削(xuē) 捕まえる | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾映画『牯嶺街少年殺人事件(クーリンチェ少年殺人事件)』の中のスラングシリーズ第12弾(太保泡密斯哈拉馬西蹺頭凱子嗑爛飯條子に続きます)。

 削(xuē)・・・ 捕まえる

映画では3回出現。いずれもサツ(條子/皮條)と一緒に出てくるので、「警察に捕まる」という意味が強いのかも。

ラスト近く、小公園パーラーで小四が滑頭と会っている場面。友好的な滑頭に対し終始不機嫌な小四、結局、滑頭を平手打ちして店を出てゆく。その背中に店の女が浴びせかける罵詈雑言の一部がこれ↓

找老娘麻煩,小心我叫皮條你!
(テメエ、待てコラ、サツ呼んでくっから待っとけや!)

訳はたまり。ケンカ用語使い慣れてないのでこんなもんでご勘弁を♡「削」の読み方、規範は台湾では xuè、大陸では xuē 。映画では「xuē」と発音。