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2022.10.14 峨山道トレイルラン走後記

まず、大会2日前まで日曜開催と思い込んでいた私に

気付きのチャンスをくれたジャン隊長にここでお礼を

申し上げたい。ありがとう。

 

今回エントリーしたのは、クラシカルコース73㎞。

3年ぶりの開催は、私自身2018・2019に続いて

3回目のチャレンジにもなる。

今年は、門前町の総持寺祖院から永光寺までの

南下コース。

 

自分なりに「禅師の足音に耳を傾ける心の道」を

楽しみたいところ。

そこでテーマは、ずばり「自分越え」。PB更新である。

過去2回は、ホント歩き倒したんで反省の思いもある。

 

前日の内にシャトルバス乗り場に移動して仮眠。

深夜2:00起床。

気に入ってしまった、禁断のルーティーン

エネルギ―1081Kcal、脂質54.3g

炭水化物129.1g

 

日常の生活では考えられないが、

手軽にカロリー摂取できるところが気に入っている。

 

背徳感も手伝って、これがまた美味しいんだ。

 

バス乗車前に

受付をササっと済ませ、

スタート地点の門前健民体育館へバス移動

 

相変わらず緊張するスタート前。

それでも、地元の大会なんでスタッフもランナーも

顔見知りが多い。おかげで、お話しながら緊張が

解きほぐせましたよ。

 

スタートのカウントダウンが「2」から始まったのには

焦ったが、

暑くもなく順調な滑り出し。

総持寺祖院の境内へ。

この向こうからしばらくは、シングルトレイル。

流れに逆らわず身を任せる。

 

ロードに抜けてからは、心拍150以下を心掛けて

走る。信越の時をイメージしながらとにかく走る。

 

朝陽が峨山道トレイルを照らし始めた。

走りながらうっとりするくらい癒される。

 

第3エイドではマッハ氏がボラ中。

画像提供:マッハスポーツ

 

視線の向こうには峨山万頭、

薄皮であっさりした甘さ。初めて手にしたよ。

万頭を頬張りながら先へ急ぐ。

 

とにかく天気が良くって走ってて気持ちがいい。

 

逆走で応援してくれる方も多かった。

「今25位くらい」と

教えてくれた、ビールマンぐちにぃ

画像提供:ぐちにぃスポーツ

 

その数字に耳を疑った。

てっきりボリュームゾーンの下位らへんかと

思ってたから。

 

次はあの方が逆走されてきた。

先日のハセツネで年代別入賞した

憧れの小百合姉さんだ。

「頑張ってよ💖」

に俄然やる気がみなぎってくる。

画像提供:オリトスポーツ

 

第6エイドの矢駄到着。

画像提供:嵐スポーツ

 

このエイドは一段と賑やかだった。

 

画像提供:イシカメスポーツ

 

スイーパーを務める嵐氏と宮本氏、

エイドオーガナイザーのイシカメ氏

YOHEI君やヌシカン様、その他知った顔ばかり。

くつろぎやすい雰囲気についつい甘えてしまいそう。

 

しかし、峨山道南下コースはここからが核心部。

いわゆる「鉄塔地獄」と言われ、アップダウンの

繰り返しは、徐々にメンタルを折ってくる。

ここは何度来ても慣れないセクション。

覚悟決めて、かぶり水をして先へ進む。

 

なんとか眉丈山を越えて

金丸に下りてきた。

 

ここでまた小百合姉さんにエールをいただく。

画像提供:オリトスポーツ

 

永光寺までのつなぎのロードをなんとか走り切る。

 

最後の永光寺参道では、

先回りして応援してくれてたYOHEI君と並走。

 

ラストの階段。

先行ランナーが登り切ったのを確認して

 

宣誓

画像提供:YOHEIスポーツ

 

一気に行きます。

 

画像提供:YOHEIスポーツ

 

画像提供:YOHEIスポーツ

 

念願だった階段独り占め、最高だ。

 

明るいうちにゴールできた。PB更新は間違いない。

 

上出来、上出来。

 

周囲から「来年はサブ10!」とゲキをいただいた。

果たして、年老いていく身体に伸びしろはあるのか。

 

美味しい焼肉を食べるために、また頑張りますか。

 

さぁ、いよいよ金沢マラソン。

Nブロックからどうするのか。

あの、できっこないをやらなくちゃ。さんに

会えるかな。

2022.10.02 秋晴れ これがラストか五竜岳~唐松岳

本当ならスピ練などをしておかなければならない時期。

 

が、しかし数日前に隊長の

「週末天気良いよ。どうすんのよ?」

というメッセージに僕の決心は軽く覆ってしまった。

て、いうか隊長も金沢マラソンを控えてるのに

余裕なのだろうか。

 

五竜岳、唐松岳へ。

5:30黒菱駐車場スタート。

メンバーは隊長、K女史 当然リフトは使わない。

 

