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むらのブログ

スキー、バイク、釣り、ときどきダーツ・・・
趣味の記録です。

どもども

プラグ交換に続いて、イグニッションコイルの交換についても書きたいと思います。
イグニッションコイルを交換する際にはプラグキャップも交換します。

あ、準備作業はプラグ交換と同じです。

 ① シートカウルを外す
 ② フューエルタンクを外す
 ③ エアクリーナーケースを外す


■準備するもの

 21160-1081  プラグキャップ x 4個
 21121-1227  イグニッションコイル(#1) x 1個
 21121-1228  イグニッションコイル(#2) x 1個


純正のプラグキャップ
4つ必要です。

イグニッションコイル。
1番・4番用と2番・3番用で型番が異なりますので注意しましょう。
現物はプラグコードに番号振られているので間違えることは無いと思います。


プラグキャップ側の突針(中央の尖った金具)。
ネジが切られており、プラグにねじ込むように接続します。


で、こっちがプラグコード側です。


※ちょっと他のブログから画像拝借しちゃいました。
 この画像、凄くわかりやすいですね。

締める(接続する)ときは、プラグキャップを右方向(時計回り)に回します。


できあがり。


既存のイグニッションコイルを外すには、ここのボルトを外します。
手順は

 ①プラグキャップを全て抜く。
 ②イグニッションコイルを固定しているボルトを外す。
 ③イグニッションコイル 1次側(プラグコードの逆側)の端子に接続されたコネクタを外す。
 ④イグニッションコイルをステーから外す。(ボルト2つ外す)

これで、イグニッションコイルが外れます。

接続する際には逆順で作業します。

 ①イグニッションコイル(新)にステーを接続する。
 ②イグニッションコイル1次側の端子にコネクタを接続する。
 ③イグニッションコイル(新)を本体に固定する。
 ④各プラグキャップを接続する。


<2013/7/27追記>
そうそう、ひとつ書き忘れていました。

イグニッションコイル取り付け時の配線ですが、間違えても(逆につけても)動作します
ただ、逆に取り付けた際の影響についてはわかりません。
動きますが、レギュレータを壊すなどの悪影響があります。(壊れましたw)


間違えないように、一応、正しい配線を書いておきます。



<2013/8/25追記>
めっちゃ配線間違えてました。
サービスマニュアル(補足版)に則って、正しい配線に修正します。
この記事を参考にされたことがある方がもしいらっしゃった場合はごめんなさいm(__)m




サービスマニュアル(補足版)によると、

  1番・4番コイルは 1番側が黒、2番側が赤
  2番・3番コイルは 2番側が赤、3番側が緑


という配線になっています。


つまり、





黒と緑は上で、赤は下ということになります。

これ、基本版のマニュアルには書いてないんですよね○| ̄|_
補足版を買って始めて気付くという情けないありさま。


皆さんも間違えないようにご注意下さい きのこ


こんにちは 

バイクのプラグ交換は、数あるバイク整備ネタでも最も難易度が低い部類に入ります。
なので、記事に残すほどの作業でも無い気がしますが・・・。


ZZR-400のプラグ交換は、正直言って「かなり面倒くさい」です。
なので、記事に残しておこうと思います


プラグにアクセスするためには

 ① シートカウルを外す
 ② フューエルタンクを外す
 ③ エアクリーナーケースを外す

という手順を踏みます。

エアクリーナーまで外したところ。
ここから、1~4番のプラグキャップを外します。

プラグコードに番号のマーキングが無い場合は、外す前にビニールテープを巻いて番号を書き込むなど、マーキングをしておきましょう。
(純正のプラグコードはマーキングある筈ですが)


プラグを外すには、プラグレンチを使います。
ただ、プラグレンチなんてなかなか持ってないですよね・・・汗

そんな場合は、車載工具を使います。

これ。
ZZR-400 N1の標準プラグは「NGK CR9E」なので、六角二面幅は16mm。

なので、車載工具のボックスレンチは、16mmを選択します。
あと、ボックスレンチを回す両口スパナは17mmを選択します。



1番のシリンダーにプラグレンチを突っ込んだところ。
外す場合は、反時計回りに回します。

最初に両口スパナで30度くらい回したら、あとは手で回して外すことができます。


外したプラグ。
このくらいならまだ全然大丈夫ですが、トラブルシューティングの一環なので折角だから交換しちゃいます。

2年使ったイリジウムより、新品のノーマルプラグの方が美味しいです


入れたばかりのノーマルプラグ。
実は先週、このプラグで若干試走しているので、写真は新品ではありません。


プラグを入れる時は、外すときの逆順です。


ちなみに、初めてZZRのプラグ交換をする人は以下の点に注意しませう。

■プラグ取り付け時のトルク
プラグを取り付ける際、回し過ぎ(トルクのかけ過ぎ)に注意しましょう。
回し過ぎてネジ穴をナメると補修が大変ですよ~サー・・・・ッ
ちなみに、プラグには潰れることで機密性を保つワッシャーが含まれています。
新品を組み込む際には、ワッシャーが接触してから更に1/2回転。
再利用の場合は1/4回転させます。

