こんにちは。ぎんがむです。
さてさて、退院すると
ゆっくりブログを書く時間も
取れないかもしれないので
コガムちゃん出産レポを残したいと思います。
まず、出産前日の7/29(土)の事を少しだけ。
この日は39w0dで妊婦健診でした。
NSTもちょくちょく数値が変動していて
コガムちゃんはよく動いてたようです。
お腹の張りも少しあったみたい。
内診では「まだ子宮口は開いてないね」との事。
赤ちゃんの頭もまだ降りてきてないようでした。
この時点では、
今日の今日で生まれる可能性は
低いと言われていて
「土日はお腹で過ごして週明けに
出て来てくれると良いね」
「お腹によく話しておいてね」
なんて会話をしていました。
そして夜まで特に何も無く過ぎ…寝ました。
そしてやってきた7/30(日)の朝
6時頃目が覚めると
下着に何か出た感じが……?
生理の時にドロッと出た感じが分かる時
ありませんか?あんな感じ。
そしてキューっと子宮が収縮する時のような
あの生理痛っぽい感じの痛みも…?
半信半疑ながらも、ゆっくり起き上がり
トイレへ向かいました。
念の為付けていたおりものシートに
薄い鮮血が………
夜用の生理ナプキンを付けて寝室へ戻り
まだ寝ている旦那さんを起こしてひとこと
「おしるしです」
「えー?」
「血です。お腹も痛いです」
「でも治まるかもしれないんでしょ?
この前みたいに」
「その可能性もあるし…まだ分からない」
「とりあえず様子見ながら過ごそう」
「うん」
先日は腰の痛みがメインの
前駆陣痛っぽいものがあったものの
段々と痛みは無くなっていました。
今回もそういう感じになるかも…?
なんて淡い期待を抱いていました。
が、
結局この後、座ってても「痛ててて…」と
声に出すくらいに痛みが少しずつ増してきたので
まずは私の実家に電話。
日曜日はコギンちゃんを預ける先が無いので
もし我が家まで来られるなら来てほしい。
という旨を伝えましたが
母はこの日朝からパート。
中番の人が10:30頃に来るから
それまでに病院に行くとかになったら
連絡くれれば昼頃には我が家に着けるとの事。
一旦電話を切って、痛みが引いてる間に
トイレを済ませたり、軽く食べ物を食べたり。
(ちなみにミニクロワッサン1つと、
inゼリー的なゼリー飲料1つで済ませた)
そして、やっぱり痛みが強くなってきてるし
間隔は朝から10~5分感覚のままなので
産婦人科へ電話する事に。
状況を伝えたら、すぐ来るように言われ
タクシーを手配しました。
コギンちゃんは、朝から大好きな
シナぷしゅのyoutubeを見て大人しく
過ごしていたので
本当は良くないけど、旦那さんがタクシーで
病院の入口まで付き添ってくれました。
母には病院に向かっている事
もうすぐ生まれるかもしれないから
無理に来なくて大丈夫という事とお礼を伝えました。
本来は立ち会い希望だったけど
さすがにコギンちゃんを1人で何時間も
放置させておくわけにはいかず…。
荷物を助産師さんに渡したら
旦那さんはそのまま自宅にトンボ帰り。
私だけ病院に入りました。
病院のエレベーターの中でまた陣痛に襲われ
手すりを握ったまま動けなくなり…
目的の階に着いても暫く固まっていましたが
「痛みが引いたらで大丈夫よ」
と優しいお声掛けのお陰で、何とか耐え…
エレベーターを出てからゆっくりゆっくり
院内を移動しました。
辿り着いたのは、陣痛室…ではなく
分娩室でした
あぁ、このまま出産かぁ…。
変に冷静になりつつ
助産師さんから院内着を渡され
その場で着替える事に。
自宅からパジャマというか部屋着というか…
のままやって来たので、トップスとブラを脱ぎ
院内着を着たら、そのまま分娩台の上へ。
横になった状態でズボンや下着は
助産師さんに脱がされて
代わりに産褥ショーツを履かされました。
その間も痛みは来てたけど、何とか耐えて
NSTの機械が装着され
左腕にはまず生理食塩水の点滴が。
少しして、B郡溶連菌陽性だった私は
抗生剤の点滴も追加されました。
コギンちゃんの時もやったなぁ…。
ただ、今回は陣痛が少しずつ強くなってきていて
すぐに陣痛促進剤を使うような事はなく、
内診するとこの時点で子宮口は2~3cm開いて
きていたようです。
その後も痛みの波を越える毎に
少しずつ痛みが強くなってきて
5~6cm、7~8cm…と順調に
子宮口も開き始めました。
仰向けが辛くて横を向かせてもらい
何度か痛みに耐えていると
1度、痛みの波が来る間隔が少し空きました。
…嫌な予感がする
案の定、次の陣痛は今までより
急に痛みが増して、深呼吸に声が乗るように。
また暫くそのレベルの痛みが続いて
また少し間隔が空いたタイミングで
水を飲ませてもらったりしつつ…
やはり次の陣痛は更にパワーアップ
どんどん叫ぶようになってきました。
この頃には助産師さんに腰を押したり
さすったりしてもらわないと辛い状態。
骨盤がどんどん開いていってたんだと思います。
そして、ある時…
赤ちゃんの頭が降りて来たのが分かり
「ぎゃーーーいやーーーだめぇーーー!!!」
と、めちゃくちゃに叫んでいました。
腰やお尻を押してくれてた助産師さんも
何かを察したのか、私を仰向けにさせて
内診すると、もう赤ちゃんの頭が
見えるくらいの所まで来ていたようで
一気に慌ただしくなりました。
気が付けば先生も到着していて
私は分娩台に仰向けのまま
足を広げてスタンバイさせられ…
コロナ対策?出血の飛び散り対策?
