森二朗|クリエイティブ入門 -22ページ目

森二朗|クリエイティブ入門

ウェブ、グラフィック、建築設計を含めたクリエイティブ全般について正しい知識・情報の見聞録ブログです。虚弱なブログですが書いていることは的を得ています。「おぼえておいてください!」

PCディスプレイの大きさ

制作打合せで会社様へご訪問させていただくときにでる質問に「これをここに配置するとPC画面から見えなくなってしまうよ?」と言うお話を聞くことがあります。たしかに、その会社様のPCディスプレイでは画面はスクロールをしないと見えないのです。ですが、そのPCの解像度を調べて見ると一般的の人には見えているケースがたまにあります。これは、それぞれの人が違った解像度のモニタでPCを見ているから起きる現象です。


解像度とは、ドットと呼ばれる小さい点が並んだもので、このドットの集合体からPC画面の表示はされています。PCショップのディスプレイ売場の案内で「1024x768」と表記されているのを記憶されていると思います。これが解像度(ドット)を指します。この解像度の大きさが大きくなればなるほどPCに表示される出力情報も大きくなるわけです。


2009年8月時点で、どの解像度のモニタが広く使われているかを調べてみました。


1024x768  31.6%

1280x800  20.1%

1280x1024 12.0%

1440x900  8.7%

1680x1050  5.9%


(W3Cの調査より)


上位5位でトータル約80%のシェア率となりました。ですので、この辺が主流のPCディスプレイと言うことになります。これは世界平均ですが、日本の場合でもほぼこういったところでしょう。一昔前は、主流だった800×600と言う解像度は姿を消しつつあります。


では、ホームページ制作の場合は、どの解像度を基準にすれば良いのでしょうか。ここからは個人的な意見ですが、横幅は1024の解像度にあわせるのではなく1280(横)にあわせるのが良いかと思います。縦は1050~1024にが良いのかと思います。


この理由は、これから制作される場合、シェアが落ちきている解像度よりもこれから主流になってきているものにあわせるの方が少しでもホームページの寿命を長く伸ばせるからです。ですが、解像度の変化はかなり早い(PCメーカーの開発速度)ので、2.3年ごとには、ホームページのリニューアルをされるのが理想かと思います。


ホームページ制作&DTP・印刷 VS即戦力チーム



デザインって何だろう?

皆様はデザインと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?壁画、紋章、曲線?この1つ1つはデザインと呼ばれるものです。そしてデザインと密接しているようで、境界線のあるものが「アート」と呼ばれるものです。某美術大学の教授は「アートは感性で考えるもの、デザインは思考で考えるもの」なんて言われていたことを記憶しています。


最近、当方の制作打合せは、海外の方や海外をメインに仕事をしている方々が多くなりました。理由はわかりませんが、昔から海外の人たちと仕事を共にしたいと思っていたからかも知れません。こんなことから、当方もデザインについて深く考える機会が増えました。


先日、あるデザインの仕事を協力してもらうために他制作会社様へ募集の告知をしてみました。

「クオリティに自信のある方のみご連絡下さい」と厳しい案内にも関わらず、応募いただいたのは数はなんと15社です。「クオリティに関して自信がある会社はこんなにいるんだ!」っと驚きと喜びを感じました。ですが、応募していただいた会社を1社1社確認しましたが「デザインに自信があります!」といただいたメールとはうらはらに連絡しようと思った会社は2社だけでした。


もちろんデザインには好みはあると思いますが、先日、デジタルハリウッド大学(クリエイターの育成大学)の講師の方とお話したことを思い出しました。自分の良いと思うサイトと講師の方の良いサイトは同じでした。なので、良いものは誰が見てもよく見えると言うのがデザインには大事な感覚かと思います。


私のデザイン基礎の習得は建築デザインからです。もう10年以上も前の話しですが、当時は建築設計事務所に勤めていました。入社したての頃は、その設計事務所のチーフに「設計にセンスがない!」とよく言われていました。お洒落にしているはずなのに、たしかに自分の設計図はよくありませんし、この原因も何かがわからないのです。


