2022.07.17 ONTAKE100K 走後記
今回の目標は「完走」
あのOSJ山中温泉トレイルレースの時に染み込んだ
敗北感をリセットしておかなければならない。
水分補給のストレス軽減策として容器も変ておいた。
2019年と大体似たようなコースと予測して
・周りに流されて突っ込まない
・周りに流されずに坂道は早歩き
・周りに惑わされずフラットと下りはジョグる
と、3つの心構えも用意した。
スタート会場には約1000人のランナーが
ひしめき合う。
グループLINEに送る画像を自撮りするジャン隊長
からは緊張感が伝わってくる。
画像提供@隊長スポーツ
午前0時スタート。雨は止んで順調な滑り出し。
マイペースで進んでいると、
後方のジャン隊長からは、給水に1時間待ち。
との画像が。
画像提供@隊長スポーツ
やはり第1WSまでは、ある程度飛ばしておく必要が
あるのかもしれない。
第1ステージまでで6:25経過。うーんマイペース。
6:45 雷の鳴る中、第2ステージへ。
相変わらず目まぐるしく変わる天候に翻弄されながらも
タンタンと。
もう後半なのに上り坂でもみんなジョグを止めない。
凄いな、どのような練習を積み重ねてきたのだろうか。
第2関門のそうめんとコーラ
2杯ずついただいた。食欲もキープ
最終のウォーターステーションを越えたところを
相も変わらずポクポク歩いていると
イケメンランナーに声を掛けられた。
「まだ間に合いますよ。僕が引っ張りますから。
一緒に行きましょう」
80㎞辺りから、来年のマイル挑戦権がかかっている
14時間以内のゴールを口にするランナーが増えて
きていたことは感じていた。
そんなランナー達をずっと見送ってきた自分に
この時何故かスイッチが入った。
「行きますかぁ。よろしくお願いします。」と答えて
彼の背中を追うことにした。
上りはジョグでプッシュ。下りはさらに加速する。
この後は、もう歩かないと前だけ見て進んだ。
ゴール会場手前では、今回DNSのイシカメ先輩が
出迎えてくれた。
画像提供@タートルスポーツ
山中温泉の悔しさから少し解放された気がした。
引っ張ってくれたあのイケメンランナーには感謝
しかない。ありがとうございました。
隊長はしっかり着替えて爽やかゴール
画像提供@タートルスポーツ
先にゴールしていたタカヒロ君と3人で
画像提供@タートルスポーツ
左が2022 右が2019
今回大幅にコースが変わったけれど累積標高は、
あまり変わらなかったようだ。
距離が単純に伸びたのか。
走力に進歩が見られないところは、年齢を理由にして
おくことにする。
今回も胃腸の苦しみを抱えながら完全燃焼の
ジャン隊長。お疲れさまでした。
タカヒロ君にも隊長の戦い方をお伝えしておいた。
やっぱり前日にいっぱいワシャワシャできたから
完走できたのかもしれないな。
しらすちゃんありがとうね。
あ、山Gさんと〇ぁちゃんも!
さぁ、9月のマイルレースに向けて、
頑張っていきますか。
2022.07.10 トレイルランナーズカップ石川大倉岳 ボラ
昨年は、コロナ禍の中での初開催という貴重なレース
ということもあり、レースに飢えていた身として参加した。
今回は、ロングレース1週間前ということもあり、お手伝いをさせていただいた。
いや、ボランティアをしてみたいという好奇心の方が上回ったというべきか。
地元運営リーダーのイシカメさんのフォローもしたいしね。
レースの部門は大きく2つに分かれていて
ロング13㎞とショート4㎞で構成されている。
さらにショート部門は、小学校2年生までは大人の同伴がOKだから、
大人から未就学児までが気軽にトレイルランに触れられる
良い機会にもなっている。ゲレンデを登り切るとスタート地点は、はるか先に見える
確かに距離だけを見るとイージーに見えるけれど、
コースの一部には大倉岳スキー場も含まれているんで、
そこはそれ、急登直登アリ、木段アリ、縦走あり、滑りやすいサーフェスアリと
ガッツリ系を求めるランナー達にもスピードとの共存が高い次元で求められるなかなかのコース設計になっている。
現地6:30集合。大人の自分は1時間前に到着。
ボランティアとしての心構えをプロトレイルランナーでもあり主宰の松永紘明氏から教わる。確かにそうだよな。とうなずける内容だったような気がする。忘れた。
ボラ志願者の多くは仲間や知人なんで雰囲気も和む。
左から山中フィニッシャー、モンタナ広報、DNF2名、すし職人の愛されキャラウラッチ、山中DNF1名 そしてセンターにゲストランナーのエダモン(美ヶ原ミドル女子優勝)
