”暗闇” というのは・・・
人類の “未知の部分” を 表したものなのです。
さらに ”宇宙の構造” について 最先端の 物理学においては・・・
“暗黒物質(Dark Matter・ダーク・マター)” によって・・・
そのほとんどが 構成されているという 見解が持たれています。
しかし その “暗黒物質” というものは・・・
現在の 人類には “未知の物質” を 意味しているのです。
私たちは この世界で さまざまなことを ”知る” ことによって・・・
豊富な “知識” を 獲得してきました。
そして それによって 一種の “優越感” を 覚えることがあります。
しかし 私たちが ”知っている” ということは・・・
実は この ”宇宙全体” においては・・・
ほとんど “何も知らない” も 同然であることが わかってくるのです。
現代の 世界的な 科学者たちは ・・・
まさに ”知る” ことの ”専門家” であるわけですが・・・
彼らは さまざまなことを ”知る” ことによって・・・
同時に ”ほとんど 知らない” ことを “自覚する” ことになるのです。
ゆえに 彼らは ”人間としての限界” を 知ることを 経験しているのです。
仏教の開祖であった ゴータマ・ブッダは・・・
“無知であるな!” という教えを 説いていました。
それは どういう意味であったのか? を 考えると・・・
私たちが ”人間” として ”知ること” には・・・
確実に “限界” が あり・・・
それゆえに ”ブッダの教え” の ”真意” とは・・・
私たちに ”人間の限界” を “自覚しなさい” という 意味であったようです。
つまり そのことを 私たちが 理解できると・・・
私たちは ”人間の限界” を ”超えた存在” に・・・
やがて ”あこがれる” ことになるのです。
それこそが ”人間から脱出したい” という “意欲” になり・・・
それによって ”人間への執着” も ”消滅する” ことに なってゆきます。
さらに ”ブッダの教え” とは・・・
私たちに “無知の自覚” を させることによって・・・
”人間の欲望” も ”無意味” であることを 自覚させることになり・・・
それによって この宇宙の中で・・・
”苦しまない存在” になることに 私たちを 導くことになると 考えられます。
それゆえに 私たちは いつまでたっても・・・
”人間” に こだわっていては “無意味” であり・・・
“地球上の常識” に こだわっていても “無意味” なのです。
私たちは 現在 ”宇宙時代” に 突入していると 考えられますが・・・
その意味とは 自分自身が ”人間の限界” を ”自覚する” ことによって・・・
”宇宙全体” で ”通用する” ような・・・
”スケールの 大きな存在” を 目指すことである と 考えられるのです。
それが このブログでも 考えてきました・・・
“異次元の存在” なのであり・・・
私たちが それに ”移行” できなければ・・・
いつまでたっても “無知” によって ”苦しみ続ける” ことに なるようです。
”人間” というものは・・・
どうしても ”眼の前” に あるものしか 知ることが できないようです。
そして “限られたもの” しか 理解できない 生物のようです。
しかし この宇宙で 生きる上では・・・
”それ以外のもの” を 知ることも 必要なのです。
それは 人類にとっての ”未知の世界” を 意味します。
では 私たちが それを 知るためには どうすべきなのか?・・・
それは 私たちが ”人間” で あり続けていては ダメなのです。
つまり 私たちの ”死後” に待っている・・・・
”来世” を 自分自身で ”知る” ということは・・・
私たちが この 宇宙の中で ”どこに 向かうのか?”・・・
そして 私たちが ”どのような存在 に なるのか?” という・・・
”未知の分野” を ”想像する” ことを 意味します。
つまり 私たちにとっての ”来世” を 明らかにするのは・・・
私たちの ”未知の世界” に 向かうための ”想像力” によって・・・
自分自身で ”悟る” ことが 可能になると 考えられるのです。
そして その ”想像力” を 養成するために 必要なのが・・・
仏教における ”瞑想(めいそう)” なのです。
それは 自分自身を ”この場所” から ”解放” させて・・・
”宇宙全体” を ”見渡す場所” へ ”シフトさせる” ことが 目的です。
ブッダも 瞑想中 弟子たちの 呼びかけにも まったく 応じなかった というのも・・・
”ブッダの意識” が その場所でなく ”別の場所” に シフトしていたのです。
私たちも 日常生活において ”瞑想” などを 取り入れることで・・・
自分自身の この ”宇宙” での ”立ち位置” を 自覚することで・・・
自分が ”現世” で ”何を すべきなのか?” ということを・・・
ここで ”正しく 理解する” ことによって・・・
この人生を さらに ”有益なもの” に してゆきたいですね。
皆様も この ”宇宙時代” に 生きる上で・・・
ご自身の ”来世” も ”展望” されてみては いかがでしょうか?
そして ”ブッダの教え” を 深く 学ぶことで・・・
”人間からの脱出法” を 知ることによって・・・
宇宙の中での ”次のステップ” へ シフトされてみては いかがでしょうか?
(※) かつて 冒頭の動画を ご紹介した 記事である・・・
”宇宙的な視野とは?” の記事は こちらです
そして 私たちの ”次のステップ” について 考えました・・・
“異次元の存在とは?” の記事は こちらです