
バイクのプラグ交換は、数あるバイク整備ネタでも最も難易度が低い部類に入ります。
なので、記事に残すほどの作業でも無い気がしますが・・・。
ZZR-400のプラグ交換は、正直言って「かなり面倒くさい」です。
なので、記事に残しておこうと思います

プラグにアクセスするためには
① シートカウルを外す
② フューエルタンクを外す
③ エアクリーナーケースを外す
という手順を踏みます。
エアクリーナーまで外したところ。
ここから、1~4番のプラグキャップを外します。
プラグコードに番号のマーキングが無い場合は、外す前にビニールテープを巻いて番号を書き込むなど、マーキングをしておきましょう。
(純正のプラグコードはマーキングある筈ですが)
プラグを外すには、プラグレンチを使います。
ただ、プラグレンチなんてなかなか持ってないですよね・・・

そんな場合は、車載工具を使います。
これ。
ZZR-400 N1の標準プラグは「NGK CR9E」なので、六角二面幅は16mm。
なので、車載工具のボックスレンチは、16mmを選択します。
あと、ボックスレンチを回す両口スパナは17mmを選択します。
1番のシリンダーにプラグレンチを突っ込んだところ。
外す場合は、反時計回りに回します。
最初に両口スパナで30度くらい回したら、あとは手で回して外すことができます。
外したプラグ。
このくらいならまだ全然大丈夫ですが、トラブルシューティングの一環なので折角だから交換しちゃいます。
2年使ったイリジウムより、新品のノーマルプラグの方が美味しいです

入れたばかりのノーマルプラグ。
実は先週、このプラグで若干試走しているので、写真は新品ではありません。
プラグを入れる時は、外すときの逆順です。
ちなみに、初めてZZRのプラグ交換をする人は以下の点に注意しませう。
■プラグ取り付け時のトルク
プラグを取り付ける際、回し過ぎ(トルクのかけ過ぎ)に注意しましょう。
回し過ぎてネジ穴をナメると補修が大変ですよ~

ちなみに、プラグには潰れることで機密性を保つワッシャーが含まれています。
新品を組み込む際には、ワッシャーが接触してから更に1/2回転。
再利用の場合は1/4回転させます。
■プラグコードの配線
プラグコードとスロットルワイヤーは干渉します。(特に2番・4番)
スロットルワイヤーの上下どちらを通すか、スロットルを回しながら確認しましょう。
注意事項としてはこの2点くらいでしょうかね。
ZZRのプラグ交換を「面倒くさい」という最も大きな要因は、戻し時のエアクリーナーケースの取り付け(ラムエアダクトの取り付け)があることですが、これはもう慣れるしかないです

プラグは、一般的には 3,000km走行後、もしくは半年毎とありますが、ぶっちゃけそんなに頻繁に交換する必要は無いと思います。
俺の場合は、何かの整備でエアクリーナーケースを降ろすタイミングとか、車検のタイミングとか、調子が悪くなった際の切り分け時とか、そんなタイミングで交換しています。