そこで、自分なりに設計デザインのセンスをあげる方法に考えました。会社へ行く通勤電車を利用して、列車内から見えてくる良いと思う建築物をノートにスケッチ(絵)を書いていくのです。毎日、「カッコイイ建物だなぁ」っと思ったものを、どんどん乗車中にスケッチしてました。こんなことを1年もしていたら、年間200近くの建築パースをノートに書き込めるのです。これにプラスして先輩の方々にも、いろいろとテクニック的なことも教えてもらいました。


今回、建築デザインを例にしましたが、WEBデザインも似ている気がします。つまり「良いデザインを見て記憶する習慣」を持つことがデザイン発想を広げる重要なことなのです。フォトショップの操作やトレース(模写)するのが得意な人は、デザイナーとは呼ばずオペレーターかも知れません。建築業界ではCADの操作が得意な人をCADオペレーター(資格もあり)と呼びので同じかも知れません。語弊があるかも知れませんので追記させていただきますが、オペレーターと呼ぶといっけん格下のような錯覚をする方がいぜんいらっしゃいましたが、そんなことは全くありません。この分野にもスペシャリストはたくさんいます。ここで書きたかったのは、職種が違うということだけです。


デザイナーの場合は、いろいろなケースに応じてデザイン提案をする人です。さてデザイナーを目指す方で「自分がデザインをすると貧困なイメージしか頭に浮かんでこない?」こういった人は下記の方法をオススメします。


日常の生活には、毎日、いろいろなデザインに触れることができます。街を歩くだけで、看板にかかれたデザイン、道の下を見ればタイルの格子模様、壁はブリックタイルの味のある模様、空には天気でかわる風景、街は景観、洋書、美術館など・・・日常の生活はデザインであふれています。こんな世界からも常にデザインを意識して自分のキャパシティを広げてみてはどうでしょうか。



デザイン 洋書


ホームページ制作&DTP・印刷 VS即戦力チーム



集客にはインターネットはロングラン、紙は即効性

弊社で管理させていただているサイト様が検索エンジンでのビッグキーワードでようやく1ページ目に表示されるようになりました。検索エンジンでのビッグキーワードとは?単独で成立する著名な言葉を指します。例えば「転職」、「自動車」これらがビッグキーワードです。


下手なSEO業者にこれを頼むと年間60万円以上とられるのは確実かと思います。さらに月額費の支払いをしなくなると途端に検索エンジンから転落です。これだからSEO業者は儲かるのでしょうが・・この仕組みはどうかと思います。弊社では、健全な方法でのSEO対策のご相談をのっています。こんな無駄なお金をださなくても、十分、上位表示できる対策が可能です。


さて、本題へ。ホームページを公開すれば、ビジネスが上手くいく(集客できる)と考えている方は多いようですが、ホームページはロングランで考えるべきものです。それも、きちんとホームページを成功させるための手法をコツコツとやりながらの話しです。ホームページを公開して放置しているだけでは何の役目も果たせませんから。


これに対して紙の広告、雑誌には即効性があります。ですが、持続性はありません。例えば、皆様も新聞、雑誌など読まれると思いますが、3ヶ月前の雑誌や新聞って読みませんよね?よほどのマニアな方は例外になりますが。


つまり、サイトで計画している目的がはっきりしている場合、ホームページと紙媒体のクロスメディアの展開が理想となります。ホームページをコツコツと地固めしながら、即効性のある紙媒体を併用していく。ここがポイントです。1番、効果的なのは巨大な力が動いたときなんですが(例えばMNSのトップページに紹介されるなど)。まぁこれは現実的に難しいかも知れませんので、弊社では●月までに●●したいと言うお客様には全面バックアップをしていきます。


この中で弊社は、その成果(集客をしてサイトを安定させる)にトコトンこだわりますのできちん成果をだしています。ですが、ここから先・・・箱の蓋は、あけてみなえければわかりません。それは、商品なら購入へ、セミナーなら申し込みへ、俗にいうCVRと言うものです。ですが、このCVR(結果)の保障は当方ではできません。なぜなら、この結果は、私たちの知る世界ではなく、お客様自身が熟知した商品、企画、ビジネスの本質の部分だからです。


そのことをご理解いただいたうえで、集客やアクセスアップに関しては、できる限りのお手伝いをすることができます!