■プラグコードの配線
プラグコードとスロットルワイヤーは干渉します。(特に2番・4番)
スロットルワイヤーの上下どちらを通すか、スロットルを回しながら確認しましょう。


注意事項としてはこの2点くらいでしょうかね。


ZZRのプラグ交換を「面倒くさい」という最も大きな要因は、戻し時のエアクリーナーケースの取り付け(ラムエアダクトの取り付け)があることですが、これはもう慣れるしかないです


プラグは、一般的には 3,000km走行後、もしくは半年毎とありますが、ぶっちゃけそんなに頻繁に交換する必要は無いと思います。
俺の場合は、何かの整備でエアクリーナーケースを降ろすタイミングとか、車検のタイミングとか、調子が悪くなった際の切り分け時とか、そんなタイミングで交換しています。


こんにちは 

さて、しばらく前から続いているZZR不調の件ですが。

実はまだ治ってません
長期化しそう(している)なので、独立した記事として書いてみます。


■症状

 ① アイドリングは音、回転数ともに安定している
 ② 1~4速まではレッド手前まで全く問題なく吹け上がる
 ③ 5~6速で高回転域まで回そうとすると、6,000rpm あたりで回転が頭打ちになる
 ④ 6,000rpm付近でキープすると、ガス欠手前のときみたいにガクンガクンする
 ⑤ 音を聞いているとボボッボボボッみたいな、4発がうまく燃焼できていないような音がする
 ⑥ ギアを落とすと問題なく吹け上がる 
   (⑤をしばらく続けた後だと少し調子悪くなる場合もある)

どうも、挙動は 「エンジンが高負荷状態の時に失火しているような感覚」 でした。


ちなみに、整備の基本は

 よい混合気
 よい圧縮
 よい点火

といいます。
今回のような症状では、特定条件下で燃焼できていないような状況なので、まずは吸気系と燃料供給の部分を疑ってみます。


■切り分け①: キャブレターのオーバーホール

まずはキャブの再オーバーホール。
6,000rpm付近で症状が出るということはメインジェット系か・・・?

ただ、1~4速ではどの回転数でも問題ないという事実もあります。
ジェットや各穴の使いどころはギヤの位置ではなくスロットルの開度に連動しているので、「高いギヤでのみ症状が出る」 という点が理屈に合っておらず、腑に落ちません。


とはいえ、トラブルシューティングの基本は「消去法」です。
考えられる可能性を消去法で潰していき、原因の絞込みを行います。

OHしてみないことには切り分けになりませんので、やってみました。




A03 

 

 ZZR-400 キャブOH その①/キャブレター取り外し
 ZZR-400 キャブOH その②/キャブレター分解掃除 part1
 ZZR-400 キャブOH その③/キャブレター分解掃除 part2


結果は半分予想通りの「症状変わらず」でした
ただ、これだけでは足りないので、後日ヤフオクでジャンクのキャブを落札して、

 ・ ジェットニードル交換(4つ)
 ・ バキュームバルブ交換(4つ)
 ・ 再々OH (今度は全てバラしてキャブクリ漬けしました)


も併せて実施しました。
これでどうかと思いきや、やはり症状は変わらず・・・

ただ、症状の出る5~6速の高回転域以外の調子と音は抜群に良くなりました
合計3度のオーバーホールを通し、出来ることは殆どやった感じです。

あとは、オーバーホールした予備キャブを丸ごと入れ替えて症状が変わるか確認しようと思いますが、それは後日別の作業のついでにやるとして、吸気系以外の部分に目を向けてみたいと思います。
(ちなみにエアクリのエレメントは先日交換したばかりなので疑っていません)



■切り分け②:フューエルフィルター交換、フューエルタンク洗浄

燃料供給系を疑うとしたら、ポイントは

 ・ キャブ内部のガソリンの通り道
 ・ フューエルポンプ内部
 ・ フューエルフィルタ
 ・ フューエルコック
 ・ フューエルタンク内部

あたりですね。
キャブ内部のガソリンの通り道は、キャブOH時にチェック済みです。
ポンプは高くつくので(Parts No.49040-1057 約15,000円)、最後に残しておきます。
というか、症状から考えると可能性は高くないですしね。

というわけで、まずはフューエルフィルタの交換。

 


 ZZR-400 フューエルフィルター交換


フューエルタンクからポンプまでの間で、ガソリンを綺麗にする役割を持ちます。
ぶっちゃけ、これが原因になっている可能性は「全くない」と考えています。
どちらかというと、安価だったので「ついでに替えておこう」程度の感覚です。
(もしかしたら、燃費にも影響があるかもしれないし)


