米国のCBS放送で1948年6月20日～1971年6月6日まで放映されていた ミュージック・バラエティ番組 『 エド・サリヴァン・ショー （The Ed Sullivan Show） 』 に，ザ・ビートルズ（The Beatles）が出演した際のモノラル音源を，マニアがデミックスにより疑似ステレオ化し，その音源を収録した 『 Ed Sullivan Shows 1964-1965 Stereo （Gift CDR） 』 が，商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして登場．
『 エド・サリヴァン・ショー （The Ed Sullivan Show） 』 関連の商品だと，今年の 3月にビートルズ専門レーベルの SGT.presentsレーベルから，CD 2枚，DVD 2枚の 4枚組で 『 The Ed Sullivan Show : Complete Premium Master Collection （SGTBPC22001） 』 がリリースされたのも記憶に新しいですが，その関係もあって今回はギフト・アイテムでの配布なのでしょうか．
元が放送用のサウンドボード録音なので，初心者でも楽しめる内容と言えます．
メーカー情報では
『ビートルズの現存するさまざまなモノラル音源をマニアがデミックスでステレオ化させる試みも今や一段落した感がありますが、超有名テレビ・ライブ音源のモノラルでありながら、ここ数年ブームとなったデミックス化の際、意外にもマニアが手を付けなかったのがエド・サリヴァン・ショー。
アメリカでのビートルズの人気を決定づけたテレビ出演の音声はもちろんモノラル。そこで今回マニアがようやくステレオ化を試みてくれたのです。口パクが当たり前だった1960年代のテレビにおいて全編が完全ライブ演奏で放送された番組ですのでマニアの期待が高まるもの。
ところが…今回のデミックスは完全ステレオというレベルというのには難しいものがある。リンゴのドラムが右側でギター類が左側…かな？といったファジーなステレオ・イメージ。確かに元のモノラルテレビ音声と比べれば確実に音の広がりが出てはいるものの、がっつりステレオ感が生まれているかと言えば違う。
その点Lord Leith作のBBCモノラル音源をステレオ化させた「BBC SESSIONS 1963 - 1964 : IN SPECTRAL STEREO」がいかに優れた仕上がりであったかを思い知らされます。
面白いのは、ビートルズのバンド演奏よりも65年の出演時にポールがソロで歌った「Yesterday」の方がストリングスの音が奇麗に分離しており、今回の試みの中においてはもっとも成功した仕上がりになっているという。
よって全体的には「ゆるいステレオ感」といった仕上がりのエド・サリヴァン・ショウのステレオ化だったのですが、そこはマニア製作だけあって同番組から現存するすべてのライブ演奏シーンの音声に着手してくれたのは流石。
つまり放送されたテイクだけでなく、昔からおなじみマイアミでの生中継に向けたリハーサル映像。さらには近年になってHMCなどのリリースで発掘された65年の次回放送予告のバックで流れた「Help!」リハーサル映像の断片まで果敢にステレオ化しようとしてくれたところがマニアならではの徹底ぶり。
このように全体がステレオ感ゆるめな仕上がりですので、スピーカーから流すよりはヘッドフォンで聞き込んだ方が断然楽しめるかと。
まあ結果的には惜しい仕上がりいったところですが、現在マニア間で話題となっているエド・サリヴァン・ショウ最新デミックスかつ面白ステレオ・バージョンを本ギフトにてお試しください。』
Ed Sullivan Shows 1964-1965 Stereo （Gift CDR）
Recorded At CBS Studio 50, New York & Deauville Hotel, Miami 1964-1965
[SOUNDBOARD RECORDINGS]
[09th February 1964
/ CBS Studio 50, New York]
01. Intro
02. All My Loving
03. 'Till There Was You
04. She Loves You
05. I Saw Her Standing There
06. I Want To Hold Your Hand
07. Outro
[16th February 1964
/ Deauville Hotel, Miami]
08. Intro
09. She Loves You
10. This Boy
11. All My Loving
12. I Saw Her Standing There
13. From Me To You
14. I Want To Hold Your Hand
[23rd February 1964
/ CBS Studio 50, New York]
15. Intro
16. Twist And Shout
17. Please Please Me
18. I Want To Hold Your Hand
[12th August 1965
/ CBS Studio 50, New York]