のビニールシートが私の上半身を
囲うように設置されました。
私も、もう生まれるまであと少しと分かり
あんなに怖くて叫びまくってた痛みの波を
早く来い…早く来い…と
待ち受けている自分に気付きました。
そして、痛みが来たタイミングで
息を止めていきむ!!!
なるべく長くいきむ!!!
息を吐くと先生や助産師さん達から
「いいよ!次の波でまたいきむよ!」
と声が掛かりました。
コギンちゃん出産の時は
この「いきむ」って感覚が分からず
苦戦した記憶があるのですが
今回は「いきもう!」と言われずとも
自分からいきんでいました。
経験ってすげぇな…と我ながら思います。
とはいえ、やはり痛いものは痛い…。
股の間に頭が挟まってて
早く出て来てくれぇー!
という気持ちが先走ります。
何回いきんだか分からないけど
途中で会陰切開されたような
「パチンッ」という音が聞こえました。
そこからまたいきむ事 数回。
いよいよ出てきそうという事で
「そろそろだよー」とか
「次でいけるかも」という声が聞こえ
思いっきりいきむ!!!
「目ぇ開けて!お腹の方見て!」
次の瞬間、股からお湯が出て
「ハッハッハって息をして」と言われ
黒々とした髪の毛の赤ちゃんが出てきました。
出産時刻 9:45
出生体重 3084g
へその緒を切られ、赤ちゃんの処置が始まると
可愛い泣き声が聞こえてきました。
良かった、泣いた…。
ホッとして泣き声のする方を眺めていると
先生が
「お疲れ様でした。今から胎盤が出てきますよ」
と言ってお腹を少し押したりし始めました。
そして胎盤が出た事を確認すると
会陰の縫合を始めました。
この縫合が終わるまで足おっぴろげのまま
待ってなきゃいけなくて、あの体制が
地味にしんどかったのを覚えています。
途中、麻酔の注射を追加でされて
チクチクと縫われていました。
縫合が終わると
「終わりましたよ。
本当におめでとうございます」
と優しく声を掛けてくれました。
私も
「先生、ありがとうございました」
とお礼を伝えて、やっとひと段落つきました。
少しすると身体を綺麗にされて
服を着させられたコガムちゃんが
私のもとに連れて来られました。
事前のバースプランの希望で
分娩台の上で初乳を飲ませたい
と伝えてあったので、胸元に連れて来てもらい
口を近付けると吸い始めました。
こうやって本能で吸い方分かってるんだから
赤ちゃんって凄いなぁと思いつつ
久しぶりの感覚に少し感動しました。
5分くらい吸わせてから反対側へ。
助産師さんが私のスマホで写真や動画を
撮ってくれていたので、とても助かりました。
この時に旦那さんにLINEで連絡して
ビデオ通話で赤ちゃんとご対面。
数時間ぶりに見る
旦那さんとコギンちゃんの顔に
私もホッとしました。
コギンちゃんはあまり分かってなかった
みたいだったけど、最後は笑顔で
「ばいばい」してくれました。
その後、コガムちゃんは新生児室へ。
私はそのまま分娩台の上で安静タイム。
体調が落ち着いてる事を確認して
本来先に書くはずだった書類の記入をして
その後は途中、子宮の戻り具合や
出血量の確認をされたりする以外は
ヒマな時間が流れてたので
家族や友人に出産報告のLINEをしてました。
2時間経って出血量も少し落ち着いたようで
起き上がってみることに。
とくにフラつく事も無く大丈夫でした。
ここで、まさかのランチタイム
分娩台の上で昼食を食べる事になりました笑。
運ばれて来た昼食は、凄く豪華に見えて
とってもボリューミーでしたが
朝ミニクロワッサンとゼリー飲料しか
食べてないのでお腹はペコペコ。
残さず全部頂きました
昼食後、助産師さんの付き添いで
分娩台から降りてトイレに行く事に。
歩行訓練も兼ねていたみたいです。
やっぱりお腹が軽くなると
バランスが変わりますね。
不思議な感じでした。
分娩室を出たすぐ正面にトイレがあり
そこで産後のトイレを済ませ
産褥パッドの交換をして出て来ました。
ゆっくり歩きながら
エレベーターで上の階へ。
入院する部屋へ案内してもらいました。
ハイ。
出産レポとしてはこの辺で終わりたいと思います。
朝の出産だったので、
この時点でやっと昼過ぎ。
午後から面会時間があり
旦那さんがコギンちゃんを連れて
会いに来てくれましたが、
出産当日は赤ちゃんとの直接の触れ合いは出来ず
新生児室のガラス越しに見るだけでした。
人生2度目の出産は
朝の6時から陣痛が始まって9:45に出産という
終わってみればスーパー安産でした。
やはり陣痛の始まりから進みが早かったので
病院に連絡するタイミングが良くて
本当にホッとしました。
立ち会い出産は出来なかったけど
やっぱりめっちゃ叫んだし…
結果的に見られなくて良かったのかも?←
なかなか悩ましいですね。
長くなりましたが
これが少しでもどなたかの
お役に立てば幸いです。
ぎんがむ