そして、ある日のこと。
フューエルタンクを降ろしてプラグやキャブのチェックをしていたところ。


ふと振り向くと。





フューエルタンクの下の地面が黒く濡れていました。。。


というか、コックに接続されたチューブに亀裂が入り、そこからガソリンが吹き出していました 


「大変だーーー!!!!」


と慌てふためくも、周りには誰もおらず。

と思ったら素晴らしいタイミングで嫁が様子を見に来てくれたので、ダンボールを持ってきてもらい、そこにタンクを逆さに置いて、亀裂の入った部分をビニテでグルグル巻きにして事なきを得ました。
(いや、だいぶ漏れてたので「事なき」ではないんですが・・・)


応急処置を終えてチューブを速攻で注文するも、届くのは数日後。
ちょっとドキドキものでした




ところで。


この状態だと、いつガソリンが漏れ出すかわからず心配だったので、急遽 10リットル携行缶を購入して退避することにしました。
ただ、フューエルタンクの中身が空の状態で何日も放置する羽目になったので、恐らくタンク内はサビサビになっていると思われ・・・

というわけで、ちょうど良い(?)機会なので、フューエルタンクの錆抜き(洗浄)も行うことにしました。


 


 ZZR-400 フューエルタンク洗浄



と、そんなこんなで紆余曲折ありましたが、ここまでの結果は・・・


「症状変わらず」です
(まぁ、そうだろうと思ってました)


残すはフューエルポンプとコックの交換です。
が、これは今回の原因とは違う可能性が高いので、とりあえず保留。
(恐らく、替えないと思います。)

というわけで燃料供給系の切り分けは一旦終了です。


■切り分け③:プラグ交換

吸気系・燃料供給系ときたら、次は点火系です。

「点火系」と一言でいっても、プラグのように直接点火に関わるパーツから、CDIやピックアップコイルなどのように点火系のタイミング制御をするパーツ、イグニッションコイルのように点火系に直接連動するパーツ、プラグコードやプラグキャップのようなケーブル・キャップ類と、非常に多岐に渡ります。



さて。

ちょっと振り返ってみて、症状を改めて書くと、


 エンジンに高負荷がかかる状態で失火しているような感覚


でした。

なので、まずは直接的なパーツとしてスパークプラグを変えてみました。

 


 ZZR-400 スパークプラグ交換


現在入っているプラグ(NGK CR9EIXイリジウム)から、標準プラグ(NGK CR9E)へ。

結果は、症状変わらず


ぶっちゃけ、イリジウムを抜いて色を見たときに、


「あぁ、こりゃ関係ないな」


とは感じていたので予想通りの展開です どーん



ここで改めて、「エンジン高負荷のときに失火する」という症状で調べてみると、「プラグコードの絶縁不良によるリーク(漏電)があると、症状として『ある一定の回転域』とか『エンジン高負荷時』にプラグが失火してしまうケースが考えられる」という記事を見つけました。

うむぅ~、プラグコードのリークかぁ・・・




はっ!サー・・・・ッ



そういえば、プラグコードとプラグキャップは社外品に交換しています。

随分前に、純正のプラグコードをカットして社外品のプラグコードを接続しているので、もしかしたらこれが原因になっているのかも・・・

しかし何で今更・・・


■切り分け④:プラグコード、プラグキャップ交換

プラグコードやプラグキャップのリークは特定するのが難しい上に、ZZRのメンテナンス性の悪さを考えると、試走しては開けて、試走しては開けてを繰り返すのは時間と手間的に、かなり無謀といえます。

なので、ここまで来たらごちゃごちゃ考えずに(面倒くさかったので)、イグニッションコイルとプラグキャップを純正新品で注文しちゃいました。

 Parts No. 21121-1227 イグニッションコイル 1番・4番用
 Parts No. 21121-1228 イグニッションコイル 2番・3番用
 Parts No. 21160-1081 プラグキャップ * 4個

しめて約25,000円。
切り分けにしては、なかなかヘヴィな出費です 顔21

 


 
ZZR-400 イグニッションコイル、プラグキャップ交換



イグニッションコイル交換と同時に、バッテリー電圧のチェックも行いました。
バッテリー電圧チェックは、整備マニュアルによると 4,000rpmで規定値は14~15Vです。

今回のチェックではジャスト15V。
バッテリーおよびオルタネーターの動作は問題なし、と。


イグニッションコイルとプラグキャップ、スパークプラグと、コイルから先を全て交換したので、コイルから先の可能性は排除できたと思います。
これで症状が同じだったら、次はコイルに接続する配線からのリークや、CDI、ピックアップコイルなどのチェックに入ることになると思います。



何はともあれ、まずは車検後の試走までのお楽しみ
治ってるといいなぁ~。



<2013/7/30追記>
■番外編: ユーザ車検&追加のトラブル


 


車検通してきました

天気は雨
そして、道中の道幅は細い区間が多く、結局6速を使うこともなく運輸支局に到着。

が、書類手続きを終えたところで、まさかのバッテリーあがり
何とかエンジンかかり車検は通りましたが、帰宅途中の交差点でエンジン停止。

そこから自宅までの約 1km、押して帰りました


とりあえず帰り着いたので車でバッテリーを買ってきて、バッテリーを交換しました
さて、バッテリー交換で復活したことだし試走行くか!