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SEO重視か?デザイン重視か?

2009年5月にヤフーの検索エンジンの表示方法が変わったようです。とは言え、追っかける業者がいるのでGoogleにしてもYahooにしても常に表示方法を変えているわけですが。今回の変更で恩恵をうける人もいれば、今まで10位以内にいた人が50位以下になったりと大きな変動を見せているようです。


弊社サイトも恩恵をうけたサイトもあれば、転落したサイトもあります。写真&イラスト投稿サイト5PHOTOは検索エンジンキーワードの「写真投稿」で1位~2位になりました。お仕事でお受けしています会社様のサイト(守秘義務でキーワードは秘密です)もYahooで2位まで上昇しました。何が要因かはわかりませんが、スパム的なSEO業者を経由しているサイトが下位に落ちたようです。


先日、とある異業種交流会でSEO業者さんと話しをしましたが、その担当者は「絶賛です!御社でも弊社のSEOシステムの月額●万で導入いかがですか?」と話しを持ちかけられました。その方法を聞いて見ると確かに1年から2年前まではSEO効果があった方法ですが、とうの昔にその方法はNGとされている方法でした。「その方法に今、効果はないですよ。米国のYahooの記事など読んでますか?」と問うと担当者は「そんなはずは・・・汗」です。


SEOを意識するのは制作者として仕方ないことですが、ここにばかりこだわってビジュアルをそこねてしまうのは残念な気がします。ホームページを作る場合「SEO重視か?デザイン重視か?」この二点が1つの分岐点のような気がします。


例えば某大手ブランドメーカーはSEOなんて全く無視しているビジュアル系のサイトを作っている企業様も多数あります。弊社のクライアント様も、サイトを見せる相手は海外企業や海外のビジネスパートナーだけで日本の検索エンジンを気にしなくても良いというお客様もいらっしゃいます。その代わりにデザインやビジュアルを重視するわけです。


この考え方は当方も共感します。世の中、SEO対策すれば何もかも変わると言う考え方をどこぞの誰かに植え付けられている方もたくさんいらっしゃいます。ですが、リアルな世界だけで取引しているだけで小規模な会社様ならSEOを頼らなくても十分、成立している会社様は多いと思います。


このリアルな部分を伸ばすためにビジュアル重視のサイトを作り、SEO重視のサイトとの見栄え的な差別化をはかるのも1つの手ではないでしょうか。


今回の記事で書きたかった事は、SEO無視を推進しているわけではなく「目的を考えたサイト制作するのがベスト」と言うことです。まず「誰に見てもらいたいものか?どの地域の人に見てもらいたいか?」この部分を作る方が決めておくと良いサイトを作っていくことができると思います。またこれらのイメージを制作側に伝えることで制作側へもスムーズに伝達しやすくなると思います。


ホームページ制作&DTP・印刷 VS即戦力チーム



ホームページの制作料金について

「ホームページ制作料金は会社によって、どうして大きな差があるのか?」こんな疑問を持ったことはありませんか?この辺について今回、ご説明できればと思います。


最近、あるお客様に「最高のホームページを作ってくれ!」とご要望をいただきました。クリエイターとして、こういったご注文はやる気を書き立てる喜ばしい声である反面、「最高のホームページ」へのご返答はなかなか難しいものです。この理由は、私は制作者なので常に海外などのクオリティの高いホームページを見ています。だから私の中での最高のホームページは?こういった特別なサイトまで発展してしますのです。


ですが、これらを本気で作ると最低でも300万~500万以上の制作料金が必要となります。この料金はぼったぐり価格ではなく適正にかかる料金なのです。例えばカメラマンの特殊撮影、動画クリエイターの動画制作、サウンドクリエイターのオリジナル音源、プログラマの開発、スキルの高いデザイナーのデザイン、コピーライター、企画担当、制作担当、工程担当など1つのプロジェクトとして半年以上かかる制作を想定するからです。これだけのメンツが揃えば、上記の金額でも厳しいかも知れません。


じゃぁ、料金が安いと良いホームページは作れないのか?となるとそうでもありません。つまりサイト制作は、お客様自信の予算に見合わないものを作る必要はないので、それぞれの方のホームページの目的、計画をお聞きしたうえでご予算の範囲内で最高のものをご提供すれば良いかと思います。こういった、ご提案をするためにはホームページの目標、計画をお客様から伝えていただくことで適切な料金で最適なご提案がだしやすくなります。


では、本題へ

いろいろ見てきました各制作会社の料金とクオリティについてお書きします。


1.安ければ良いのか?