19. Intro
20. I Feel Fine
21. I'm Down
22. Act Naturally / Speech / Intro
23. Ticket To Ride
24. Yesterday
25. Help!
[16th February 1964 (Rehearsal)
/ Deauville Hotel, Miami ]
26. She Loves You
27. This Boy
28. All My Loving / Intro
29. I Saw Her Standing There
30. From Me To You
31. I Want To Hold Your Hand
[12th August 1965 (Rehearsal)
/ CBS Studio 50, New York]
32. Help!
TOTAL TIME (79:57)
※) 流石にオフィシャルなので音源は貼り付けませんが悪しからず．
[参考]
[関連記事]
「Let It Be : Japanese Broadcast Edition 1981 & 1984 （2DVDR）」
「The Ed Sullivan Show : Complete Premium Master Collection （SGTBPC22001）」
「The Complete Rooftop Soundboard （No Label）」
「The Complete Rooftop Soundboard （No Label）」
「Let It Be : Original UK LP Green Apple Logo （Gift CDR）」
「In Japan 1966 Master Collection : 55th Anniversary Collector's Edition （SGTJP55）」
「Sgt. Pepper's Lonely Heart's Club Band : Nimbus Supercut （No Label）」
「At Shea Stadium [New Remaster] （No Label）」
「Live At Budokan 1966 Definitive Edition （Gift 2DVDR）」
「A Hard Day's Night [Japanese Dub] （Gift DVDR）」
「In Tokyo 1966 : Utility Collection （DVD）」
「Budokan 30th June 1966 : 2020 Remaster （No Label）」
「”Let It Be” Japanese Broadcast Edition : Definitive Video Master （Gift DVDR）」
「Les Beatles A Paris 1965 New Remaster （No Label）」
「BBC Sessions 1963 - 1964 : In Spectral Stereo （No Label）」
「Let It Be : Special Collector's Edition : 50th Anniversary （SGTMVSP001）」
「At Shea Stadium BBC 1979 Broadcast Version （Gift DVDR）」
「Budokan 1st July 1966 : 2020 Remaster （No Label）」
「Live At Budokan 1966 Definitive Edition （No Label）」
「Hot As Sun （Gift CDR）」
「Abbey Road: Original Japanese Reel （No Label）」
「Let It Be : 35㎜ Widescreen Edition （Gift DVDR） 」
「Let It Be : Outtake Film （Gift DVDR）」
「Get Back Complete Edition （No Label）」
「The Rooftop Concert : Second Edition （No Label）」
「Get Back Sessions：Apple Mix （Gift CDR）」
「Get Back Sessions：Twickenham Mix （Gift CDR）」
「Get Back The WBCN Acetate （Gift CDR）」
「Get Back WBCN Acetate Definitive Edition （No Label）」
「The Rooftop Concert Definitive Edition （No Label）」
#2022-08-09
『 エド・サリヴァン・ショー （The Ed Sullivan Show） 』 関連の商品だと，今年の 3月にビートルズ専門レーベルの SGT.presentsレーベルから，CD 2枚，DVD 2枚の 4枚組で 『 The Ed Sullivan Show : Complete Premium Master Collection （SGTBPC22001） 』 がリリースされたのも記憶に新しいですが，その関係もあって今回はギフト・アイテムでの配布なのでしょうか．
元が放送用のサウンドボード録音なので，初心者でも楽しめる内容と言えます．
メーカー情報では
『ビートルズの現存するさまざまなモノラル音源をマニアがデミックスでステレオ化させる試みも今や一段落した感がありますが、超有名テレビ・ライブ音源のモノラルでありながら、ここ数年ブームとなったデミックス化の際、意外にもマニアが手を付けなかったのがエド・サリヴァン・ショー。
アメリカでのビートルズの人気を決定づけたテレビ出演の音声はもちろんモノラル。そこで今回マニアがようやくステレオ化を試みてくれたのです。口パクが当たり前だった1960年代のテレビにおいて全編が完全ライブ演奏で放送された番組ですのでマニアの期待が高まるもの。
ところが…今回のデミックスは完全ステレオというレベルというのには難しいものがある。リンゴのドラムが右側でギター類が左側…かな？といったファジーなステレオ・イメージ。確かに元のモノラルテレビ音声と比べれば確実に音の広がりが出てはいるものの、がっつりステレオ感が生まれているかと言えば違う。
その点Lord Leith作のBBCモノラル音源をステレオ化させた「BBC SESSIONS 1963 - 1964 : IN SPECTRAL STEREO」がいかに優れた仕上がりであったかを思い知らされます。
面白いのは、ビートルズのバンド演奏よりも65年の出演時にポールがソロで歌った「Yesterday」の方がストリングスの音が奇麗に分離しており、今回の試みの中においてはもっとも成功した仕上がりになっているという。
