「Webサイトの文章を書き方」2では、具体的な文章の書き方について触れてみたいと思います。前回も少し触れましたが、ブログとホームページの文章は基本的に書く内容は変わってきます。ブログはWeblog(ウェブログ)の略からきているように記録的な文章(ログ)を書くために作られたものです。ですがホームページの文章は記録的なものではなくパブリック(公共性)があるものが必要になります。
では本題へ
ホームページの文章を書く手順
(例)自社商品を紹介するホームページの場合
STEP1 サイトのキーコンセプトを考える
これから作るホームページには何が必要なのか?また、それぞれのページに自分は何を書きたいのかをざっくりと良いので考えていきます。(例)自社商品を多くの人に知ってもらいたい。
STEP2 キーワードの拾い出し
書きたい内容が決まったら、その内容に必要なキーワードをノートにいくつも拾っていきます。
(例)特徴、高品質、低価格、特典など
STEP3 文章の構成を考える
キーワードの拾い出しが終わったら、自分の1番書きたいことを先頭にして、文章をざっくり書いてみます。上記で拾ったキーワードをつなぎ合わていく作業です。この作業が難しいと思う方は、各ページごとにな文章構成方法である「5w1h」を使うと良いかも知れません。
5w1hとは?
Why 何のために?
What 何をどの程度?
Where どこを対象に?
When いつまでに?
Who だれが?
How どのようにして?
(例)商品●●●は高品質なのに低価格です。この理由は、●●だから・・・・略
STEP4 文章入力後の次の作業
文章を書いたら、次にプリントアウトして校正をしていきます。文章が長すぎれば削る作業をして、短すぎれば、他のキーワードを追加して文章を増やしていきます。
STEP5 文字数の目安
日本人が文章を読むのにかかる速度は800字程度で3分と言われています。ですので、弊社の運営サイトが過去に掲載している取材記事は、読んでいただく方が3分~5分で読み終えれるように文字数を800字~1200字にしています。
では、参考までに記事は少し古いですが、当サイトの取材記事をご紹介します。
下記の2つの記事は違う人間がライティングを担当しています。さて、どちらの文章が上手いか読み比べて下さい。
是非、皆様の感じた感想をお聞かせ下さい。
STEP6 文章を書く上でのNG
最後にホームページの文章でのNGルールをご紹介します。
★誹謗中傷的な文章は書かない。
どんなに書きたくても、公共的ページで中傷的なことを書いてしまうことは結果的に自らの価値を下げてしまうことになりかねませんでのご注意下さい。