花粉症は、人体でできるIgE抗体の根元に花粉がくっつくことで、肥満細胞が刺激され、ヒスタミンが分泌され、花粉症の症状がおこります。
このIgE抗体の根元に『オマリズマブ』という薬がくっつくことで肥満細胞への反応を抑制する働きがあり、花粉症の症状を和らげるとのこと。
アレルギー専門の病院では、この薬(注射薬)を扱っているところも多いそうです。
ですが、保険適用でも高額で、年間約6~20万円かかること、
また、この薬には、マウスの遺伝子が3%入っていることもあり、逆にアレルギーが引き起こされる副作用がおこる可能性もあるらしい。
また、粉末タイプで鼻に入れるとゲル化して、フタをし花粉をブロックする点鼻薬、ナサリーズ
従来は液体タイプで鼻に刺激が大きかったが、粉末タイプなので刺激が少なくなるとのこと。
また、こういった薬品は対処療法だけで根治はできず、一般的に免疫療法(舌下免疫療法)で治療が行われ、従来は最低3年(推奨は5年)かかっていました。
ですが、最近は、ウイルスや細菌感染に反応するIgG抗体を花粉に対して働かせる治療法が開発されていて、これらの治療法では花粉症が1年ほどで根治する可能性があるそうです。
今後に期待したいですね
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参考文献
日本医科大学 医学研究科教授、日本アレルギー協会理事 大久保公裕氏より