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2022.08.21 白山ラウンド

曇り予報。行くしかない。

白山の3座を周る。

 

5:30 市の瀬スタート

夜露に濡れクモの糸に絡まりながら、

2時間弱で視界が開けてくる。

ガスがかかって残念だけれど、ここの稜線が好き

ちょうど2時間でチブリ尾根避難小屋、着。

ここからの道もいい。

あー独り占め。

別山、着。辺りはガスってて何も見えない。

さぁここからさらに楽しいコース

 

ガスの向こうに消えていくトレイルを進む。

 

右手の切り立った崖を見下ろしながら進む。

イシカメ先輩に、この南竜ヶ馬場へ向かう

縦走路に初めて連れてきてもらった時、感動

したのを今でも覚えている。何回来てもここはいい。

 

遠くに南竜山荘が見えてきた。

この辺りから下りのガレ場が始まるんで慎重に。

 

一旦、沢まで下りてきて、また上がる。

南竜山荘の休憩場所に4人のハイカーさん。

ここでようやく人に会う。

 

ここからトンビ岩コースで室堂をめざす。

 

ここは、登ってトンビポーズを決めたいところ。

んが、セルフタイマーの10秒では登れず断念。

 

室堂前では、ゼロ団のお仲間とスライド。

見切れている方は、毎週ウルトラロングを走っている。

剱岳の練習で来たらしいが、練習いらんでしょ。

 

御前峰への途中では「がんちゃん」さんに会えた。

「地獄軍団」でピンとくる方も多いかもしれない。

地元が同じで、ブログの内容も深く

一読者としていつも拝読していたから、

遠くからでもすぐに分かりましたよ。

今日、白山来てよかった。

 

御前峰着。相変わらず辺りはガス模様。

 

この勢いで大汝峰へ

山頂からは、先ほどまでいた御前峰がちょっとだけ

顔をのぞかせてくれた。

 

3座周って昼休憩に

地元、ひゃくまん穀の塩むすび。

そして

抹茶どら焼き。

 

あとは砂防新道をゆっくりと下山。

別当出合の吊橋を渡って、市の瀬Pまでラン。

 

お腹が空きすぎた帰り道。

以前から気になっていたお店に飛び込んだ。

清華園

チャーハン大盛。頂には梅干し2つ。

ここに梅干しオンは初めてかも。

来た瞬間ちょっと、ビビるほどのボリューム

だったけれど、美味しかったんで完食。

今度はラーメンも食べたい。

 

 

今回も、消費したカロリー以上をしっかりとゲイン。

これじゃぁ痩せませんね。

2022.08.16 雲ノ平ピストン

怪しい様子の天気予報を見ながら場所定め。

先月行けなかった雲ノ平なら昼過ぎまで

天気が持ちそうだ。

 

未明からスタートしたかったんで、

車中泊の準備をそそくさと済ませ前日入り。

 

事前情報では祖父岳まで行けば最高の景色が

拝めるとか。

一応、計画では設定しておくも、この天気予報。

景色なんて期待できない。

今回は高地順化一択と割り切る。

4:00過ぎに折立スタート。

初めての道は、ドキドキする。

明るくなってくるまでは慎重に進む。

まぁ、しっかりとした案内標識もあったんんで

結果、悩むことはなかった。

そして、歩きやすい。景色は楽しめなかったけど。

2時間弱で

太郎平着。動画やブログでよく見る標識だ。

 

そのまま薬師沢を目指す。

相変わらず歩きやすい道が続く。

 

これまた、動画やブログでよく見る小屋。

ここでトイレとお水をいただく。

そしてココ

よく見る吊橋ね。

 

渡ったならばここですよ。

薬師沢出合からの直登。

あの石っていうか岩達ね。

初めてだからいつまで続くのかっていう不安もあって

疲れました。

 

1時間ほどで木道に出て

奥日本庭園、周りはガスに包まれている。

この辺りからがいわゆる雲ノ平エリアなのか。

 

辺りは先に進む丘しか見えない。

 

うっすらと目的地の一つだった、雲ノ平山荘が

見えてきた。

到着。

ここでコーヒーをオシャレに飲んでから祖父岳を

目指す予定だったけれど、

営業時間は、10時からなのでオシャレなコーヒーに

30分待たなければならない。

このガス状況では祖父岳へ行ってもどうなのか。

雨もパラついてきた。

思考の結果、下山。

 