快調にエンジン始動。
勢いよく走り出・・・す前に、目の前が暗い。
ヘッドライトのバルブが切れてました

この時点で既に夜だったので、試走は断念。
その後は仕事も忙しく乗れない日が続き、今に至ります。


試走は空いてる日にいつでも出来ますが、ここまでの挙動がちょっと気になります。

①突然のバッテリーあがり
パーキングに入れたままなどのチョンボはなく、本当に突然のバッテリーあがりです。
強いて言えば、不調になってから初の、10km超を一度に走ったというくらいです。

②走行中のエンジン停止
自宅から遠くじゃなかったのが救いです。
走行中にエンジンの回転が不安定になり、ガス欠に近い挙動になりました。
そして、信号停止した交差点でエンジン停止して、その後はセルも完全に無反応に。

③ヘッドライトのバルブ切れ
バッテリー交換直後のタイミングっていうのが凄く気になります。


①②の挙動はレギュレータ故障の可能性が疑われますが、その場合は①②は内部断線などによりオルタネーターからの充電電力がバッテリーに届かず、バッテリーの電力を使い果たしてしまう 「不充電型」 に近い挙動だと考えられます。
ただ、③は電圧制御素子や整流素子のショートなどによる過電圧などの「過充電型」の挙動のようにも思えます。

ぶっちゃけ、バッテリーも交換したし、現時点のバッテリーやレギュレータの電圧チェックを再度行えば一発で判断できる話なんですけどね
なかなかバイク触れないので、確認したいことを長々と書いてしまっています m(_ _)m

そしてレギュレータの異常だった場合は交換するまで試走はNGです 
(高い回転数を使うと電装系にダメージ与える可能性があるので)



というわけで、次の記事はバッテリーとレギュレータの電圧チェックかなw

ツーリングに間に合うか本気で心配になってきた・・・



<2013/8/4追記>

■番外編: レギュレータ点検/交換


 


電圧チェックしました

やっぱり異常アリどーん
レギュレータのコネクタも融けてます 

回転数を上げると電圧が下がります。
7,000rpmくらいまで上げると10V以下まで下がります。
このままだとエンジン壊す可能性もあるので、治すまで走れません



 

 


というわけで、レギュレータ交換しました。
効果はバッチリ、治りました 




 


でもって、レギュレータ交換したついでにヘッドライトのバルブも交換しちゃいました。



これで、ようやく試走できます

というわけで早速行ってきました。





結果は、症状変わらず


というか、最初の頃より症状が重くなってるような・・・
3~4速でも高い回転数に持っていくと失火しているような感覚があります。

うむ~ぅどーん


負荷がかかった時の失火ということは、吸気系もしくは点火系に原因があることはほぼ間違いないと思うんですが・・・
しかも、既に怪しいパーツの多くは交換済みです。

ちょっと気になっているのは、

 ・ エンジンヘッドカバーのガスケット劣化
 ・ プラグホールのガスケット劣化
 ・ インテークマニホールドの劣化
 ・ バキュームプラグ接合部分の劣化

このあたりのゴムパーツの劣化による負圧減少→失火という流れ。

まぁ、うちの ZZR くんは今年で20歳だし、上記のゴムパーツは 1回も交換されていない可能性もあるので、良い機会だから交換してみようと思います。

その前に、予備キャブを使った切り分けを先に行っておこうかな。
(これは近日中に行います)



<2013/8/18追記>

■切り分け⑤: 吸気系/インテークマニホールド交換

 


インテークマニホールドを交換しました。
これで、吸気系の切り分けはほぼやり尽くした感じがします。

ちなみに、エアクリーナーエレメントを外して走ってみましたが挙動や音は変化なし。
ということは燃調が原因となっている可能性も低いと考えられます。(たぶん)

点火系でまだやり残していることがありますが(後述)、取り急ぎ出来ることから。



■切り分け⑥: 圧縮系/圧縮圧力チェック

圧縮について、複数の方からアドバイスを頂きました。
やはり、ぼちぼち圧縮系についても疑うべきタイミングに差し掛かってきたようです。

パワーダウンの原因となる圧縮系のトラブルでは、一般的には「バルブクリアランス不調による圧縮抜けが」最も多く見られる症状のようです。

稀なケースとして、ピストンリングに亀裂が入ることによる圧縮抜けなんて事例も聞きました。
ただ、この場合は走行中にエンジン(ピストン)に負荷がかかった際にのみ亀裂が拡がるという症状のため、停止中の圧縮圧力検査では「正常」という結果になるという厄介なものでした。
この場合は、もう腰上OHでピストンリングを問答無用で交換(目視で亀裂を判別できるかも怪しいので)という流れになりますサー・・・・ッ


なので、そんな面倒な可能性は記憶の隅に避けておいて、先に手っ取り早く確認できる箇所を潰していこうかと思います。


 