個人的には制作料金で判断するのはNGです。10万円以下の制作は、ほとんどがテンプレートを使うもので、その中でやる作業は文字ののせかえ、タイトル画像を取り替える程度になります。あるところで8万でできるネットショップを見ましたが、このWEB構文はめちゃくちゃでした。


これでしたら弊社でも同等やそれ以下の価格設定をすることもできます。ですが、構文がめちゃくちゃだと検索エンジンへも悪影響を及ぼします。これを次の機会にリニューアルするとなるとまともな制作業者なら、この構文を再利用することはありません。だからリニューアルと言ってもゼロからの作り変えとなってしまうのです。


家の設計に例えると建築基準法を違反している建築物は、立替時には、リフォームではなく基礎からの新築にしなければいけないのと同じことで、正規の基準に沿った制作をしておけば、リニューアル時にもそのサイトを再利用することができます。だから弊社では制作料金だけで判断しないことを強くオススメしています。



2.値切ることは好ましくない

ここは難しい問題ですが、制作料金で良心的な料金設定をしているところを値切ることはあまり好ましくありません。お客様の中には、とにかく安くすることが自分の使命のように値切りの話しをされる方がいます。ところが上野(アメ横)で値切るのとは訳が違うわけで、形のないものを作るエンジニアやクリエイターは気持ちよく仕事をして、ご依頼された方への貢献したいものです。ですので制作料金を圧迫されては良い仕事ができなくなります。

かと言って誠意のない業者になれば、高い料金をふっかけてクオリティの低いものを作るところもあるわけで、これが安いか?高いか?の判断は一般の人には非常に難しい問題だと思います。こんな時は経験豊富な信頼できる制作会社の人間に相談するしかありません。デザイナーやプランナーは自分で名前をつけられてしまう職業です。ですので「信頼する?しない?」は、2.3名の同業者と話しをして誰を信用するかを決めるしかありません。


当方は仕事を営業トークでとる手法を好みません。仕事をとるために嘘をついたり、クオリティに関して嘘をついて仕事をとっても結果的にお客さんとトラブルになるわけです。お客さんの知識がないところにつけこむ業者が多すぎます。こんな業者とは同業とすら思われたくないものです。ですので、当初からこのクオリティだと、このくらいの予算が必要ですと当方では誠意をもってお話しをします。


これで高いと思われれば仕方ありませんが、当方の料金設置の半値以下で請けれると豪語される方は、趣味でやられている方か、お客さんの気がつかない部分で手抜きをしている方かのどちらかです。


もし気になるようでしたら「ここはこんなに安いけど何で?」と聞いてみて下さい。

しっかりとお答えできると思います。



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こんなWEB制作会社は気をつけよう!(完全保存版)

ホームページ制作をご検討中の方に危険度の高い制作会社のポイントを下記に記載しました。

制作をご検討中の方は、是非、プリントアウトしておいてください。



1.激安を売りにしている会社

破格の安価を売りにしていますが、いざ制作が始まると「これをするのはいくらです」と追加、追加の請求が関の山です。結局、100万円支払ってもサイトは完成しなかった実例まであります。



2.完成までの全ての価格を見積書に明記しない会社

初期の打合せで見積書に一式と書かないところは上記と同じように追加請求が必ずでます。対応策は「参考サイト」を見てもらい「これと全く同じものと作るには総額いくらかかりますか?」と言う質疑をメールに残すと良いでしょう。


3.数年に渡る長期契約をしたがる会社

制作会社にとって長期契約はありがたいものです。ですが、時代の流れから1年周期でネット環境はかわります。最長でも1年契約で解約できる会社を選びましょう。



4.制作会社サイトのクオリティに何となく不安がある

自社サイトをきちんと作れない会社が他人様のものを上手く作ることはできません。過去に同業者であまりに粗末なサイトだったので「きちんとしたサイトにしないのですか?」と質問をしたら「わざと下手に作っている」と言われた方がいました。「はぁ・・?」製作者が自社サイトをわざと下手に作ると言う言葉は当方は理解できません。



