ラッセル・ブランドは、イギリスのコメディアンです。昔はヘロイン中毒で、色んな女性有名人と浮名を囁かれていた軽いセレブ、というだけのイメージでした(かなり悪印象)。しかしそれを乗り越え、自らのYouTubeチャンネルで政治や世界観、ヒーリング、スピなどおもしろい見解を語り始めてからよくチェックしていて、たまにこちらのブログでも彼の発言や活動を取り上げています。

 

今ではむしろ、思想家という方が近いでしょう。

 

キャラクターが濃いので賛否両論ありますが、彼の考え方や方向性が基本的に好きです。

 

また過去の記事で何度も名言していますが、彼の昔のごく一部の人間関係だけに焦点を合わせて、「彼もあちら側だ」という考えの人もいるようですが、そういったマイナス点になりえるところを差し引いても個人的に学ぶところの方が断然多いので私はまったく構いません。善か悪かという二元論的な考えは性に合わないですし。

 

 

 

(画像:数年前の「救世主コンプレックス」というツアーのポスター)

 

 

YouTubeチャンネル

 

 

 

その彼の動画を何気なく聞いていたら、またよいのがあったので動画(女性と二人のインタビュー形式)の内容をサクッとメモしていたのですが。。。すいません!その動画を見失ってしまいました💦

 

出典がないものの、内容の一部をこちらでご紹介させていただきます。

 

 

政治とスピリチュアリティ

 

ラッセル:政治とスピリチュアリティは一般的に、(並行で混じらない)パラレルであったり、あるいは両極端な存在だと考えられている。

しかし本当のスピは政治的なものだ。目覚めのプロセス上にある場合、自分の周りのシステムに興味を持つのは自然なことであるから。

そしてスピ的な目覚めによって、自分がどのような文化や環境の中で暮らしたいのかと考えるようになる。

女性:しかし実際には、スピの人やグループは「私たちはそういったこと(政治)については話さないから」という場合が多いが、それは本当の自由ではない。むしろそういう考え方は、その人がソシオパス的なシステムに依然として捕らえられていることを示す。

ラッセル:スピリチュアリティを他人を攻撃するための武器として使う人がいるが、そうではなく、自分や周りの人を与えられた幻想から「解放」するために使われるべき。

 

 

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政府って?

 

 

ブッシュが悪だの、オバマが悪だの、

そんな風には考えないようにしましょうよ

 

システム全体が悪いのであって、
 

政府全体が廃止される必要があるのだと、考えてください

 

ラッセル・ブランド

 

 

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「革命は世界中で始まっている」 ラッセル・ブランドがBBCで炸裂

 

 

 

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彼にせよデイビッド・アイクにせよ、スピと政治を水と油の決して混ざらない相いれないもの、とはけっして考えないような自由な思想家タイプが個人的にはおもしろいですね。

 

私もスピ的なものは、現実の肉体的・物質的な生活とリンクした、自分の人生を充実させるため考え方の一部だと考えているので、特に政治と「相いれない」と感じたことはないですけど。

 

 

また、スピと科学も「正反対で敵対するもの」という考えもあるようです。

 

これについては、「聖なる予言」の作者ジェームズ・レッドフィールド氏による続編、「第十二の予言 決意のとき」が非常に興味深かったです。

 

この話の中では、科学も一つの「宗教」のような枠でとらえていますが、スピと科学を完全に分断するのではなく、お互いにサポートしあう存在として共存し得るのが望ましい、という方向性でまとめられています。

 

 

 

◆「第四の学び」は、イデオロギーの極化を正す方法です。
宗教やイデオロギーにとらわれた人々は、嘘や欺瞞に満ちた偏ったシステムを作り出して
互いに対立し、世界を危機に陥れています。

それを正すためにこそ、私たちの霊的な学びが必要なのです。

 

これは科学だから、あれはスピだから、と枠を頭の中で作ってしまって完全にわけてしまうのではなく、スピとよばれる事象を科学的に証明していくことが可能だし、それが大事だということです。

 

また、「スピは科学的じゃないから」という自分の印象だけで確認もせずに否定するような考え方自体も、実は非科学的ですしね。科学というのは、事象を観察していてある一定の法則性が見いだされた場合に、それを仮説として立てて、客観的な方法で証明(あるいは反証)し、その事象が同じ環境の下で再現されるかを確認していく作業のプロセスだと思いますし。自分が違うと思うから(主観)、というだけで簡単に否定する人ばかりだと科学も前進できないですよね。

 

実際に科学的な技術が進む中で、これまで「スピリチュアリティ」とされていた事象に対して、科学的なアプローチをしている研究も多数存在しています。

 

 

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二極化の激しい社会だったのが、コロナやワクチンでさらに分極化が激しくなり、二つの異なる考えが、さらに距離や溝の深さを増していますが、世の中そうやって単純に二つにぶった切ることができないものもありますし、実は二つどころかもっと細かく細分化されている場合もほとんどです。さらには上記の例のように、まったく反対と思われている概念でも、実は融合性のとても良い場合もあるかもしれません。

 

こういった二つの考えを分断してしまうよりも、むしろその二極を橋でつなげようとする方が世界が広がり、深みも出ておもしろそうです。

 

また政治的要因をアレルギー反応のように除去したスピもちょっと物足りないですし、人間の精神性を全く無視した政治も理想とは思えませんし。

 

ただ一部でスピ的な考えが政治に対してなんというか。。。濫用(悪用)されている場合もけっこうあるようなのは気になりますけどね💦 それも個々の判断次第かなとは思いますが。いきすぎたスピで自分の足元(リアルな生活)を見失らないようには気を付けたいなとは思います。