圧縮圧力のテストは、「規定値よりやや高い」という結果で終わりました。

<2013/8/30追記>
  サービスマニュアル補足版によると、ZZR400 N1の標準値MAXは 12kg/cm2でした。
  なので、標準値内に収まっていることが確認できました。

まずは、バルブクリアランスの疑いは晴れました

が、シリンダーヘッド燃焼室やピストン頭部へのカーボン堆積という、バルブクリアランス調整よりももっと面倒な可能性が浮上してきましたが・・・どーん
(これは取り急ぎ「経過観察」ということにしておきます)

これで、前回の更新で挙げた可能性から

 ・ インテークマニホールドの劣化
 ・ バキュームプラグ接合部分の劣化

この2つは削除できました。
エンジンヘッドカバーやプラグホールのガスケット交換は腰上開ける時まで取っておいて、次に電気系の未確認部分をやっつけておきたいと思います。

というか、最初に見るべきだったかも

 ・ ICイグナイター(CDI)の抵抗チェック
 ・ ピックアップコイルの抵抗チェック


ただ、ZZR-400 N1('93)のイグナイターはK型とは互換が無く、端子数も異なります。
俺が持っているサービスマニュアルはK型のもので、N型のサービスマニュアルは「K型の差分」という形で販売されています。

この差分を見ないと標準値の判断がつかないため、現在Amazonで在庫確認しています。
どうか絶版になってませんように スライムベス2




<2013/8/25追記>

■切り分け⑦: 点火系/ICイグナイター(CDI)点検

CDIのチェックを行うため、サービスマニュアルの補足版と中古のCDIを入手しました。

ZZR400N1のCDIは既に販売終了しており新品では入手できない上に、ヤフオクでも数がそれほど見当たらなかったため、予備も兼ねて中古入手しました

 


というわけで、ICイグナイター(CDI)の抵抗チェック

結果は、全て標準値内(異常なし)という結果でした。
なんとなく、CDIは怪しいと思っていたのに、まさかのシロという結論。

さてどうする・・・


とりあえず、ちょっとここまでの経緯を整理してみました



■切り分け⑧: 点火系/ピックアップコイル点検


あと残っている点火系の未着手箇所は、ピックアップコイルのみ。
これも無関係なら、いよいよ腰上を疑うことになるのかうっ・・・

なんて考えつつ、ピックアップコイルの抵抗値をチェックしました。

標準値は 380~570Ω


イグナイターに接続されているコネクタには4つ端子がありますが、ピックアップコイルに接続されているのは、そのうちの2本だけ。
これまた、サービスマニュアルを見ないとわかりません。




これも、補足版を買うとN1の配線図が記載されているので助かります




テスターを当てるのは黄色(Y)と黒(BK)だよベイビー 花輪クン








こんな感じです。
コネクタの端子部分にテスターを当てて、抵抗値をチェックします。

結果は 477Ω

うむ。


ズバリ、標準値内ですね 丸尾君




■ 過去のミス発見

次はパルシングカバーを開けてエアギャップをチェックするか・・・

と、ここで気付きました
そういえば、ラムエアダクトの途中経路は点検しないで大丈夫かな?

カウルについても記事書いてましたしね。


そんなわけで、アッパーカウル開けて確認してみました。




というかアッパーカウル開ける前に判明しましたけどね。







拡大





外れてるし・・・サー・・・・ッ

ちょうど良いサイトをみつけました。


【カワサキ1番特集記事:第1回 ラムエアシステム【RAM AIR SYSTEM】】
http://www.kawasaki1ban.com/special/5881



このサイトで紹介されているラムエアダクトの構造は凄く参考になります。

ZZRのラムエアダクトは、アッパーカウルのヘッドライト下にあるエアダクトから走行風を直接エアフィルターボックスへ送り込む構造ですが、この他に、エアダクト入り口付近から分岐してキャブレターへエアを直接送り込んでいるチューブもあります。

この部分がどのような役割を担っているのか、調べても情報がありませんでした



なので正確な影響は推測できませんが、車速が上がるほど加給効果も上がるというラムエアダクトの特性を考えると、キャブレターに直接エアを送り込むほど重要な箇所が外れているというのは、少なからず影響があるだろうと考えられます。
(これなら、停止時にセンタースタンドを立てている状態では6速10,000rpmまですんなり回ったというのも説明が付く気がするし)




というわけで、修復。

インナーカウル外した時点でチューブ外れてるのは確認できましたが、接続するにはアッパーカウルを外す必要がありました。



で、久しぶりに試走してきました。
これでNGなら、次はCDIを交換してピックアップコイルのエアギャップ確認か。


結果は・・・






治った!!!