注:これ以降、K女史は一人でガンガンお進みに

なられたので画像は少ない。

だって追いつけないんだもん。

 

振り返ると雲海の向こうから朝陽が昇ってきた。

冷えた身体にも温かさが伝わってくる。

 

白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳三山のモルゲンロート

その存在感に圧倒される。

今日は、そちらの方面には行かないけれど、

また機会があれば縦走してみたい。

 

さすが国立公園、

唐松岳頂上山荘までのトレイルは広くて

整備もされているので、とても進みやすい。

リフト効果もあってか、早朝から沢山のハイカーさんで

賑わっていた。

 

今年の紅葉は今一つだとか。それでもきれいだけど。

 

画像提供:隊長スポーツ

 

途中立ち寄った八方池。

風がなく鏡と化した湖面に映る白馬三山の美しさよ。

 

8:00唐松岳頂上山荘 着

 

ここから、核心部ですよ。と隊長

 

天気が良すぎたからか、

目的地の五竜岳がとても近くに見える。

 

ん?

八ヶ岳?の右奥に富士山がハッキリ。

往路ではずっと見えてた。来年も行けるかな。

 

鎖場で彼女に追いついたが、

また引き離しにかかる女史。

高度2000m以上で普通にステップ踏んで駆けていく。

ケガしないでね。

 

五竜山荘まで来ましたよ。

五竜岳まで伸びるトレイルがいいね。

 

10:20ピーク

彼女は、待っててくれた。

折り返してきたら、どうしようかと思ったよ。

 

さぁ折り返そう。

しかし、この稜線たまりませんな。

 

五竜山荘で小休憩後、唐松岳まで一気に。

こちらは、唐松岳頂上山荘からのルートが整備されてて

大勢のハイカーさんで大賑わい。

小さなお子さんを連れた家族連れもチラホラ。

初めての登山で来る方にも安心できるいい所ですな。

 

12:50お待ちいただいた女史とパチリ。

 

先ほどまでいた五竜岳を始めとする名山が

一望できるこのロケーション。

これは人気だわ。

 

さ、下りますよ。

 

途中の八方池山荘で

ソフトクリームと炭酸飲料をいただくオッサン二人

彼女はもういない。

 

あとはゲレンデ下りるのみ。

昔、黒菱ゲレンデ滑ったな。

麓の駐車場から手を振る彼女が小さく見えた。

 

15:00すぎ無事下山。

 

帰りに立ち寄った

白馬塩の道温泉 倉下の湯

 

にごり湯源泉かけ流しで丁度いい湯加減。

長時間浸かっていられる。

外風呂のみというところがまた良かった。

 

今年の山行はこれが最後かな。

充実してたな。

 

帰宅の道中は、隊長と二人で女史に

レース参戦を強く推しておいた。

石川のトレラン界隈では、

秘密兵器といわれれいるとか、いないとか。

 

レースが全てじゃないけどね。

峨山道のスイーパー頼みましたよ。

決してブチ抜いて来ないようにね。

2022.10.01 気分転換

遅まきながら最近やり始めたロード練習。

その類のログはすっかりストラバに任せている。

 

そのロード練習で、たまには気分と風景を変えようと

木場潟へ出向いた。1周は6.4km。

走りやすく整備されていて、晴れていれば眺めもいい。

 

5週はペース走やるぜと意気込むも、

脚は重いし暑いしで3周で終了。

相変わらず自分に甘い。

どうしても一人だとこうなってしまう。

 

それよりも水際や流入部が気になってきた。

魚の気配が気になって仕方がない。

 

一旦、帰宅し最低限のタックルを持って

久しぶりにホームレイク河北潟へ急いだ。

 

時刻は16:00、時間は十分にある。

お目当てのスポットをランガン。

 

愛竿のロードランナー680H

キャストの仕方覚えてたよ。よかった。

 

ちゃんと応えてくれた、

ヤング雷様、ありがとう。※フックはバーブレス

久しぶりのバイトに胸が高鳴った。

 

今は、ランのウェイトがほとんどになってしまい

船舶免許もトレーラー車検も期限が切れて

いるけれど、

また、いつかはボートで走り回ってみたい。

 

しかし、練習不足な自分を現実は待ってくれない。

ビブス引換証が届いた。

スタートブロックは、金沢マラソンエントリー史上

自己最後方となる「Nブロック」

A・B・C・D・・・・ Nって

スタートゲートまでどのくらいかかるのだろうか。

こうなれば、Nなりの走りをしてみたい。

2022.09.25 山の上のバイオリン弾き

今回も、マッハ'sプランで白山へ。

メンバーは、ジャン隊長、嵐氏のいつもの4人。

午前1:00市ノ瀬スタート

別当出合まで、信越の思い出話やらで

1時間30分ほどかける。

 

今回のプランは、快晴の予報なんでご来光を拝んでから

おススメの北部白山へ。

マッハ氏曰く、そこには白山の原風景が広がっている。

とのこと。

 