よって全体的には「ゆるいステレオ感」といった仕上がりのエド・サリヴァン・ショウのステレオ化だったのですが、そこはマニア製作だけあって同番組から現存するすべてのライブ演奏シーンの音声に着手してくれたのは流石。
つまり放送されたテイクだけでなく、昔からおなじみマイアミでの生中継に向けたリハーサル映像。さらには近年になってHMCなどのリリースで発掘された65年の次回放送予告のバックで流れた「Help!」リハーサル映像の断片まで果敢にステレオ化しようとしてくれたところがマニアならではの徹底ぶり。
このように全体がステレオ感ゆるめな仕上がりですので、スピーカーから流すよりはヘッドフォンで聞き込んだ方が断然楽しめるかと。
まあ結果的には惜しい仕上がりいったところですが、現在マニア間で話題となっているエド・サリヴァン・ショウ最新デミックスかつ面白ステレオ・バージョンを本ギフトにてお試しください。』
Ed Sullivan Shows 1964-1965 Stereo （Gift CDR）
Recorded At CBS Studio 50, New York & Deauville Hotel, Miami 1964-1965
[SOUNDBOARD RECORDINGS]
[09th February 1964
/ CBS Studio 50, New York]
01. Intro
02. All My Loving
03. 'Till There Was You
04. She Loves You
05. I Saw Her Standing There
06. I Want To Hold Your Hand
07. Outro
[16th February 1964
/ Deauville Hotel, Miami]
08. Intro
09. She Loves You
10. This Boy
11. All My Loving
12. I Saw Her Standing There
13. From Me To You
14. I Want To Hold Your Hand
[23rd February 1964
/ CBS Studio 50, New York]
15. Intro
16. Twist And Shout
17. Please Please Me
18. I Want To Hold Your Hand
[12th August 1965
/ CBS Studio 50, New York]
19. Intro
20. I Feel Fine
21. I'm Down
22. Act Naturally / Speech / Intro
23. Ticket To Ride
24. Yesterday
25. Help!
[16th February 1964 (Rehearsal)
/ Deauville Hotel, Miami ]
26. She Loves You
27. This Boy
28. All My Loving / Intro
29. I Saw Her Standing There
30. From Me To You
31. I Want To Hold Your Hand
[12th August 1965 (Rehearsal)
/ CBS Studio 50, New York]
32. Help!
TOTAL TIME (79:57)
※) 流石にオフィシャルなので音源は貼り付けませんが悪しからず．
[参考]
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「The Complete Rooftop Soundboard （No Label）」
「The Complete Rooftop Soundboard （No Label）」
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「Live At Budokan 1966 Definitive Edition （Gift 2DVDR）」
「A Hard Day's Night [Japanese Dub] （Gift DVDR）」
「In Tokyo 1966 : Utility Collection （DVD）」
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「”Let It Be” Japanese Broadcast Edition : Definitive Video Master （Gift DVDR）」
「Les Beatles A Paris 1965 New Remaster （No Label）」
「BBC Sessions 1963 - 1964 : In Spectral Stereo （No Label）」
「Let It Be : Special Collector's Edition : 50th Anniversary （SGTMVSP001）」
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「Budokan 1st July 1966 : 2020 Remaster （No Label）」
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「Hot As Sun （Gift CDR）」
「Abbey Road: Original Japanese Reel （No Label）」
「Let It Be : 35㎜ Widescreen Edition （Gift DVDR） 」
「Let It Be : Outtake Film （Gift DVDR）」
「Get Back Complete Edition （No Label）」
「The Rooftop Concert : Second Edition （No Label）」
「Get Back Sessions：Apple Mix （Gift CDR）」
「Get Back Sessions：Twickenham Mix （Gift CDR）」
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「Get Back WBCN Acetate Definitive Edition （No Label）」
「The Rooftop Concert Definitive Edition （No Label）」
#2022-08-09