帰りには吊橋をよく見るアングルでパチリ。

 

遠くに太郎平小屋が見えてきた。

もはや自分の頭の中にはラーメンしかない。

 

第二の目的 太郎ラーメン

あーこれもよく動画やブログで見た見た。

情報どおり、行者ニンニクの風味が食欲を駆り立てる。

お腹も空いてたし持参したオニギリ2個をセットにして

 

完食。汁まで飲み干してしまった。

大盛でもよかったかも。高血圧に注意したい。

 

小1時間ほどゆっくりしてたら、

大粒の雨が降ってきた。

食欲は、満たされたんで、あとは、安全に下りるだけ。

今なら土砂降りの中をレインウェア着込んで

突っ込んでいくのも平気。

晴れてる間に雲ノ平にも行けたしね。

ガスってたけど・・・しつこい。

 

無事下山。

どこのピークも踏まずに、

ただラーメンを食べに行っただけ。

こんな山行もアリなのか。

高地順応はどうなんだろう。

下りてきたら一緒という説もある。

2022.08.12 斑尾高原トレイル

連日30℃を軽く超える暑さ。

第7波のこともあって職場から、

休暇中の活動については、

感染防止対策を再度徹底するようにとの厳命を

いただいていた。

どうする?暑いし。どこ行く?

そうだ避暑地へ行こう。

一度、走ってみたかった斑尾高原トレイルへ。

準備もソコソコに、ネットからGPXデータも拾って

前日入り。

暗いこともあってスタート場所のハイジが分からず、

斑尾高原ホテルからとりあえずゲレンデを登る。

ナビに従ってると、途中で斑尾高原トレイルの

矢印看板に遭遇。あとは、看板にお任せ。

 

信越五岳のお知らせも出てた。

 

しかし、暑い。

時折、雨にも降られたけれど、30℃はあったんじゃ

ないだろうか。

 

安定の林道をしばらく走ってると

 

斑尾山登山道に合流。

ここから、ガシガシなイメージで上がっていく。

すると、下から賑やかな話し声が急速に近づいてくる。

声の主たちは4名パックのコロンビア軍団。

大塚さんはすぐに分かったけれど、人見知りなもんで

声はかけなかった。

軍団は、普段感覚の会話をしながら呼吸も普通。

それでも僕にとってみれば、けっこうなスピードで

サッと通り過ぎて行った。あんな風になりたい。

なれんけど。

 

大明神岳、着。

野尻湖を凝視しながら浮いているボートを数えてみたり。

 

斑尾山頂への途中ではコレ発見。

うーん、なんか、いい感じ。

ソロなんで、冗談を言う相手もなく、

黙々と登り続けて

斑尾山ピーク着。景色はそれほどか。

 

この後は、ゴキゲントレイル。

 

リフト下り場から下を眺めてヒュンヒュンしたりして。

 

ナビと看板の示す方向にとまどいながら、

沼の原湿原でロストしかけるも、万坂峠を経由して

(GPXデータが古かったのだろうか。)

 

袴岳へ。

ピーク着。

この辺りから給水が不安になってきた。

事前の情報収集不足もあり、

赤池まで行けば自販機くらいあるだろ。

と勝手に思い込んでいた。

 

いざ、赤池に着いたものの、

自販機はおろか水場も見当たらない。

 

次の希望湖まで行けば、貸しボート屋で

ドリンクを購入できることは知っていた。

あと、希望湖まで4.5Kほど。

 

この気温の中、水分ゼロで知らないトレイルを

4.5Kは進めない。

悩んだ末、

MAPでは、ロード4.5Kでスタート地点に

帰れそうだったんで、そちらを選択。

ここからは緩い登りのロードをポクポクと。

 

途中、常設の資材置き場があり、

ここで、快くお水をわけてもらえたのは

ありがたかった。助かりました。

少し走れるようにもなったし。

 

なんとか車に戻ったら、

まずは火照った身体に冷やしておいた

ノンアル補給。

 

せっかくなんで斑尾高原ホテルの温泉で

リカバリー。

 

