ガソリンタンクには金属製と樹脂製があるんですよ~ | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

テーマ:
お客さんと話していて、バイクの「後続距離」が話題に出ることがあります。


後続距離は「燃費」と「ガソリンタンク容量」のどちらも大切ですね。


燃費の良い小排気量車はタンクが小さく、燃費より走行性能重視の大排気量車はタンクが大きい傾向です。


取り回しにもとっても影響するので注意をお願いしている、大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業うえしまです。 



さて、実は本題はガソリンタンク容量ではなく、「タンクの素材」です。


ほとんどは金属(鉄製が大半、一部アルミ)ですが、最近は樹脂製のタンクも増えています。


樹脂?大丈夫なの?と思う方もいるかもしれませんが、もちろん燃料で侵されない素材で作られています。

樹脂製ガソリンタンクの長所は、軽いこと、成形しやすい(いろいろな形に作りやすい)ことです。


四輪車は、すでに多くが樹脂タンクです。


軽く、生産しやすく、室内を広くとなると、樹脂タンクはとっても長所があるんですね。


オートバイだと、軽さを重視した競技用オフロードバイクが、早くから採用していました。


弱点もあります。


それほどバキッと割れたりはしませんが、長く使っていると、劣化してひび割れが起きることがあります。


競技用だと、十数年使ったりしない(ガソリンタンク以外がそこまで持たない)ことなどで、それほど問題にはなりません。


最近は、ロードバイクにも樹脂タンクの採用例が増えてきました。


なんと言っても、共通のエンジン、フレーム、ガソリンタンクを使用して、カバーを被せることで違いを表しています。

これは樹脂タンクのメリットですね!


ヤマハだと、ここ数年に発表された兄妹姉妹車が樹脂タンクを採用しています。

(あ、R25シリーズは金属でした!

競技用オフロードバイクに比べれば、カバーで被われているので痛みにくいし、生産しやすくてコストダウンできています。


お客さんにとって、しっかりメリットがありますよ~


クルマの場合だと、同じ車種で前輪駆動と四輪駆動があった場合、樹脂タンクだと設計しやすいようですね。


ガソリンタンクの話は一部のお好きな方くらいしか興味がなかったかもしれません(笑)が、ここまでお読み頂いた方がいたらありがとうございました!