各自、コース内の配置に着いてランナーを待つ。
ロング部門スタート前の時間帯。こっちが緊張してくる。
僕と嵐氏はロング部門のスイーパー。
このころは簡単に考えていた。
左から荒木君(美ヶ原ロング3位)、山中DNF2名
スタート後は、最後尾の選手に圧をかけない距離を保って見守る。
とにかくザックに詰め込んだOS-1が重いのよ。
ショート部門のスイーパーは1人だったんで
ちょっと大変だったのではないだろうか。
左から山中フィニッシャー
雨上がりで路面はスリッピー、おまけに蒸し暑い。
行き交う初心者のランナーさんには明らかに水不足や疲労の様子がうかがえる。
声をかけながら必要に応じて水の補給をさせていただいた。
オッサン2人の仕事は、笑顔を絶やさないこと。
汗だくやけどな。
復路はコースガイドリボンと落ちていたゴミを回収しながら。
なんとか無事に最終ランナーのゴールを見届けてミッションコンプリート。
あとかたづけを手際よく済ませ、15:00頃に解散。
今回のもう一つのイベント。
地元運営リーダー★イシカメさんに日頃の感謝の気持ちと合わせて
ハッピーバースデーサプライズ。
エダモンが作ったバースデーケーキ。
そういうところが、トレラン界のオジサンたちは弱いんだよ。
荒木君の3位おめでとうのも作ってたな。僕も何かに入賞したい。
イシカメさん、ちょっと照れ臭そうだったけれど、
僕たちがこうやってつながったのも、イシカメさんのおかげですから。
また、来年もお手伝いできたらいいな。
参加された選手の皆様、お疲れさまでした。暑かったでしょう。
こんな日は飲料水を多めに持ってトレイルに入りましょうね。
2022.07.03 猪鼻山
当日は、別山から三ノ峰に向かうガッツリプラン。
ところが、集合場所の市ノ瀬Pですでに雨模様。
スマホの雨雲の動きを慎重に見極める
プランナー マッハ氏が出した中止の決断で、
導き出された答えが、
「せっかく来たし子持ちカツラを見に行こう」プラン
岩屋俣谷園地遊歩道。
こんな時だからこそ行く機会を得た登山道。
整備はされているが、クモの巣が多い。
僕の出番ですよ。
適当な枝をブンブン振り回して進撃。
3人とも初めてのコースだから、ワクワクしてる。
直登階段がやる気を出させるぜ。
白山展望台に到着。
こんなところがあったのね。
途中、夫婦ブナと言われるポイントでは
マッハ氏
隙間、覗くよね。
異常なし。
コース上に横たわった大木をかいくぐり
白山パノラマ展望台 到着
嵐氏と何を思ふ。
ここからは御前峰から別山の稜線がキレイに見える。
お目当ての子持ちカツラは、さらに奥地へと進む。
ヤブを漕ぐ。
なんとか猪鼻山まで辿り着くも
その先の子持ちカツラまでのヤブはさらに深そう。
天気も心配だし、ここで折り返し。
せっかくだから、周回ルートを選択するも、
とりあえず登ってきた急登を下りなくてはいけない。
ヤブ急坂下り、怖し。
越えれば、走りやすいトレイルもあり
滑りやすい木橋は慎重に進んで
あっという間の下山。
この後は、
市ノ瀬休憩所でリラックス
巨峰大福で糖分補給してウトウト
山行は、天気予報に敏感で
慎重なくらいがちょうどいい。
2022.07.01 UTMF打ち上げ
各自のレース計画の合間を縫って
ようやく開催することができた、UTMFの打ち上げ。
石川県からの出場ってことで同郷意識も
生まれて各自のモチベーションにつながった。
レース中もLINEしてたしね。
6人全員が完走することはできなかったけれど
UTMF参加までに情熱を傾けたことは間違いなかった。
その打ち上げだから盛り上がらないはずがない。
しかし、しかしだ。UTMFの話題を上書きする事件が
我々を襲っていた。
そう、あのヤバ中温泉トレイルレース。
6人のリザルトは、
DNS:1名(UTMFでヘルニア悪化)
真砂・大日山駐車場AS:DNF1名
県民の森第2関門:DNF1名
今立あいおす広場:DNF2名
滝ヶ原・鞍掛山登山口第4関門:DNF1名
そう完走者ゼロである。
話題は、ほぼ1択。
ヤバ中DNF大反省会になってしまった。
このままでは
UTMF<ヤバ中の図式が成り立ってしまう。
すでに来年への闘志がみなぎってきている
5人で対策案の激論が交わされた。
来年こそ、みんなで完走しよう。
そう誓った週末の夜だった。
もう山中温泉トレイルレース2023が
始まっている。
カンダイ君、退院おめでとう。早く良くなってね。
県民の森では大変お世話になりました。