サッパリした後は、

コーラとブルーベリーソフトをいただく。

この瞬間が、最高です。

 

帰り道は、もちろんここにも寄り道。

ミサのミソラーメン。クセになるおいしさ。

消費カロリーは、一気にゲインできたな。

 

しかしなぁ、あと17kmが進めなかった。

キャンプ場もいっぱいあるし、水場も豊富だろうと

勝手に思っていたのがいけなかったな。

 

みんなは、どこで水分補給してんだろ。

コースから外れた場所にあったのかな。

 

9月、また来ます。

その節は、よろしくお願いします。

完走できますように。

2022.08.07 大日岳~立山ラウンド

昨年、参加できなかった大日岳周回ルート。

 

送られてきたあの鮮やかな景色の数々に

今年こそはと楽しみにしていた。

 

称名滝登山口5:00スタート

マッハさん、ジャン隊長 よろしくお願いします。

 

まだ序盤、この景色が見たかった。2人に引っ張ってもらう。

 

自分は、高度順応ができてなくて、

2000mを越えてくると呼吸が浅くなってくる。

 

1座目大日岳。ここまでで、けっこう疲れたよ。

 

それでもこの稜線に癒されれながら先へ。

緊張感漂う鎖場。いろんなシチュエーションが楽しめる。

たまりません。

 

2座目、奥大日岳

 

なかなか剱岳が見えない中、剣御前小舎へ向かう。

ここほんとキツカッタ。

 

この辺りで中盤のTJAR選手と遭遇。

 

3座目、別山に着くころには、

もはや2人に追いつけないくらい疲れてしまった。

先々で15分ほどお待たせすることの繰り返し。

昨年の嵐さんの気持ちがよく分かったよ。

 

 

それでも

大汝山までなんとか辿り着き、

 

雄山でやっと終わった感に安堵した。

疲労感ハンパなし。

 

それでも2人には力が有り余っている。

 

走って下りたい。隊長のこの意気込みに

飲み込まれるように弘法まで。

 

ゼロ立山以来、久しぶりに走ったよ。

グングン差がついて、彼らはあっという間に

見えなくなってしまった。

 

最後の八郎坂。

マッハさん、26分で下りたって。どうなってる。

 

ブヨにまとわりつかれながら、

最後まで走らされてしまう。

 

14時間超えっす。

自分がだいぶん足を引っ張ってしまった。

心拍がすぐに上がってしまうもんな。

ペース調整しながらでも、平均141は高すぎるわ。

 

あの雄大な景色を後半は、楽しむ余裕がなかったのが

残念だった。

 

考えられる要因を一つ一つ解決していこう。

2022.08.07 TJAR選手見送り

TJAR(トランス ジャパン アルプス レース)

2年に1度行われる国内最高峰の山岳レース。

僕が知ったのは、2016年のTV放送だった。

あの頃は、メタボ解消でマラソンを始めたばかり。

TV見ながら「変わった人達がいるもんだ。

あんな苦しい思いをして何が楽しいのだろうか」

くらいにしか思っていなかったっけ。

 

それが今ではどうだろう。

2018年、2020年(開催は2021年)と開催のたびに

ネットの情報やTV放送を心待ちにし、

感動で涙を流しながら、オープニングのセリフを

覚えるくらい何回も繰り返し見ている自分がいる。

もちろん、そのたびに泣いている。

 

そして、2022年8月6日午後9時

とうとう開会式会場に来てしまった。

祝詞の合間に神主さんが流す例のBGMがおそらく

カセットテープ(操作音がまさにそれ)なのには驚いた

が、一同に会する猛者の皆さんを見ていると、尊敬

の念しかない。

決してマジリスペクトなんて表現ではないのだ。

 

公式スポンサーであるMicT Cafeさんが

提供されていた風味豊かな無料コーヒーをちゃっかり

いただきながら、7日午前0時のスタートを待った。

 

大勢に囲まれながらスタートした30名の精鋭たち。

知人が参加しているわけではないけれど、応援したい。

いや、応援させてほしい。ただそれだけの気持ち。

どうか全員が完走できますようにと、

祈りながら見送った。

 

つきあってくれたマッハさん、ありがとう。