いやぁ~。



なんというか。





スライム2スライムベス2メタルスライム2はぐれメタル




あれだけ色々やって。




マリオ  くりぼークリボー         きのこ








原因は「ラムエアダクト抜け」とか・・・・・





穴があったら入りたいどーん






まぁ、ともあれ、謎の不調はめでたく解決と相成りました サザエさん


たぶん。
(まだ半信半疑)





継ぎ足し継ぎ足しでだいぶ長くなりましたが、お付き合い頂きましてありがとうございます。
ここまで色々と調べましたが、「高回転域で失速する」という症状はZZRに限らずよく聞くトラブルのようです。

同様の症状に見舞われて、「何をやっていいかわからない」という方は、よろしければ参考にして頂けると幸いです。
(ZZR乗りの方はラムエアダクトやCDI周辺から疑ってみると確認簡単ですよw)



次はカスタムに関する記事が書ければ・・・いいなぁ。
それでは~


こんにちは。
久しぶりの記事です


なかなか治らないキャブですが。


まだ治ってません


とりあえず、キャブの件はまたそのうち書きます。
というわけで、今回はフューエルタンクの洗浄について書きたいと思います。



ZZR-400N1は1993年のバイクなので、今年で20歳。
前オーナーがフューエルタンクの交換や錆落としなどのメンテナンスをやっていない場合は、恐らく錆が出ているだろうと考えられます。

【用意するもの】
  11060-1337  フューエルゲージ ガスケット
  92190-1332  フューエルチューブ (ノーマル側)
  92190-1333  フューエルチューブ (リザーブ側)
  ガソリン携行缶(10ℓもしくは20ℓのもの)
  内径7.5mmのビニールチューブ
  花咲かG (タンククリーナー)
  空きペットボトル(2リットルが望ましいです)
  2リットル以上の大きめのタッパー
  キッチンペーパー
  ビニールテープ

※ZZR-400はリザーブまで含めると18ℓ入りますので、ガソリン携行缶は20ℓがお勧めです。
※ビニールチューブはホームセンターで買えます。

フューエルタンク裏に伸びているチューブも今まで交換したことがなければ、この機会に替えておいた方が良いです。
ガソリン全抜きして裏返す機会なんてそうそうないですからね

これらのチューブが裂けると内部のガソリンが全て漏れますが、一度メンテナンス中にやったことがあります。
(多分、降ろしたときに気付かぬうちに負荷がかかっていたのが原因だと思います)

振り向いたらガソリンが「ぴゅーぴゅー」噴き出してたら焦りますよ~
(めちゃめちゃ焦りましたw)


さて、フューエルタンク洗浄の話題に入ります。

■ガソリンを全抜き
当然ですが、内部を洗浄する前にガソリンを抜きます。
この場合、タンクを降ろす前にガソリンを抜いてしまった方が作業性は高いですよ。

① フューエルコックを 「OFF」 にする
② ポンプに繋がっているチューブ(コック左上)を外す。
③ 内径7.5mmのビニールチューブをコックに接続して、端をガソリン携行缶に入れる。
④ フューエルコックを「RES(リザーブ)」にして、ガソリンを全て携行缶に移す。

RESでガソリンが出なくなっても、振ると中で「ちゃぽちゃぽ」音がしている場合があります。
が、これはガソリンではなく「錆を含んだ水」である可能性が高いので、現時点では抜かずに放置しておきましょう。


■フューエルタンクの取り外し
取り外し方法はこちらを参照してください。

取り外したフューエルタンク。
最低でも10時間以上の作業になるので、自宅ベランダなどで作業できるとベストです。


■パーツ取り外し
フューエルタンクを降ろしたら、次に洗浄に際して邪魔なパーツを取り外します。
フューエルコックは内部には直接干渉していないので、放置でOKです。
外すパーツは以下の通り。

・給油口のカバー

まずは赤丸のネジを外します。
六角レンチがあればOKです。

このあと、給油口を開くと内部にネジがあるので、そちらも外します。

この赤丸部分のネジ。
これを外すと、給油口が外れます。

外した給油口。
裏側が汚れていたら洗浄してあげましょう。
(ただし、裏側はゴムなのでゴムへの攻撃性を持つパークリなどは使わないように)

フューエルタンク本体側。
給油口付近も錆びてます

後で、ここも錆落とししなきゃ。


■フューエルゲージ取り外し
タンク裏側にあるフューエルゲージを取り外します。
これは 8mmのレンチで外せます。

まずは裏返したところ。
立てかける場合は、タンクに傷が付かないように養生しましょう。

赤丸の六角ネジを6本外します。
写真では、うっかり写真撮る前に外しちゃいました。


フューエルタンク本体側




フューエルゲージ。
トイレの洗浄タンクと同じ仕組みですね。
フロートの上下具合でガソリン量を測定する仕組みです。

フューエルゲージのガスケット面。
これも、タンク洗浄時には交換必須です。
しかも錆が凄い・・・しっかり洗浄してあげましょう。

ガスケットはこれを使います。

■水抜き
フューエルゲージを外すと、これで内部に残っている「ちゃぽちゃぽ音」の正体にご対面することが出来ます。
まずは、タンクを揺さぶってフューエルゲージの穴から、ちゃぽちゃぽいってる液体のを出してあげましょう。