5.お客様のご要望に担当者がいろいろな提案をだせない。

ホームページ制作はいろいろなパターンで作ることができます。ブラウザは同じ絵に見えても内部では10種類以上の違った言語や方法で制作することができます。製作者は自分の型でしか仕事ができないのではなく10人10色のお客様の最適な技法を提案できるスキルが必要となってきます。初期の制作打合せ時に製作者が「難色を示す、ごまかす、嘘をつく」こんな感じでしたら要注意です。お客様側で難しめの質問を1つでも用意しておくと相手を知ることができます。



6.自分で分離発注しない(お客様側)

分離発注は別々の職種(WEBデザイナー、WEBプログラマなど)に発注をすることです。お客様側で料金を安くあげたいばかりに分離発注をする方がいらっしゃいます。WEBの知識がかなりある方や単体のお仕事だけでしたら問題ありませんが、ホームページをオールリニューアルをお考えの場合は絶対にオススメしません。


この形態はサイトの工程やプランを取りまとめる人間(建築業界で言えば現場監督)がいないので、制作工程ククオリティにも溝が多くなり、結果的に良いものができなくなるケースが多いのです。



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良いホームページ制作会社の選び方

最近のWEB制作会社の販売方法は製作費の初期費用0円や初期費用を低価格にして月額費で回収する方法です。先日もある交流会でたまたま同じ制作会社の方と名刺交換をすると「ホームページ無料で作りします」と書かれた名刺を渡されました。また知人も製作費無料で月額費3万円と価格で5年契約を結んでいました。僕から見れば、そのホームページの製作費はどう見積っても40万円で完成できるページです。ですが、この契約だと月額3万円×5年ですので支払合計は180万円です。結果的に約4.5倍の料金になるわけで非常に馬鹿げた話しです。こういった手法をマーケティングと自信満々に話す製作者にはかなりの疑問を感じるわけです。

狩りとマーケティングは違います

こんなことを感じていると先日、某病院の先生から弊社へ電話をもらいました。前記で書いた内容に近いホームページの制作をしたそうです。先生いわく「だんたんとネット事業がわかってきて、時期が経過することに、ランニングコストでぼられていることがわかったのでこの契約を解約したい」と言う電話でした。僕の考え方も気がつかない人から料金をせしめる方法はこれからの時代NGだと思っています。


作家の村上龍さんがある雑誌で面白い記事を書いていました。「狩りとマーケティングを勘違いする人」。狩りは人間が動物を狩るためにエサや道具を用意して捕獲する方法です。動物は何も知らずに用意されたエサに近づくのです。これに近いことで不透明なところで料金を取る手法は後々になって良い会社になることはありません。これはマーケティングではなく狩りに近いのです。

無料の言葉に弱い人

「無料」この言葉に人はどうも弱いようです。弊社のスタッフですら、別の件で「無料で●●します」の言葉に影響されて、この話しを私に持ちかけてきました。たまたま、この「無料で●●します」の会社の代表とは過去に食事をしたことがあり、この無料の裏話しを自信満々と話していました。この話しには、かなり悪意が感じられた内容だったので、この会社とはそれっきり疎遠になりました。そんなことも知らずにスタッフの1人がこの話しをしてきたので製作者ですら「無料」と言う言葉に弱いことを実感しました。「上手い話には裏がある」と常に私の場合は、最初に裏から考えてしまうのですが・・。

ホームページ制作費 無料の落とし穴

皆さまの中で、もし「ホームページ制作無料」に興味を引くようでしたら、まず良いWEB技術者に相談することをオススメします。身近にいる信頼できるWEB技術者に聞くと良いかも知れません。身近にいなければ私にお気軽にご相談下さい。私は自分をクリエイター(製作者)と思っていますので狩人ではありません。なのでご相談していただいたからと言って押し売り営業するつもりは一切ありません。何よりも料金と言うものは、だましてとるのではなく技術と労力のサービスに対してお客様が満足してお支払いいただくものだと思っています。ご安心下さい。



