お客さんと話していて、バイクの「後続距離」が話題に出ることがあります。
後続距離は「燃費」と「ガソリンタンク容量」のどちらも大切ですね。
燃費の良い小排気量車はタンクが小さく、燃費より走行性能重視の大排気量車はタンクが大きい傾向です。
取り回しにもとっても影響するので注意をお願いしている、大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業うえしまです。

さて、実は本題はガソリンタンク容量ではなく、「タンクの素材」です。
ほとんどは金属(鉄製が大半、一部アルミ)ですが、最近は樹脂製のタンクも増えています。
樹脂?大丈夫なの?と思う方もいるかもしれませんが、もちろん燃料で侵されない素材で作られています。
樹脂製ガソリンタンクの長所は、軽いこと、成形しやすい(いろいろな形に作りやすい)ことです。
四輪車は、すでに多くが樹脂タンクです。
軽く、生産しやすく、室内を広くとなると、樹脂タンクはとっても長所があるんですね。
ヤマハだと、ここ数年に発表された兄妹姉妹車が樹脂タンクを採用しています。
(あ、R25シリーズは金属でした!)
競技用オフロードバイクに比べれば、カバーで被われているので痛みにくいし、生産しやすくてコストダウンできています。
お客さんにとって、しっかりメリットがありますよ~
クルマの場合だと、同じ車種で前輪駆動と四輪駆動があった場合、樹脂タンクだと設計しやすいようですね。
ガソリンタンクの話は一部のお好きな方くらいしか興味がなかったかもしれません(笑)が、ここまでお読み頂いた方がいたらありがとうございました!