出した液体はタッパーへ。
地面(写真の場合はベランダですが)に落とすと環境に悪いので、撒き散らさないように注意しましょう。

この茶色の液体は全てフューエルタンクから出てきました。

RESのフィルタより下に溜まっている液体ですが。
ガソリン臭が全くしないので、恐らく「錆を含んだ水」なんでしょうね。

振っても音がしなくなるまで出してやったら、フューエルゲージの穴からLEDライトで中を照らしてみましょう。

こんな状態です。
想像以上に錆でした・・・(汗)

これを、可能な限り綺麗な状態に戻してやります。
ZZR-400のフューエルタンクってもう新品は流通してないんですよね。
Kawasakiのパーツオーダーのサイトでも、これは「販売終了」となっていました。

なので、大事に使いましょう。
穴が空いたら補修して、錆が浮いたら洗浄して。
基本的に「捨てる」という選択肢は無くなりましたw


■内部洗浄
タンク内部の洗浄の工程については写真撮れていません。
(写真撮ってる余裕ありませんでした)

作業は単純で、台所用の中性洗剤を入れて、50℃くらいのお湯で洗ってやるだけです。
風呂場で、シャワーヘッドを取ってお湯を流し込んでやると作業効率が上がります。

①タンク内に台所用の中性洗剤を入れる
②50℃くらいのお湯を 2~3リットルくらい入れて振ります
③お湯を入れ替えて、また振ります
④何回か入れ替えて振ったら、今度は泡が出なくなるまでお湯を流し続けます
(このとき、お湯をタンク前・後部に方向を変えて勢いよく出してやると錆も取れて良いです)

この①~④の工程を 2~3回繰り返します。
錆が酷いと、シャッフルしてお湯を抜くたびに錆などの鉄粉が出てくるんですが、そのうち出なくなるので地道に振りまくりましょう。

あ、あと熱湯はあまりタンクに優しくないので使わないようにって何かに書いてありました。
50~60℃くらいが適温なんだそうです。

お湯での洗浄が終わったら完全乾燥させます。
お湯を全部出し終えたらタンク内部をLEDライトで照らしてやり、RESより下に溜まっている水分をキッチンペーパーで吸いだしてやると乾くの早いです。

キッチンペーパーをタンク内に入れる場合は、こんな工具があると便利です。



50cmくらいのパーツ取り用フック(?)

手元のレバーを操作すると、こんな風にアームが出て獲物を捕まえます(笑)
この先にキッチンペーパーを丸めたものを付けてやります。

ホームセンターや2りんかんなどでも売ってます。


■防水処理
いよいよ本格的な内部洗浄に入りますが、その前に穴という穴を塞ぎます。
塞ぐ穴は全部で5箇所。

・給油口
シャッフルする時に空いていると気を使いますが、それだけです。
ここは基本的に空いていても問題ありません。

・フューエルチューブが繋がっている場所
裏側に2つ、ノーマルとリザーブのガソリン排出口があります。

最初は、ビニールテープで止めていたんですが。

これだと、漏れました。
もっと頑丈にすれば漏れないかもしれませんが、もっと楽で確実な方法がありました。


こんな感じ。

ゴミになったフューエルチューブを 3cmくらいの長さにカットして、ビニテで蓋をします。
このとき、ビニテ貼る側は粘土や液ガスなどで塞いでやると確実に漏れを防げます。


フューエルゲージの穴はこんな風に塞ぎました。
が、やはりここも漏れました

しかも、この部分の漏れに気付いたのはタンク内を洗浄液で満たした後でした。
なので引き返せず、漏れる早さと洗浄が終わる時間の戦いみたいになってました。

ビニールテープで塞ぐのは無茶なのでやめましょう。


他の人の記事を見ているとゴムで塞いだとか色々ありますが、穴が楕円なのでゴムなどで塞ぐのはちょっと難しいですよね。
今になって思うのは、いっそフューエルゲージをここに戻すべきだったと思います。
(フューエルゲージの金具も錆びてたから、その錆落としも兼ねられるし)


錆落としには、ケミカルを使います。
海外製品も多数あるようですが、今回は国内製品のメジャーどころ。
「花咲かG タンク・クリーナー」を使用します。

1リットルの容器で20倍に薄めてとあります。

ZZR-400のフューエルタンクは18リットルなので、これで充分足ります。
ただ、洗浄用に全部使ってしまうのではなく、コーティング用にも残しておく必要があるので、原液で 100ccほど別容器(ペットボトル等)に移しておきましょう。

タンクの完全乾燥を確認したら、まずはタンクをまっすぐな状態に固定します。

この状態が基本になります。

①給油口から水を5~6リットルほど入れます
②花咲かGを半分ほど(分量は適当)流し込みます
③タンク前面を持って軽く上下に揺すり、花咲かGと水を混ぜ合わせます
④水を更に5~6リットル入れます
⑤花咲かGを残り全部流し込みます
⑥タンク前面を持って軽く上下に揺すり、花咲かGと水を混ぜ合わせます
⑦満タンになるまで水を入れて、上下に揺すって混ぜ合わせます