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人気ブロガーを目指す?No.1

人気ブロガーは文字通りに人気ブログを書かれている方を指します。人気ブロガーさんのことをパワーブロガーなんて呼び名もあるようです。今回より数回に渡ってブログのアクセスアップのためのWEB知識や人気ブログのポイントを書いていこうと思います。最初に書いておきますが私自身は人気ブロガーでも何でもありません。だから人気ブログとは?なんて偉そうなことを書ける立場ではありません。


ですが自社運営サイト(ブログ登録サイト)を通じてブログじたいは、これまで何千単位のブログを拝見させていただいています。このことから人気ブログの共通点やポイントは理解できています。こんな立ち位置からの記事で良ければ継続してお読み下さい。

人気ブログは1人歩きする。

当方が思う人気ブログの基準は1日1万PV以上のブログを人気ブログと考えています。弊社の運営サイト「ファイブスタイル」 は、当初はブログを書く人を応援する目的で2年前にリリースをしました。現在のブログ登録数は約6500ブログになりました。サイトの計画の「ブログを応援する目的のサイト」とは裏腹に人気ブロガーさん達はどんどんどんどんっと1人歩きをしていきます。1人歩きと言う言葉は語弊があるかも知れませんのが、人気ブログはメディアからの底上げが相乗効果となり人気ブログとなる方が多いようです。


今の時代、一般人でもブログなどを通じて目立つ存在になれば、ちょっとした著名者になれる時代です。こうなるのも各メディア(出版社など)の人たちもネットをチェックをしているからなのです。メディアの底上げから自然と人気ブログの一人歩きが始まります。気がつくと弊社のブログランキングの上位者の方も、ほとんどの方が本の著者になられていることには驚きがあります。


前記にも書いたように人気ブログの縁の下の力持ちになるのがマスメディアです。過去に私は読売新聞の記者の方とお話する機会があったとき、当方がWEBプランナーとして1番気になる点。さてマスメディアは「どんなサイトをチェックしているか?」でした。聞いて見ると「ほぉ・・」と言うニッチなサイトもチェックをしていました。マスメディアがチェックしているのは大手サイトだけではありません。面白い記事を探している人からすれば有名サイトの誰もが知っている人を取材しても何の面白みもない訳だから当たり前と言えば当たり前なのですね。

2種類の人気ブログ

私がこれまで見てきた何千のブログの中で人気ブロガーは大きく分けると2種類の方が存在するようです。それは「自力型人気ブログ」と「天才型人気ブログ」です。自力型人気ブログは、自らがブログの集客や記事にたいして計画的にそれなりの時間を費やしている方です。天才型は、こういったことは深く考えず?・・・メディアに自然とステージにのせられて人気ブログになる方です。


どちらも立派な人気ブログですが、天才型にはなりたくてなれる訳ではありません。偶然の産物と言うか?ブログを書かれる著者の方の才能だと私は思っています。例えば野球のイチローを真似したくてもできないのと同じように「天才」の真似はできないのです。ですが「天才型人気ブログ」にも共通なポイントはいくつかあります。


次回はこの天才型のポイントについて触れてみたいと思います。ではでは・・・。


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半年前からWEBコンサルティングとデザインで関わってきた方のネットショップの売上が伸びてきました。

このネットショップのオーナーさん、オープン当時は売上も低迷していたので元気がありませんでした。ですが当方が見る限り、このショップには大きな問題もなく「勝機はある」と思っていました。私のWEBコンサルでの提案は、起業前にリアルショップを店舗展開するための立地戦略を主な仕事をにしてきたため、WEBにもこの考え方「勝機があるか?」を重要視します。そこからWEBで経験してきた技術的な提案を導入します。


それでも残念ながらマーケティングには正解はありませんので結果は「神のみぞ知る」なのですが。


最近、軌道にのってきたショップさんから「月の半分なのに7桁の売上に達成した!」と喜びのメールをいただきました。(実名などの情報は控えさせていただきます)当方の場合、WEB制作屋で終わりたくはないので、これは素直に喜びをわかちあえた瞬間です。しかし、これまで当方が関わっても残念ながら軌道にのらなかったショップさんもあります。こういった経験から当方が肌で感じた「軌道にのる店、軌道にのらない店」の違いを書いてみたいと思います。