日の出時間を見計らって御前峰頂上へ。

ガス一つなく、なんというパノラマだろうか。

360度、名だたる名山が雲海から顔を

のぞかせている。

さすが3連休で快晴の予報。

沢山の方が日の出を待ちわびている。

その雰囲気に花を添えるように

バイオリンの音色が山頂を包んでいた。

夜が明ける。

太陽が昇り切り、バイオリンの音が止まると

どこからともなく拍手が起こった。

感動しかない。

限られた時間しか見せてくれない室堂や別山の陰影が

たまらない。

 

さぁ気分を入れ替えて、プラン続行

大汝峰方面へ

そして初の中宮道へと足を進める。

北アルプスが見渡せる中、お花松原を目指す。

この稜線とトレイルにテンション上がる嵐氏。

 

絶景が拝める通称「嵐岩」

隊長、この雄大な景色になに思う。

 

北弥陀ヶ原を通り抜け

地獄覗、着

 

火ノ御子峰。地獄尾根の壮絶な景観がドーン。

さぁここから折り返し。これがキツイ。

ここまで下り基調で来ちゃってるから、

帰りはもちろん登り基調。

それでも、左側には北アルプスがずっと見えている。

 

急登にみんなヒーヒー言いながらニヤけている。

大汝峰麓まで帰ってきた。雲海がお出迎え。

 

大賑わいの室堂で休憩。

前日、宮本氏にいただいた

老舗銘菓、圓八のあんころ餅で糖質補給。

 

ここでマッハ氏から下山コースが発表される。

観光新道から白山禅定道で下りませんか。

そうくることは、3人はウスウス勘づいていた。

まだ、午前中で登って来られる方も多いし、

砂防新道は避けたいところ。

 

御前峰に別れを告げてゲザーン

 

観光新道は、人も少なく順調、順調。

下り、みんな速いぞ。

 

そしてさぁ白山禅定道。

うん藪漕ぎ。

アップダウンの連続に隊長のボヤキが

出始める。

 

全身運動の要素も必要。そして暑いし。

 

最近話題のキノコ見っけ。触っちゃだめ。

 

指尾山通過。無言感が伝わってくる。

 

六万山通過。

早く降りきりたい気持ちが満ちている。

 

急階段も何回か下り、ようやく登山口が近くなってきた。

とたん、杉林を駆けていく。

マッハ氏はもう見えません。

 

到着。

約13時間30分の山行。

振り返ると、どれがメインだったのかが

分からなくなるほど、変化に富んだメニューだった。

マッハ氏のプランにやはり予習は欠かせない。

 

今回、初めて訪れた北部白山域。

あのロケーションは、素晴らしい。

氏のおススメも頷ける。

 

今回は、よく頑張ったんで

清華園のやきめし大盛で〆。

ごちそうさまでした。

2022.09.17-19 信越五岳トレイルランニングレース100mile 走後記③

4:00頃ホテルチェックイン。

戸隠でDNFしたジャン隊長が起きていた。

史上イチ吐いたらしい。

やはり、過酷なレースだったことは確かなようだ。

何言か交わしてベッドで撃沈。

 

表彰式

あ、ヤバ中で僕の止血をしてくれた方が入賞してる。

天使さん、おめでとうございます。

 

完走者は、バックルを授かり、壇上へと上がる。

事務局許可済

「完走おめでとう。」

しっかり握手させていただいた。

 

帰りは、自分にご褒美

ミサのソースカツのせミソラーメン

カツとラーメンは別々の方がいいと分かった。

 

今回のレースは、暑くなることが予想されていたんで

ヤバ中DNFの反省点や経験が役に立った。

一度も足を攣ることがなかったのは初めてかも。

 

最初から最後まで走らされた。

次回への課題を見つけておきたい。

 

・コースの予習

詳細な距離やアップダウンを把握して

いなかったため、途中で心が折れかけた。

GPXをしっかり読み込みたい。

 

・ドロップバッグの中身

事前に用意したドロップバッグ2か所分の中身

多すぎたな。

結局使ったのは、

トップスピード2個、ジェル2個、

アミノバイタル4包、羊羹1個

塩熱サプリ12個、缶コーヒー2本、

果物ゼリー1個、カロリーメイト1本

黒棒1本、OS-1粉末1包

食が進まなかったのもあるが、

ほとんどが残ってしまった。

探すのにも時間がかかったし。

 

・下痢

ロングレースは必ず下痢になる。

今回はジェルの成分も考慮したけれど、

それでもだめで、トイレ時間に多くを費やした。

待ってる間に蚊に刺されて

痒くなったのもストレスだった。

トイレだけで45分は使っている。

時間がもったいない。

 

次回以降に改善していこう。

レースを終えて、来年は、ペーサーかサポートか

ボラで参加したい気持ちになった。

 

お疲れさまでした。

提供:みついしんたろう