いい感じに混ざったと(なんとなく)感じたら、この状態で 5~10時間放置します。
時間に幅があるのは、錆の状態によって効果が出る時間に差があるからです。
「一晩寝かす」くらいの気持ちでいた方が間違いないと思います。



ああ、そうそう。
花咲かGの説明書には、「液がタンクにかからないように」と書いてあります。
なので、給油口から入れる際に少し工夫しました。

携行缶の口を使ってやれば簡単に入れられたとは思いますが、ガソリンが混ざると嫌だったので、ペットボトルで自作しました。

こんな感じです。
ちょっと判り辛いですが、底の方をカットしてあります。


そして 10時間後。
今回のタンク洗浄では完全に穴を防げずに液漏れがあったので、どこまで洗浄できるか心配でしたが、10時間後はまだギリギリ錆が見えていた部分が浸っているくらいは残っていました。

洗浄が終わったら捨てます。
花咲かGは、そのまま捨ててもOKらしいので、そのまま捨てちゃいました。
「ガソリンや錆が混ざっていると地球にダメージを与える可能性があります」という注意書きもありましたが、ガソリンは事前に洗浄していますし、錆は台所の三角コーナーに入れるネットをフィルタ代わりに使ってやると、ある程度は濾してやることができます。

ちなみに、花咲かGは再利用ができるので、20リットル近くの洗浄液を保管しておける人は、ポリタンクなどを用意してとっておくと良いでしょう。
うちは、そこまで洗浄の頻度が高くないことと、ポリタンクを保管しておく場所が無かったので素直に捨てました。





洗浄後の状態。
完全に綺麗・・・・とはいきませんが、少なくとも錆は取れました。

洗浄液を捨てたら、再度お湯で洗ってやります。
洗い方は、前述の方法でOKです。


再び完全乾燥させたら最初にとっておいた100ccの原液を使います。

再度この状態に設置します。

①水を2リットルほど入れます
②花咲かGの原液100ccを入れます

まっすぐ持ち上げて、よく振ります。
振るときは「強く」ではなく「ゆっくり、まんべんなく行き渡らせる」ことを意識しましょう。

よく振ったら洗浄液を捨てて、完全乾燥してから組み上げて完了です。
ちなみに、退避しておいたガソリンは実装前に戻してやった方が楽ですよ。

※ガソリンを戻す前に、念のためコックの位置を確認しておきましょう。
  抜いた時に「RES」にしたままになっているかもしれません。


とりあえず、フューエルタンクの洗浄・錆抜きはこれで完了です。
かかった金額は、花咲かGが約4,000円、ガスケット類が約1,000円、チューブが2本で約1,500円、その他(タッパーなど)は100均で買ってきたものなので全部で500円くらい。


ということは、洗浄・錆取りコースで7000円くらいでした。
なかなか安くはならないものですね

こんにちは 

最近、キャブOHをメインテーマに記事を書いてましたが。

ついでに、
フューエルフィルターも交換しました。


まずは作業準備。
フューエルタンクエアクリーナーケースを外します。



フューエルフィルターは赤丸の場所にあります。
この写真だと、少しわかりにくいかも?



拡大。
まだわかりにくい。。。


もっと拡大。
保護色になっとるがなw

これを交換します。


まずは、下の赤丸にあるロックを外します。
これは柔らかいので楽勝です。

次に、上のクランプを緩めてフューエルポンプとフィルターを繋ぐチューブから燃料フィルターを引き抜くわけですが、このクランプがまた硬いです
硬い場合は遠慮なくペンチ使いましょう。

クランプ外れたあとにフューエルフィルターを引き抜きますが、これもまた硬い

しかも色々な場所が干渉して抜きにくい


でも、コツは特にありません。
頑張って抜いて下さい。

無理矢理引っ張って怪我しないように気をつけましょう


外したフューエルフィルターと、フューエルタンクに接続するチューブ。
今回はこのチューブも交換します。
(スプリングは流用します)


今回の交換対象品。

Parts No. 49019-1055 フューエルフィルター
Parts No. 92190-1332 フューエルチューブ
Parts No. 92037-1181 クランプ

しめて 2,255円なり。


フューエルフィルター新旧。

なんだか、この写真を見ただけでも交換で燃費上がりそうって感じですね。
まだ回転数が上がらない件が解決していないので燃費に関しては未測定ですが、改善後に期待できそうです ( *´艸`)


フューエルチューブはこんな状態

これまた交換時期でした。

(割れとるがなw)


新しいフューエルフィルターを組み込んだところ。
綺麗だから存在感バッチリです

フューエルポンプと繋ぐチューブにフィルターを接続するのも一苦労でした。
外すのに苦労したんだし、そりゃ接続も苦労するか 


効果を書けないのが心苦しいですが、不調から脱却したら真っ先に燃費測定しますので、そこで改めて書きたいと思います。