ネットショップのオープン時は、よほどの資本力や知名度がない限り、どこも似たりよったりの低迷状態となります。実店舗では、知名度も高く人気店ですら、あまりにネットショップでの売れなさに「何でネットは売れないの?」なんて相談も受けることもあります。


ですが、間違えたショップを構築していない限り、どの店でも起死回生のチャンスは必ず訪れます。この時に大事なことが「プロの声に耳を傾けてくれるか?」なのです。これは1つの大事な分岐点だと思っています。全ての言葉を信じることは危険ですが、職業とはそれぞれの職のプロなのです。その言葉の信憑性を考えなくてはいけません。人を疑うことも大事ですが、シンプルに信用することも大事なのです。


例えば当方がだした提案に当方にだけ大きな利益が発生するような事でしたらその提案を疑えば良いのです。つまり、話しの根底にどんな利害関係が発生しているかを把握することで、人を信じることも振り回されずにもすむことも少なくなります。

ネットショップが軌道にのらない3つのNG

1.自らが努力をしない

(改善策)真剣に努力するかはどの世界でも重要なのですね。


2.予算がない

(改善策)予算計画をきちんとたてましょう。


3.人の話しを聞かない

(改善策)話しの信憑性を判断し、他人から提案してもらうことに感謝する気持ちを持ちましょう。


この三つは基本的なことなのですがとても大事なことかと思います。



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「Webサイトの文章を書き方」2では、具体的な文章の書き方について触れてみたいと思います。前回も少し触れましたが、ブログとホームページの文章は基本的に書く内容は変わってきます。ブログはWeblog(ウェブログ)の略からきているように記録的な文章(ログ)を書くために作られたものです。ですがホームページの文章は記録的なものではなくパブリック(公共性)があるものが必要になります。


では本題へ

ホームページの文章を書く手順

(例)自社商品を紹介するホームページの場合


STEP1 サイトのキーコンセプトを考える

これから作るホームページには何が必要なのか?また、それぞれのページに自分は何を書きたいのかをざっくりと良いので考えていきます。(例)自社商品を多くの人に知ってもらいたい。


STEP2 キーワードの拾い出し

書きたい内容が決まったら、その内容に必要なキーワードをノートにいくつも拾っていきます。

(例)特徴、高品質、低価格、特典など


STEP3 文章の構成を考える

キーワードの拾い出しが終わったら、自分の1番書きたいことを先頭にして、文章をざっくり書いてみます。上記で拾ったキーワードをつなぎ合わていく作業です。この作業が難しいと思う方は、各ページごとにな文章構成方法である「5w1h」を使うと良いかも知れません。


5w1hとは?

Why   何のために?
What  何をどの程度?
Where  どこを対象に?
When  いつまでに?
Who   だれが?

How  どのようにして?


(例)商品●●●は高品質なのに低価格です。この理由は、●●だから・・・・略


STEP4 文章入力後の次の作業

文章を書いたら、次にプリントアウトして校正をしていきます。文章が長すぎれば削る作業をして、短すぎれば、他のキーワードを追加して文章を増やしていきます。


STEP5 文字数の目安

日本人が文章を読むのにかかる速度は800字程度で3分と言われています。ですので、弊社の運営サイトが過去に掲載している取材記事は、読んでいただく方が3分~5分で読み終えれるように文字数を800字~1200字にしています。


では、参考までに記事は少し古いですが、当サイトの取材記事をご紹介します。

下記の2つの記事は違う人間がライティングを担当しています。さて、どちらの文章が上手いか読み比べて下さい。


取材記事1 女性作家 深良マユミさん

取材記事2 オペラ歌手 松尾香世子さん


是非、皆様の感じた感想をお聞かせ下さい。


STEP6 文章を書く上でのNG

最後にホームページの文章でのNGルールをご紹介します。


★誹謗中傷的な文章は書かない。

どんなに書きたくても、公共的ページで中傷的なことを書いてしまうことは結果的に自らの価値を下げてしまうことになりかねませんでのご注意下さい。



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